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エッセイ

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#アドラー心理学

「嫌われる勇気」と発達障害

アドラーを紹介する「嫌われる勇気」という本が好きで「あ、この人には」という友人に紹介することも多い。
タイトルの「嫌われる」ってのもワタシそのものだし、内容にある「常識へのアンチテーゼ」ってのも気に入っている。
承認欲求の否定も、そうだそうだ、とうなずいてしまったし、誰に対しても意識の上では対等であり、横の関係を築くってものワタシだし、
いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる連続する刹那な

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「幸せになる勇気」と自殺志願と傾聴と

「幸せになる勇気」と自殺志願と傾聴と

 アドラーを紹介する「嫌われる勇気」という本があってちょっとまえにnoteでも取り上げた。
 で、今回はその続編「幸せになる勇気」の読後感想も書いちゃおっと。
 「幸せにある勇気」ではアドラー心理学はカウンセリングである、と紹介される。さらに教育もカウンセリングであるってね。
 カウンセングとは、相談者の「自立」を援助することって書かれているのだけど、アドラーの言う「自立」とは、普段使われる、自分

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「嫌われる勇気」アドラー的 SNS考

 実はめちゃくちゃ我が強く自己中なことは自覚している。
 そんなボクが、ちょっと「普通人」として振る舞ってみようと思ったのは7~8年前の同窓会あたり。
 ちょうど子どもの成長にあわせた保育運動にも区切りがついたタイミングだった。
 あ、普通人でないってのは、市民運動系の友人、被差別部落出身や在日コリアや被差別民、ホームレスなんかのそれまでお付き合いが深かった人。

 で、「普通人」として振る舞うっ

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「嫌われる勇気」と傾聴

「嫌われる勇気」と傾聴

最初に読んだのはいつだろう?
奥付に2014年6月11日の第13刷とあるから4年近く前のことだ。
「かなりいい本」というイメージがあったのだが、詳細は忘れていた。
今回、友人に貸すと約束したので、ホントに「いい本」だったけと読み直してみた。
本は「悩める青年」と「哲人」の対話という形式をとっていて、アドラー心理学を哲人が青年に伝授するという内容。
読み直してみて、やはりいい本だと感じるが、多分以前

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