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書評 7つの習慣~公的成功への道④~
第4の習慣
win-winを考える。
富とは限られたもので奪い合い(win-lose)
私が負けるぐらいなら周りも道連れに(lose-lose)
私が我慢したらいいだけでしょ(lose-win)
私さえよければいいの(win)
これらは私が実際に発していた言葉である。
誰かに求められたい。頼りにされたい。
誰かに貢献したい。
誰しも承認欲求はある。
私の職場では勉強会がある。講師は職場の同僚
書評 7つの習慣~私的成功への道③~
第三の習慣
最優先事項を優先する。
この習慣は時間管理である。
以前にも書いたように私は時間に関して様々な工夫をしているが難渋している。それは重要度が何か分からないので優先順位がたてられていないからだ。
重要というと火急の仕事や日々の生活のルーティン作業だと思ってしまうが、7つの習慣では異なっている。時間管理が第一や第二の習慣ではなくなぜ、第三なのか?ここでいう重要度とは第二の習慣で作成したミ
7つの習慣~私的成功への道~
全世界中で売れ続けている、自己啓発の本。「習慣」と言っているだけあって、付け焼き刃のようなテクニックは教えてくれない。
大まかな用語や内容はYouTube参照。
公式ホームページに実践ワークがあったので私は本を読みながら進めることにした。
https://www.franklinplanner.co.jp/c_fpl/selfstudy/
第一の習慣に影響の輪と関心の輪という考え方がある。私は他
書評 「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本~幼少期に読んだ物語の教訓~
人は親や学校、職場などの環境以外からも影響を受ける。そのなかに幼いころに読んだ物語もある。
この本を読むと自分の中の「ちゃんと」って何だろう?と思わずにはいられない。その時、頭の中にフッと浮かんだ逸話があった。
それはアリとキリギリスである。
私が読んでいた絵本にはこんな物語が描かれていた。夏に楽しく歌うキリギリスの横で汗水を滴ながら食糧を確保するアリがいる。冬にお腹をすかせてしょんぼりしている
書評 ちゃん卒未公開原稿~出来るだけ節約ってすべき?~
2020 5/15 に魅力ラボ主催者小田桐あさぎさんの「私、ちゃんとから卒業する本」通称:ちゃん卒が発売される。Amazon予約販売キャンペーンとして未公開原稿がプレゼントされたので読んだ。
貧しいことは清らかだという思い込み。だけど…本当にそうなのかな?
私は近所にあるスタバに行けなかった。育休期間中に一人で静かに過ごせる場所を欲していた。行くお金がないという理由はない。夫は育児の合間の息抜
書評 ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」~ToDoリストの落とし穴~
私は先月に育休から仕事に復帰した2児のワーママである。育休中に比べ家で過ごす時間は少なくなった。絶対的な時間を増やそうと機械に頼ったり食事の作りおきなどをして工夫をしている。その日によるが小さな時間は作れる。しかし、毎日があっという間に過ぎ去ってしまう。育休中のようにあえて過程を楽しむ方法では平日は疲弊してしまう。
時間を作るには辞めることを決める。
ちょうど、7つの習慣という本を読んでいて時間
書評 沈黙~人間の強さと弱さ~
私は特定の宗教を信仰していない。神社にお願い事に行くし、クリスマス会にも花祭りにも参加する。日本には私と同じような価値観をもつ人が多い。日本は宗教に寛大な国と思っていたがそうではなかった。かつての日本には禁教とされた宗教があり政府によって宗教は決められていた。
踏絵を踏んだキリシタンという本を読み書評を書いた。その中で踏絵は形骸化されていたということだが、実際のキリシタン達はどう捉えていたのか?
書評 踏絵を踏んだキリシタン~悲劇の中の強かさ~
絵踏といえば、江戸時代に行われてきた幕府による宗教弾圧である。学校の社会の教科書に掲載され長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産として世界文化遺産へ登録された。隠れキリシタンたちは弾圧により自尊心を奪われ、ある者は処刑され、肩身を狭くしながらも信仰を続けてきた。
絵踏は長崎町人や村人にとって義務だった。もし、踏まないものがいた場合、役人にも罪が及ぶことになるため、行方不明者がいると、奉行所まで届
書評 賢者の贈りもの~gift~
デラは3度も数え直しました。1ドル87セント。明日はいよいよクリスマスなのでした。
この作品はある夫婦の物語です。
この夫婦には貧しいけれど自慢にしている物がありました。
一つめは妻デラの栗色の美しい髪。
二つめは夫ジムの祖父から代々伝わった金時計。
これらの物はどんなお金持ちや権力者の持ち物よりもずっと価値があると二人は思っていました。
だからこそ二人はその価値に似合うものをクリスマスの贈り物
書評 マエストロ・ガールズ~あたし今、コルネットに恋してる~
吹奏楽部。別名、文化系運動部。
私は中学で吹奏楽部だった。授業が終わればロングトーン、パート練習そして最後に合奏練習。毎年、夏にはコンクール。そんな部活生活をこの物語で久々に思い出した。
主人公の美香は高校2年生。吹奏楽部の顧問の先生に恋をしている帰宅部生。楽器の演奏経験はない。学校帰りに捨てられていたコルネットを拾ったところから物語は進んでいく。そのコルネットには紫乃という17歳で病死したコル