書評 7つの習慣~公的成功への道④~
第4の習慣
win-winを考える。
富とは限られたもので奪い合い(win-lose)
私が負けるぐらいなら周りも道連れに(lose-lose)
私が我慢したらいいだけでしょ(lose-win)
私さえよければいいの(win)
これらは私が実際に発していた言葉である。
誰かに求められたい。頼りにされたい。
誰かに貢献したい。
誰しも承認欲求はある。
私の職場では勉強会がある。講師は職場の同僚たち。私は講師をするのが嫌だった。知識や技術がないからではない。
勉強会をするということは自分の知識や技術を公開すること。公開したら私は必要なくなるんじゃないかと思っていた。私の作った資料をみて業務を進めたらいい。では資料を不完全なものとして作ろうか。
同じ分野に興味をもつ人(ライバル)が現れるのが怖い。すぐに私なんて抜かされて誰からも必要とされなくなる。なるべくライバルは少なく、担当は私だけでいい。たとえそれで忙しくなっても構わない。
独り占めすることで他者からの承認を得ようとしている。書いているだけで悲しくなるようなマインドである。これをこの本では欠乏マインドという。
それに対して豊かさマインドは内面の奥深くにある自尊心と心の安定から湧き出るものがある。この世にはすべてのものが全員にいきわたってもなおあまり余るほどたっぷりある、と考えるパラダイムである。だから、名誉も評判も、利益も、何かを決定するプロセスも、人と分かち合うことができる。こうして可能性、選択、創造力の扉が開かれるのだ。
私のミッション ステートメント
私は誠実に生き、人々に生きる勇気を与えます。
仕事において活き活きとした姿で周りに活力を与えます。
欠乏マインドの人は活き活きしているように見えるか?独り占めによる承認を求め悦に入っている人に虚しさを感じる。羨ましさや憧れはない。活力も与えられない。成長もない。
人には高次の欲求として承認欲求があるが私が求めているのは豊かさマインドによる承認欲求である。そもそも知識や技術は制限があるものではない。職場内勉強会は同じ目標をもつ仲間であり本来は豊かさマインドである場所なのだ。私一人では小さなことしかできなくても、私の持っているものを分かち合うだけで大きな成果になる可能性のある場所。分かち合うことで私自身の持っているものも大きくなる可能性の場所。人とは人間関係の中でこうやって成長していくのだろう。
世界が豊かさマインドで満たされるために私こそが豊かさマインドでいよう。
そのために何か質問を受けたら誠実に答えよう。
執筆 Asami
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