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#生命科学
The Nobel Prize 2023
今年もノーベル賞の発表ですね。毎年功績のあった方を選ばれていますが、日本人が第一回の候補に上がっていたことを知らない方も多いと思うのでご紹介。
そして繋がる研究
日本の方が活躍されています。
微生物、感染症、免疫、遺伝子などは生命に関わる大事な分野です。解明が進めば、それを活用して人に有益になるものとして使えるようになります。
この分野が医学生理学賞という分野になります。この分野の日本人の
体を守る免疫のお話。
人間の体は、外部から侵入してくる病原菌やウイルスなど、あらゆる異物を排除する仕組みが備わっています。それが「免疫」という防御システムです。この免疫は、私たちが健康でいるために欠かすことのできない機能であり、非常に複雑な仕組みで成り立っています。
書き始めの言葉はAIアシスタンで書いてもらいました。その通りの文章ができています。すごいもんです。
では免疫のお話をわかりやすく書いていこうと思います
免疫とは。- 自然免疫と獲得免疫
免疫力つけると病気にかからない!とよく言われるぐらい誰もが免疫ということばを聞いたことがあると思います。実際に免疫力が目に見えている実感があるという人は少ないと思います。免疫と言っても漠然としていて何がどう聞いているのか、必要なのかがわかりにくと思います。
免疫は自分の体を守ってくれている大切な機能です。目に見えなところで日々、毎日体のあちこちで免疫のお世話になっています。
それはどんなもの?
ライフサイエンスのすすめ
今日はノーベル賞が発表がありました。まずは医学・生理学賞ということでライフサイエンスで頑張った人が選ばれるものです。
今、まさに感染症の時代です。はるか昔から感染症は発生しては収まり、そして発生を繰り返してきましたが、ヒトはワクチンを開発して、治療法、薬を作りそれで満足していたところがあります。まだまだすべきことがあると研究者は日々の研究生活を人生かけてやっています。
そこで起きたのがコロナウ
免疫のはなし(9)。 - ワクチンの違い。
これまでにない広がりをみせて、恐怖と不安をみんなが持ち、いろんな憶測を生み出し混乱させている感染症。みんながこれだけ感染症について考えたこともなかったと思います。一般の人がこれほど感染症に興味をもったことはないのではないでしょうか。免疫、ワクチンについても興味も持って学習されている方も多いんではないでしょうか。
ワクチンについて少し書いていきたいと思います。ワクチンはウイルス、細菌などの微生物か
免疫のはなし(6)。 - 判断する仕組み。自己、非自己。
いよいよT細胞が出てきたのでB細胞も一緒にお話しましょう。一般には抗体を作ることができるB細胞の方が有名ですね。
T細胞、B細胞による免疫反応は獲得免疫として理解されています。免疫反応の中枢となっています。いろんな敵、自分でないものに対して強く反応して排除に動きます。ここで強い自分、自己を定義してそれに合わないもの非自己として判断します。
この自分の定義は主に骨髄、リンパ節、脾臓、胸腺といった
免疫のはなし(4)。 - からだをまもる(自分でないもの)。 自然免疫
"てき"が入ってきたときはどんなことをして体を守っていくか。これが問題です。体の中にはいろんな細胞があります。その細胞にの中で体を守っているのが血液の中にある血球と呼ばれる細胞です。
赤血球が一番有名かもしれませんが、今回の主役ではないです。今回の主役は白血球ということになります。
好中球、好酸球などは細菌、マクロファージ は寄生虫が体に入ってきたらすぐに動ける防御部隊です。好中球、好酸球は細
がんばれ!T細胞。 - ウイルスをやっつけろ!
ヒトがウイルス感染症から回復するために渋い役割を担うのがT細胞。一般的にウイルス感染があった場合に回復するためには抗体を中心とした免疫が働きで治っていくイメージがあると思います。
実は抗体ができる過程、たくさん抗体が産生されるにはT細胞が必要です。T細胞があってこそ抗体を産生する形質細胞と呼ばれる細胞がたくさん増えます。
T細胞が陰ながら力添えしながらB細胞を形質細胞に成長させ分化を促進します
ウイルスが増えていくためには。
ウイルスは自分だけでは増えられません。他の病原体はどうでしょうか?細菌は必要な栄養があれば自分で分裂して増えます。寄生虫は生活環がありいろんな変化をしながら増えていきます。
ウイルスは生きた細胞がないと増えることができないのです。理由は一つ、タンパク質の合成機能がないからです。その機能を生きた細胞に入り込むことで手に入れ、細胞を利用してウイルスタンパクを作ります。
通常は細胞のDNAの情報を翻
CRISPR/Cas9 -Nobel Prize!
CRISPR-Cas9(clustered regularly interspaced short palindromic repeats / CRISPR associated proteins)長い名前ですが、簡単にいえば"制限酵素"で遺伝子を切断する方法です。
制限酵素とは
2本鎖DNAの特定の塩基配列を認識し、これを切断する働きをもつもの
制限酵素で遺伝子を切ることでいらない部分を切