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いつでもお話聞くからね

けんかのたね

今年の読書感想文
1・2年生向けの
推薦図書。

お父さんが疲れて家に帰ると
子供たちはみんなで大喧嘩。
飼い犬と飼い猫まで。

お母さんは
「きょうはみんなわるいこ。」
だと言う。

子供たちはみんな
相手が悪いと言っている。

最終的に
話せない猫が一番悪い子に。

猫は
ネズミが悪いと
問い詰めると
ネズミはあっさりと謝る。

ネズミをきっかけに
今度はごめんねの輪が広がる。

こんなお話。



私が一番印象的だったのは
大人の言葉。



悪い子
っていう言葉。



お父さんも
お母さんも
忙しいのかな。
疲れているのかな。

ちょっと心配してしまった。



最後はごめんねが
素直に言える子供たち。



本当は
悪い子だなんて
思っていないよね。
きっと。



大人にとっての
いい子とか
悪い子とか
本当は言いたくないよね。



でもきっと
言葉を選ぶ余裕なんて
なかったんだよね。



この絵本の
お父さんとお母さんに
もし出会えたら伝えたい。



いつもごくろうさま。
いつも頑張っているね。
身体はしんどくない?
心は疲れていない?

お父さんとお母さんの
助けてくれる人は
きっとたくさんいるよ。

もしよかったら
頼ってみてね。

いつでも
お話聞くからね。
って。

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