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ワールドワイドな出逢いの場

まず最初に、
皆さんは下記の様な場面に出食わした事はなかろうか?

女子①「聞いて聞いて!私、彼氏出来た!」
女子②「え!そうなの?おめでとう!良かったね!
    てか、写真見せてよー!」
女子①「いいよ、待ってね。」
※大抵の女子はこの与えられた時間の中で、必死こいて彼氏のカッコ良い写真を探すだろう。
しかし、私は事前に厳選しておく用意周到タイプである。

ーーーーーーーータイムアップーーーーーーーーーー

女子①「はい!この右に写ってる人」
女子②「わー、優しそうな人だね。」←当たり障りないやつ
   「で、どこで知り合ったの?」
女子①「……出会い系だよ。」
女子②「あ……へぇ〜そうなんだ。とにかくおめでとう。」

と、この様に気まずい沈黙が流れる事が時々ある。
それは全て”出会い系”というワードのせいだ。
大抵の人間がこの未知の世界を固定観念でガチガチにしているはずだ。
何故か世の中には、出会い系サイト=⚠超危ねえぜ。
という概念が出来上がっている。
それはおそらくニュースで殺人事件、誘拐事件に発展したカップルは、出会い系サイトで会ったらしいと流されたりするのと関係してたり、してなかったり?!
まぁとにかく悪いイメージがはびこっている。
無論メディアからの注意喚起は一番効果的であり必要であると思う。
しかしこの注意喚起を受け、自分の身は自分で守るのだという意識を上げるのでなく、出会い系サイトは危ねえから絶対やらないぞ!と思う人が大多数なのが現状である。
それはそれで良い。
危ない物から見を遠ざけるのも立派な自己防衛である。
だが、私がここで言いたいのは出会い系サイト自体が危ないのでは無く、あなたの警戒心の薄さが超危ねえぜ。って事なのだ。
まぁそもそも悪い事を考える輩が居ることが残念なんだが。

まぁブツブツ言うのはここまでにして、
今からは私のオンライン体験談を話すとしよう。

まず私が初めてインターネット上で人と出逢う経験をしたのが高校三年生の時である。
駆け出し初めのフェイスブックに登録をしたのだ。
台湾のペンパル友達に紹介され、始めたのであった。
当初は使い方が分からず、殆ど使用しなかったが留学を機に米国では大人気と知り、思いっきりトレンドに飛び乗った。

こうして私はフェイスブックヘビーユーザーへと進化を遂げたのであった。
この時にオンライン上での出逢いは無限であると思い知った。
国境など存在しない、つまり文字通り世界中に友達を作れるのだ。しかも飛行機など乗る必要はない。
部屋でパソコンの前に座ってマウスをくるくる回せばあれよあれよと言う間に国籍豊かなネットワークが作れるのだ。
という訳で私はフェイスブックでいう”友達”の数を増やす事に没頭した。
「友達申請→承認完了→はい、お友達」
この動作を繰り返し、ちゃっちゃっと知り合いを増殖させていった。それは恐ろしいほどに。
しかも嫌だと思えばあっさり縁が切れて面倒からは逃れられる。
つまり希薄な人間関係を築くにはもってこいの場所であった。実生活では不可能な方法で友達が出来る事に快感さえ覚えていた気がする。

だがある日一人のイタリア人男性とフェイスブック上で出逢った。
そしてこの一度も直接会った事の無い人間が突如私の彼氏になったのだ。
そう、これが私が初めて経験したオンライン恋愛である。

だが、これについては次回詳しく話すとしよう。

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