家族と実家（休職241-242日目）

2022年10月1日(土)

家出したという報告をした前回のnote。

その日結局眠りについたのは４時半ごろ。

夫が会社に行くという９時までに
帰るか帰るまいか迷っていたが、
結局眠くて起きたのは９時を過ぎていた。

10時前にチェックアウトを済ませる。

家に着くと駐車場に夫の車があった。

（９時に仕事行くって言ったのに…）

予想通り寝ていた。

私「９時過ぎてるけど大丈夫？」

夫『うん？…大丈夫…』

土日の夫あるあるだ。

『定時は９時だからできるだけ
　９時に行った方がいいけど、
　土日は人がいないからちょっと遅れても大丈夫』

みたいなそこの人にしか分からない
暗黙の了解があるのだと思う。

私は洗濯機を回して

食器を洗って

シャワーを浴びた。

その間も夫はずっと寝ていた。

期待するだけ無駄だと分かっていながらも、
昨日のことで少し起きて釈明するとか、
「ごめん」の一言でも聞けたらと思っていたけど
なかった。

11時過ぎ。

夫起床。

夫『アントニオ猪木亡くなったんやな』

第一声がそれかよ。

夫『何時に出るの？
　シャワー浴びるからその後もおるんかな？』

多分おるけど、
そもそもあんたが早く起きとけばよかった話やろ。

ダメだ。

すべてに怒りが湧くモードに入っている。

結局夫はシャワーを浴びて
着替えてすぐに出て行った。

「『気を付けて』」

その一言だけ交わした。

気持ちが沈んでいるうえに寝ていなかったので
しんどいまま列車に乗り込む。

パンパンのリュックと
パンパンのでかバッグを下げて。

家出少女。

否、家出女。

気付いたら寝ていた。

この眠りによって少し体力が回復していて、
新幹線に乗る前に家族にお土産を買って、
到着する駅に子どもが生まれた友達に
出産祝いを買える場所があるかどうかを調べた。

新幹線が目的地に到着。

姉と合流。

とりあえずすごく労ってくれた。

目が疲れてるとのこと。

確かに疲れてはいた。

ロッカーに直行して荷物を入れ、
その後近くのデパートへ。

しんどすぎてその辺にあった服を着て
すっぴんで出てきた私。

この格好はまさに
競馬場で負け馬券を握りつぶすおっさんのそれ。

気持ちが落ち込むと、
「私可哀想なんでそんな余裕ないです」
という心持でいられるけど

ちょっと元気になるとただただ恥ずかしい。

自己肯定感爆下がり。

帰りたい。

ただ、さすがデパート。

いい出産祝いが見つかった。

帰ろう。

いつもは姉と一緒に実家まで
２時間半ほどかけて車で帰るが、

今回は真ん中の地点で母と合流して
私を受け渡すという方式。

手厚い。

合流地点であるコンビニへ。

店から出てきた母に手を振る。

（母の服のセンス変わった？）

（ちょっと背中曲がってない？？）

（会ってない間に結構年取っちゃった？？？）

母じゃなかった。

知らないおばさん、ごめんなさい。

３人で中華料理を食べた。

母と私はチャーハンを１人前ずつ頼んだのだが、
母が小食なので母が残したチャーハンを食べた。

母が味が薄いからとソースをかけていた。

恨んだ。

実家に着いたのは22時前。

祖父は寝ていたが祖母が起きていた。

87の祖母。

１年以上会っていなかったから
よぼよぼだったらどうしようと思っていたら
全然変わっていなかった。

なんならスマホを手に入れて
LINEデビューしていた。

恐るべし。

あと20年は生きるつもりだな。

2022年10月2日(日)

９時ごろ起床。

久しぶりの実家での夜は
前日寝られていなかったこともありよく寝られた。

朝からごはんとみそ汁を食べる。幸せね。

母『化粧台先に使っていい？』

私、化粧しないです。

ごはんを食べた後にまた眠気が襲ってきた。

結果的に起きたのは13時。

その間に見た夢が驚くほどリアルだった。

明日会う予定の友達が

『２人で会うのもつまらないから
　彼氏連れて行っていい？』

という連絡が来て戸惑う夢。

起きて１階にいる母のところへ行くと

『眠いんでしょ？まだ寝たらいいじゃない』と

言われる夢。

数年間探し続けている中学校の卒業文集と卒アル、
高校の卒アルを発見した夢。

あと、リアルではなかったけど
高校の同級生とコロッケ工場に行く夢。

寝ては起きて寝ては起きてで
寝るたびに違う夢を見た。

不思議だね。

母が買い物に行くと言うのでついていった。

地元の店は誰かに会う可能性があったから
怖くて嫌だったけど、
ちょっと車を走らせていく店なら問題ない。

今回の帰省中に、やりたいこととして
毎回作るかぼちゃのパウンドケーキを作ることと、
たこ焼きをふるまうこと（ﾃﾞ、ﾃﾞﾀ‐‐‐‐‐‐!!!!）

本当は鉄板と千枚通しを
家から持って帰ろうと思ったけど
荷物が重すぎるからやめた。

その結果何軒かはしごすることにはなったが
目当ての鉄板をGET。

家と同じやつのくせに600円くらい高かった。

ただ千枚通しはダイソーで買えたし、
材料費が安くついたからトントンですかね～。

家に着くといいにおいが…

90歳の祖父は孫が帰ってくると
必ず七輪で焼き魚を焼いてくれる。

いつもはアジだがきょうはカマスだった。

これがおいしいんだよな～。

炭火焼バンザイ！おじいちゃんバンザイ！

ごはんを食べて、
思い立ったように卒アルや文集を探してみたが
やはり見つからなかった。

あした入念に探そう。

と、言いつつ明日は幼なじみと遊ぶ。

先日３時間近く電話した友人。

意外と早く会えたね。

ランチを食べに行く。

楽しみ。

夫のことだが、夫のことを話し出すと
愚痴になるので話すまいとするのだが

だてに10年以上一緒にいるわけではないので
あらゆる場面で夫が脳裏をよぎる。

無理に忘れる必要はないけど、
ちょっとは妻であることを忘れて過ごしたいよね。

大して妻らしいこともしてないくせに。

ではきょうはこの辺で。