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リーディング解説に説得力を持たせる伝え方と、文章(メール)鑑定のコツ

こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
毎日投稿実施中(投稿時間はランダム)。

今回は前記事の例を使って、より相談者さんに飲み込みやすくしてもらう小技と、文章形式で占い鑑定を送る際のコツについて解説します。




1.前回のリーディング結果のまとめ

前記事は以下


解説に必要な部分だけ抜粋します。

「今は恋愛を諦めかけていますね」

「ですが、実は今、出会いに繋がる環境にいるんですよ」

「近未来で今のマイナスの状況から、プラスの状況へと変わっていきます。理由は、特定の人物との縁が強まるからです。そしてその人物は、今の人間関係や団体の中にいます」

「そしてその人物との恋愛ルートにしっかり入ることで、これまでの停滞していた恋愛人生が終わり、新しい恋愛人生が始まります」

「では、恋愛ルートに入るためのアドバイスをこれからお伝えします」

①「アドバイスは一つだけで、出会い自体のイベントは自然と発生します。ただ、〇〇さん(相談者)の不安感や後ろ向きな気持ちが、そのチャンスを逃す可能性が高いと出ています」

②「なのでその際に意識することは、LINEの交換を自ら申し出るのと、差し障りのない内容でいいから、LINEでコミュニケーショをとりに行くことです」

③「2人の発展ペースはゆっくりみたいなので、段階を飛び越えたアプローチは避けたほうがいいでしょう。縁を保つことを意識し、お互いのことを知りながら少しずつ距離を詰めてください」



2.小技

結論を言うと、リーディング解説をする際は、カードの意味を説明しながら伝えると説得力が増します。

相談者さんの中には、中途半端にアルカナを齧っている人が大勢います。
中には、『逆位置=悪い結果』と思い込んでいる人もいるほど。

【悪魔】なんかは代表例ですが、良いリーディング結果になることもありますよね?


「逆位置が多いのにそんな前向きな結果なの?」
「あのカードの意味って◯◯だったと思うけど……」


なんて思いながら聞いても、頭に入ってきません。

今回だと【ソード10】が良い例なので解説すると、

「【ソード10】は一般的に破滅と読みますが、この死体は過去の自分と読みます。
夢占いで自分が殺される夢を視ると吉夢って言うでしょう?
それと同じです。

過去と現在が良くない状況を示していることは説明しましたが、それらが終わって真逆の状況を生み出す大きなタイミングです」

私はいつもこのような話し方をしています。

特にウェイト版は相談者さんからしても見慣れていますし、雰囲気の良し悪しが一目瞭然ですからね。


他にも【月(逆)】と【雲】のカードから、

現状、LINEのやり取りを逃す可能性は高いです。
不安感を取っ払い、一歩踏み出せというアドバイスカードが2枚出ていて、強調しているんですよ。

と2枚のカードを指せば、カードの意味が分からなくても、「なるほど」と謎の説得力が増します。

そうすれば、「確かに想像できる」や、「確かにいつも私はそれで逃していたかも」と、過去の記憶と照らし合わせてより記憶に残りやすくなります。


一枚一枚説明してもいいと思います。

「【ペンタクルナイト】の逆位置は停滞を示していて、【カップ7】と合わせると諦めかけているのが分かりますが、実は【庭園】が、今の環境が良いことを示しているんですよ」


今回は情報量が多かったですけど、カードによっては同じことを指すカードが重複することもありますよね?

そうなると、「これだけの枚数があるのに、それしか情報がないの?」と思われることもあります。

よほど時間にシビアな状況でもなければ、カードの説明をしてデメリットになることはありませんよ。



3.文章(メール)で鑑定結果を送る際の注意点

大半の方は文章化したまとめを送っていると思います。

ただ、存外長文が読めない人は多いです。

都合の良いところと悪いところだけをピックアップしてしまい、肝心の部分をスルーされてしまうなんてことも珍しくありません。

とはいえ口頭と違って読み返すことはできるので、読みやすいようにまとめられたら、むしろ大きな長所となります。


ポイントは、箇条書きっぽくです。

箇条書きだと飲み込みにくくなるので、ぽくですね。


①「アドバイスは一つだけで、出会い自体のイベントは自然と発生します。ただ、〇〇さん(相談者)の不安感や後ろ向きな気持ちが、そのチャンスを逃す可能性が高いと出ています」

②「なのでその際に意識することは、LINEの交換を自ら申し出るのと、差し障りのない内容でいいから、LINEでコミュニケーショをとりに行くことです」

③「2人の発展ペースはゆっくりみたいなので、段階を飛び越えたアプローチは避けたほうがいいでしょう。縁を保つことを意識し、お互いのことを知りながら少しずつ距離を詰めてください」

この部分が分かりやすいですね。

数字を振ったり、中黒(・)をつけたりすると読みやすくなります。

改行も意識しましょう。


ちなみに、前章のようにカード一枚一枚の意味を記すべきかについてですが、個人的には推奨しません。

語弊が生じる可能性が高いからです。

どれだけ細かく書いても、「結局何が言いたいの?」となりかねません。

カード一枚一枚の意味を解釈して繋ぎ合わせるのは、占い師の技術です。


相談者さんが飲み込みやすくなるように、無用な情報はできるだけ削ぎ落としましょう。

最初にも触れましたが、長くなればなるほど理解度が下がります。


以上です。
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