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マラソンスタート時の配慮工夫とは? +

 市民マラソン大会🏃について「よく知らない」という人の方が多数派だと思いますが、それほど特殊な世界とも言い難く、《思考例題として有効なもの》と思っています。

 

 数千人規模が同時スタートする市民マラソンでは、【スタートブロック】が設定されています。
 人数によりその区分数は様々ですが、〔3時間~3時間半〕等、事前に自己申請する「ゴール予想タイム」を基に、”短い”つまり速い人から順に前方に配分・指定されます。

 これはとても大切なことです。
 スタート時の混雑は接触や多重転倒事故が起きやすく、その発生危険性を最小限にすべく、主催者側は工夫しなければならないのです⚠

 

 実状は、というと・・・

 「前方位置からスタートして、のんびりとした走行スピードで進路を塞ぐ」ような参加者が散見されます。後ろからぶつかりそうになりますし、また、前方のそのようなランナーを回避すべく自分の進路を横へ変えることは控えるべきところです。さらに後ろにいる別の人をも巻き込みかねません🙅

 

 つまり

「遅い人が混じること」は直接的にも間接的も接触事故を誘発

するのです😡

 上記の要点から、工夫・改善できる要素はないでしょうか?

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 スタート時の混雑において、流れに乗らない人が群衆に混じっていて「相互の走行スピードに差がある」から危険なのです。その点について、本文の説明でご理解頂けましたでしょうか?

 もしかしたら、マラソン大会に出ない人の方が、直感的に「おかしい」「本質をつくのならば、こうでは?」と気付かれたかもしれませんね🤔

 
 
 「根拠とする基準」が充分適切とは言えないから、上述のような問題が生じるのだと考えます。
※時々みられる”サバ読み申請”する人、の存在は無視します(~_~;)

 つまり、ここで重視すべきは「ゴールタイム」ではなく「スタート時の走行スピード」。そこに着目しなければならないのです☝

 

 スタート時のペースは?
⇒1km当たり〔4分30秒~4分45秒〕〔4分45秒~5分00秒〕等、「目的」に適確に沿った区分が有効です☝

 

 

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 アスリートや上級の市民ランナーであれば、「終始均一ペースで安定的」ですが、彼らを除くと、
◆前半は快走であるものの中盤以降失速し、やっとのことでゴールまで辿り着く
というタイプや、
◆長距離だから最初は必要以上に(自身の平均以下で)ゆっくりと走って後半に温存
というタイプもいます。

それが【市民マラソン】です。
 
 仮にそのような実状を知らなくとも、本質について考える習慣があり、因果関係に対する適切な分析力があれば、当方が本文で説明した”実態”に対して違和感が持てるようになるかも知れません💡

 

 (ご自身の出走経験が無いなど、)例題として馴染みにくい話題だったかもしれませんが、これもまた”気付き”の一種です。

 皆さんはどのようなご意見をお持ちでしょうか?

 

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††† ちなみに、市民ランナーのゴールタイムは、号砲を起点とする【グロスタイム】だけではなく、個々人が実際にスタートラインを通過したタイミングにクロックスタートする【ネットタイム】が測定されることが多く、概ねそちらを重視することになります☝

+++ 当方が毛嫌いして全く参加しない『大都市マラソン』。
2~3万人規模で出走するのですが、後方のブロックから始めると、スタートラインに辿り着くまでにどのくらいの時間がかかるか…⏱
 
答えは20~30分。
単に人数が多くて時間がかかるのは仕方のないことですが…😥
☞本稿の主旨とは切り離してくださいませ🙇

 

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