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有料駐車場の自動化/設備縮小のデザイン《前編》

 商業施設などに併設された、数十台以上停められるような規模の時間制の駐車場をイメージしてください🚗

 機械設備はいくつかのタイプがありますね。①駐車券が発行されて、入庫時刻と出庫時刻の差が利用時間として計算されるようにと、帰り際に精算機に券を差し入れます。
 あるいは、②路面に車止め板があって車両が拘束され、帰りの乗車前に、駐車場所の番号を機械に打ち込むことで精算が済み、走行可能になるもの。
--- 旧来からの主流なタイプとして挙げられますが、”機器”や体系が進化していることもご存知かと思います。

 そして、利用者が〔不慣れ〕なせいで、失敗や困惑をもたらすばかりか、「一般利用者が犯罪者へと成り下がりかねない」というリスクもあるように感じます😰

 

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 先日、初めて利用したスーパーマーケット。
 仕組みに疎かったせいで失敗をしました💦

目についた案内看板はこれです👇

有料駐車場コインパーキング自動化 (2)

 当方がこれまでに経験した方式、つまり上述した2系統 ---
駐車券が発行(されて、帰り際に精算機に券挿入&精算)
路面に車止め板(があり、出庫したい場合には解除手続きが必要)
の「いずれでもない」のだと察することになります。

 「気付き力」が鋭くなくても、《発券機》《駐車スペースにロック板》の有無は利用者全員が自ずと知り得ます。〔通行路〕〔駐車路面〕〔この看板〕からの情報が視覚に入ってきます。

 ここまでの展開、状況の想像において、違和感はありませんか?
 続けますよ?🧐

 

看板の文言からフレーズを拾います(p_-)

・車両ナンバー
・カメラで認識

これらに対し、過剰に、誤って、受け止めてはならないようです💦

 

 本来ゲートがある地点(入庫/出庫共)に高性能カメラがあって、各車のナンバープレートに対する画像認識をされるのだと思いました。実際にその通りのようです。

 そのことの付加価値とはつまり、【各利用者が『駐車券』を保持し続け出庫の際に機械に挿入するような工程を省ける】という、
◆紙資材の削減
◆発券機の設備不要・ランニングコスト不要
◆利用者の手間の削減
等、いくつもありますね。

 技術の進歩がもたらす有意義なデザインだと思いました💡

 で、「”券”不要でスムーズだね👍」と思いながら、店舗での用事が済み、乗車~発進~出口へ・・・🚙

 しかしながら、通行路を辿ってみるも、当然あると思っていた”関門”がありません。※(後で知りましたが)カメラは設置されているようです

 つまり、”スルー”状態で帰路についたのでした。

 

 「何だかヘン」という引っ掛かりはあるものの、他の場所で
◆駐車券は入口で発行されるものの(主に混雑回避目的で)出口ゲートでの手続きは完全免除でゲートをオープンにしている、という臨機応変な例
◆店舗内で事前精算を済ませている場合に(他の一般工程の人とは区別され)出口ゲートのカメラで『済の車両』と判断され、券を挿入する前にゲートが開かれる≒券を回収されずに持ち帰ることになる というスマートな体系

--- といった施しを何度か経験して知っていたため、「進化したのだなぁ…」と受け止めるに至ったのです。

 

《後編へ続く》

 

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さて、このエピソード。
当該駐車場設備のデザインを理解できましたか?
経緯をシミュレーションできますか?

この後どうなったか分かりますか?
今回の行動・心得に欠落していることとは?
つまり、何がマズかったのでしょう?
貴方なら、いつ立ち止まってどう行動しますか?
※この系統にお詳しい/経験豊富な方 には「デザインさん、言語道断🚫」との感想なのでしょうか🤐

一般的に、他の新参利用者、大丈夫なのでしょうか?
運営者側の何がマズいのでしょう?

法律も気になりませんか?

多数の”先読み”ご意見をお待ちしています🙇

 

後編は20220919 18時頃にリンクが有効になります👇

 

 

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