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信号のない横断歩道を通過する自動車 - 安全確保の本質④ +

 ロードサービスを初めとして幅広く『健全な車社会の発展に貢献』しているJAF(日本自動車連盟)が2018年に行なった全国調査📊では、表題の【一時停止率】は全体の8.6%しかなかったそうです。

 「少ない!」という語調で述べてしまいましたが、人それぞれ、多い少ないの評価には幅があることでしょう。もちろん単純に数値化してしまったものだけをみてどうのこうの言うのも適切ではありません。交通事情は様々な要素が絡むわけですし、平坦に語れるものではありません🙅

横断歩道アビイロード

🎸『アビイロード』 - Abbey Road 🎤

 

 道路交通法上は、自動車側🚘の【停止義務】となっていて、歩行者🚶が安全に横断歩道を渡れるように保護しなければなりません(*1)。
 そうであるにもかかわらず、(警察が取締中ではないと思うなり?)多くのドライバーが停止せずに通過する行動<前述統計>に出る理由に対する皆さんの認知については、多少のばらつきがあるように思われます。

 自身が運転をしない人は特に、〔ただ急いでいる〕〔面倒臭いと思う人が多く不親切〕あるいは〔ルールを知らないのかも🚫〕と推理しがちでしょうか🤔
 でも交通社会の実状は〔全体の流れを保つことを考えて取った行動〕と心得ている人も一定数いることでしょう。「いつ何時も、闇雲に、本当に停まっていては…」という、ある種の配慮に基づく行動として捉えるのも、あながち間違いではありません。

 

 逆側から言えば、自動車走行をしているのは自分だけではない/『赤信号以外でブレーキを踏むことは、(多少なりとも)事故を生む要因にもなる』ということを認知していないとすれば、それはそれで安全配慮に欠けた危険ドライバーの一例です(*2)。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 〔配慮運転者〕の方にとって至極当たり前の言及を長々としてしまいました。
 実は今回、【自動車運転者の心得】に着眼する意思はないのです。それだと、世間によくあるありふれた議論の反復になってしまいがちですから('◇')ゞ

 代わりに、別の側面からの考察/工夫行動の追究に主軸を置きます。すなわち、(歩行者側の”作戦”として、)本稿の【独創的な提案】をして締めくくると以下です。

 

 確かに【歩行者優先】です☝
 でも、車列のスムーズ運行を妨げてしまいかねない場所・タイミングにおいては、それこそ自分が余程急いでいない限り、無理に(あるいは、冷酷な言い方をすれば「甘えて」)渡ろうとすることは控え、かつ、横断歩道付近で”渡りたい感”を車両側に察知されると停止(や徐行)させてしまうこともあるので、敢えて「自分は横断者じゃありません🙅」な素振り(*3)をしつつ、車列が途切れる好機を気長に待つ! --- そのような自己満足な工夫行動を当方は日頃実行しています✌

それにより、ギクシャクしない相互連携を実現できる(=結果的に双方が安全かつスムーズにやり過ごせる) ---

 のような場面を多く経験・実証しています
⇒また、一般的交差点で横断時に右左折車と交錯する時にも適用できます👍

 独力で実行でき、自らに好効果をもたらせる、そんな工夫行動の一例だと思うのですが、いかがでしょうか?

《評価例》
下手に徐行されて止まってくれないなら、スピードはそのままでさっと過ぎてもらった方がいいですね。
逆に車を運転しているときは、減速しても渡ってくれないので、かえって迷惑になることもあり、正直なところ、多少強引に渡ってくれた方が楽なのにと思うことはあります。とはいえ、強引に渡ってきた場合最悪でも急ブレーキで止まれる程度には減速させてもらいます。

(*1)道路交通法第38条第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」には、①歩行者の有無を確認できなければ、横断歩道の停止位置で止まれるような速度で進行する。②横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者や自転車がいるときは必ず一時停止をする。
(*2)そのような場面でも安全に停止できるように車間距離を保たなければならない、のはその通りです
(*3)道路側以外に身体を向けてさえいれば👌でしょう


《前編③はこちら》


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