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投票でオンリーワンを選出? - 選挙のデザイン +

 学生時代に英検を受けたことがあります。(何級か、は伏せますが🙊)不合格でした。その次の機会は受験しませんでした。メンタル弱かったですね…
 言い訳は、「ほんの少しの得点差(ボーダーライン未達)により合否の白黒/明暗が分かれる」仕組みが耐え難かったから😂
 他方、結果がスコアで示されるTOEIC⤴ 良いものを見つけました✌

 

 私事はさておき。今日は選挙のお話です。 ・・・上記との関連性は無いとお思いでしょうが…💦

 特に小選挙区等一名を選出する場合、(いわゆる”比例で復活”を除くと)「僅差で落選」ってどうなんだろう、って思います。この”選出”は真の民意反映か?「制度決め」というのは難しいですね。

 そんな中、オーストラリアの国政選挙が「見事なデザイン」であることを知り、ペンを取っています(☜死語?)。※現行かどうかは定かではありません💦

 

 ちなみに、当方は政治には疎い方です。投票には行きますが、話題にしないし、ニュースでも目を向けないことがほとんどです。議員の方ゴメンナサイ🙏

 また、note内では特に、政治関連の意見は述べない方針なので勿論その方面ではなく、投票/選出の仕組みにおける工夫アイデアについて見聞きしたので、つい採り上げてしまいました📖

 

 投票に行かない、という人には、例えば「どの候補者も政党も決め手に欠ける」といった評価等、真剣であるが故に、「自分が持つ一票を”唯一の対象”に向けられない」という理由もあるようです。「二番目に支持する対象もいるのだけれど…」というケースもそれに含まれます。
 日本の選挙制度だと、その心象を解決する/結果に反映させるのは難しそうですが、オーストラリアは一味違います。

【投票用紙に印刷されている候補者名前の左側に空欄の枠があり、当選させたい順の番号を振って全てを埋める】

という、いわば”総評価制”だとのこと。

 といっても、ポイント化した全てを集計して単純に順位を出して決めるのではなく、まずは”1位票”の数に注目することに変わりありません。
 ただし、”1位票”を最も多く得た候補者の得票率が過半数に満たない場合等、つまりダントツでない限り、”1位票”を得た数が最も少なかった候補者に向けられた各票に注目し、それの”2位”の候補者にポイントを再配分します。
 その結果で最大ポイントの候補者が過半数となれば確定ですが、未達である場合は再び今度は”1位票”を得た数が二番目に少なかった候補者の… となります。
 
 集計方法についての説明を少し端折りましたが、実際のところはほとんど”逆転”することはなく、初回の「見た目」通りとなるようです。
+++ お察しの通り、当該制度導入時の与党にとって都合がいいとされる仕組みであるから改正が実現した、という見方になるようですけれど😎

 

 いかがでしょうか?
 このような「配分」の考え方は、経済学のマッチング理論と関連性があるのかなぁ、と思いました💡
 上記は、代表的かつシンプルな部分のみに絞っていて、実際はもっと複雑怪奇な仕組みがあるようですよ☝

 

最後に、これのメリットについて考えてみました🤔

◆接戦の際に”2位””3位”とした「やや支持」の意向が活かされ、”死に票”が少なくなる効果
◆「当選させたくない候補」に関する意思表示ができ、程度はともかく一応考慮され得る

これ以外に何か気づいた点はないですか?デメリットは?

 

 

 

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