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対向右折車に道を譲る行動での思い込み - 安全確保の本質② +

 表題のシリーズのうちの②が、《何故だか『ビュー数』が継続的に増え続けた結果、my note全体のうちでbest5に名を連ねている過去記事》の紹介の一例です。
 貴方もどうぞ、じっくりと「考える」をしてみましょう(^.^)/~~~

『交通トラブル』についてのニュースが何かと増えています。「煽られる」側には落ち度がない、つまり”逆ギレ”である、として取り沙汰されるばかりである点は気掛かりですが、それの提起は他の機会に回すとして、交通社会で周囲と協調してスマートにこなすため、運転にも工夫姿勢が有効です☝
ただ、発想軸としているのは【運転技術の習得】でも【マナー向上】でもありません🙅‍♀️ので、先入観をできるだけ廃してご確認くださいませ🙇

 

 さて。
 自動車🚙を運転していて対向右折車がいた場合、極力自分の前で先に曲がらせることを当方は考えます。

 右折専用レーンがある交差点では多少事情が異なりますが、当該右折車両が曲がられずに待っている間、その後続車は進路を阻まれ待たされる🚫ことがあり、全体としてスムーズでないからです⤵
 その際にも、昨日の別の記事《横断歩道の例 - 歩行者優先行動での思い込み - 安全確保の本質①》で述べたのと同様に、配慮すべきことが色々あります☝

対向右折車2

 今回も再び「親切心からの行動の別側面」にフォーカスした、ちょっと残念な気持ちにもなりかねない例題ですが、このケースでの【確認すべき要件】の類を貴方はいくつ挙げられますでしょうか?

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 「対向右折車が速やかに通過せず自分の前で止まる」という危険な状況を回避する目的がもちろんありますが、「自分以外の全ての通行者を危険に晒さない」というのが最大の命題です。

【副作用を加味した配慮行動】

を目指すためのチェックポイント例は以下です↓

◆自分と自分の前車との車間距離(対向右折車が入り込める間合い)は充分にあるか
◆自分の後続車に迷惑がかからない程度のスピードを維持できるか
◆自分がブレーキを踏むような、損をしてまでは譲らない(アクセルを緩める=エンジンブレーキ程度の減速)
◆対向右折車は1台のみであるか(2台以上いると無理な連続右折をさせる誘因となったり2台目の停止をこちらが慎重に確認する必要性が生じてしまう)
◆対向右折車はトラック等の発進加速の遅い車種でないか(加速が遅いかどうかは対向右折車の運転手自身は自覚しているため、譲られても躊躇してしまうことがあり、意思の疎通がうまくいかず互いにしどろもどろしてしまう)
◆パッシング(前照灯を瞬間的に上向きに点灯)して意思表示をするが、対向車運転手がそのサインに気付かないような方を向いていないか 

そして何より大切なのが

◆自分から向かって左側の、平行する(すなわち、対向右折車がこれから横切ろうとしている)横断歩道上やその前後の歩行者等の存在の有無や、自分の左後方からバイクが接近してきていないか 

 

 私の場合は対向右折車に譲ろうと考える時、これら全ての事項を瞬時に確認した上で、条件が整っている場合にのみ、実行に移します。

 相手に対する配慮は、ただ上辺の「譲ること」だけでは済まないのです。デインジャラスゾーンに誘ってはいけません🙅
 「どうぞ先に曲がってください」とサインをもらった時の気持ちになってみてください。「早く行かなくては!」の気持ちになるでしょう。そして、本来備えていた注意力が低下してしまう傾向にあるのです。

 実際の事故事例として、上記の留意点が不充分であったことが一要因になっている話を耳にすることもあります。

 視野の狭い過剰な”親切行動”は、その他周辺で”とばっちりを食う”短気な運転者に「想定を超える反感」を抱かせることにもなりかねない。 -----

 
 ただ「親切にありがとう」では済まされないことがあります。思いもよらず生じさせてしまう副作用も無視できません。親切な行為が逆に仇となることもあり得るのだ、という、深いところまで考えて行動できれば理想的です☝
 
+++ 様々な意見・反論があり得ますが、「本質追究の一つの捉え方」として、盲点となりがちな要素について提起しています✍

 

《前編①はこちら》

 

 

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