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よそじの台所から【6月22日の夕食 と 本の評価】

夫なし。子は独立。
アレルギー対策に 油をやめ、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖を減らした食生活。
「家族のためのご飯」を卒業した40代。主に自炊の記録 と 自分を観察する日記。

・鮭
・かぼちゃ 椎茸 の煮物(味付:出汁 ラカントS 醤油)
・素麺 めんつゆ 海苔 生卵 胡麻 しそ

少しまでにグルテンフリーと書きながら、連日小麦三昧。
というのも、手荒れの原因が「体温」と関係している・・というところにたどり着いたので、今はその検証に没頭することにした。
没頭する理由は、あれこれ同時にやると、何で良くなったのかがわからないから。

わたしはこの手荒れを35年程患っていて
夏は水泡 冬は荒れてあかぎれる を繰り返し、数年前までは年がら年中不快。
でもこの本に出会い

今の食生活をはじめて、冬のあかぎれはほぼなしとなりました。
何十年もどこかしらに絆創膏が欠かせなかった手。
ある朝洗顔をし、顔に当たる手が「ツルツル」だったことに感動しました。

この食生活を続ければ夏の水疱ともいつかおさらば!と思っていたものの、そこはしぶとく・・。
以前よりは良い という状態を保つばかり。(それでも十分ありがたい・・のですが、今はさらに完治を目指しています。)

その間あれこれ仮説と検証を繰り返したものの、それは食べ物に関することで、主に冬のガサガサあかぎれを治した「腸をきれいにする」方法を更にあれこれと探したり、アレルギーといかないまでも「合わない食材があるのでは?」という方向に向いていました。

けれども近頃「もしかして熱かも」と思ったことで、また別の方法が見えてきました。


わたしの症状は今「汗疱」とか「汗疱状湿疹」とか言われているもの、のようなのです。
と、病名を確定できないでいるのも

この病気が発症した14歳の頃はインターネットなどはなく、わたしはあちこちの皮膚科へ行きました。
けれども病名は確定しない上に

ある病院では「これはアメリカへ行っても治りません」と不治の病宣告を受けたり
「薬を塗ってその上からサランラップを巻く」という珍治療を勧められたり
花も恥じらう乙女が不潔の代名詞「水虫です」と告知されたり
女医さんに「これなかなか治らないのよね、ほら」と手の平の同じ症状を見せられたりしました。

そういう流れによってわたしはもう治す、ということを諦めてしまったし、この症状の病名がなんなのかもわからぬまま、ただ「緩和する」というだけで同じステロイドをずっと塗り続けていました。

大人になってインターネットが普及して「汗疱」という名前を知るものの・・その原因に自分が当てはまらないような気がして、なんだか違和感を感じていたんです。

汗疱

と書くからには「汗」と何かしら関係がある、ということはわかるんです。
でも当時インターネットに載っていたこの病気の原因みたいなものに、あまり共感できなかったんですね。
そして今も簡単にたどり着く原因に

汗を多量にかくと汗腺が詰まり、出口をふさがれます。分泌されず皮膚内にたまった汗が炎症を起こし、水疱ができるのです。

「じゃぁなんで症状が出るのは手足だけなの?」と思ったり
「手の汗をこまめに拭く」という対処法に「汗かかないし」と思ったり
(後に手荒れが発症する娘は手汗が多めで、わたしとの体質の違いからも納得できずにいました)
「水分をとりすぎない」という情報にも・・いやむしろ水分摂取量が少ないのに・・と思っていました。

でもそれが、発汗によって体内の熱を下げることができない(難しい)人が、手足からの放出により熱くなった体温を下げる
という体の仕組みを知って
ようやく納得した・・わけなのです。

で、今

じゃぁどうしたら汗がかけるのか(若い頃よりはだいぶ汗が出るようにはなった)とか、汗が出ないなら体を冷やす方がいいのか(これまでは「健康=温める」というイメージであったのでむしろ温めていた)、体を冷やす食べ物は何か・・と考えたりしている。

でね、こんな風に考えられるようになったのも
やはり先にあげた本のおかげなんですよね。

治る・・と考えられたからこそ、こうして右往左往しているわけで。
そう思えていなかった頃は、ただただ薬を塗るのみで

治す とうよりも 緩和する ただそれだけ。

わたしはこの本に出会ってはじめて「完治」を目指し、冬の荒れはなくなりました。
この本のレビューには良いものが多数ありますが、星の少ないものもあります。
これは「どの部分を切り取ったか」によるんだと思うんですね。

「これを読んで治る」という大きな期待があった人は、そうでなかった場合低評価をつけるだろうだし
実際治った人は高評価をつけると思います。

で、この本を読んで4~5年?
完治に至っていない状態のわたしがどんな評価を付けたか・・というと、実は書けていなくてですね・・・
というのも、アマゾンの評価って、過去の購入金額が規定に満たないと投稿できないようです。
買い物は楽天派、のわたしは評価がができないんですね。

なので、ここでこの本の評価を書くとすると


★★★★★★★★★★(★10個)
わたしに「治す、治るという考え方」を教えてくれた本。

と、いうことになります。

もしもこの本を読んで、わたしのページにたどり着いた人がいるなら(noteで献立を公開している理由は、その為なのですが・・)、この評価も参考にしていただけたら、と思います。









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