見出し画像

よそじの台所から【休みの食事 と 休みのこと】

夫なし。子は独立。
アレルギー対策に 油をやめ、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖を減らした食生活。
「家族のためのご飯」を卒業した40代。主に自炊の記録 と 自分を観察する日記。

金曜日、娘から「発熱した」との連絡を受けた。
平熱低めの娘が、38度越え。
時間をおいて連絡してみると、今度はずいぶんと下がり、さらに時間をおいてみるとまた上がる。
症状は発熱と頭痛のみ。味覚も臭覚も問題なしだという。

どこかへ問い合わせをして、市販のコロナ検査キットを買うように言われたらしいけれど、買いに行った旦那さんが「どこにもなかった」と帰宅し、金曜日は「なんだかわからない」という状態で過ごさなければならなかった。
土曜日、旦那さんは仕事へ行き(一人経営の自営業で、外仕事)、帰りにようやく薬局で検査キットを手に入れたとこと。

結果は、コロナ陽性であった。
わたしは発熱を知らされた金曜日から、それがなんだかわからない土曜日にかけて「何かしなくては」という気持ちで落ち着かなかった。その気持ちを残したnoteメモ。

コロナかインフルエンザか・・たまたま見た動画で余命告知を受けた人が「最初は発熱の症状だった」などと言うと、その気持ちは更に膨らんだ。

けれども土曜日の夜、検査キットでコロナ陽性がわかると、わたしの気持ちはずいぶんと静かになった。
「何だかわからない」ということが、わたしを不安にさせていたんだな、と思った。

娘宅には幼稚園児と0歳児がいて、隔離は難しい。
もちろん園児はしばらく休園。
発熱があっても2人の子の面倒はみなくてはならない。
そういうことは心配だし、コロナやインフルエンザでなければ手伝うのだけれど、今わたしにできることはない。

ということが分かって身体が「助けたい」を諦めたのか、焦りの気持ちが消えていった。
よく会っているわたしたちだけれども、先週今週は会わなかったので、今わたしは濃厚接触者でもないだろう。
とはいえ今週も行く場所はない。

何度も書くけれど・・食べたいものも買いたいものも特にないと、出かける理由がない。
欲しいものもないし、やりたいことも思いつかないし、行きたい場所も・・どうしても、と思えない。
好奇心が薄いのは昔からなので、加齢や更年期というのもしっくりこない。
不幸だとも寂しいとも思わない。ただ何かが足りない。

防災リュックの缶詰がことごとく期限切れ、の焼き鳥缶詰を食べた。

とは思う。
それが何なのか、はっきりとは分からないけれど。
もしかしてコミュニケーション・・・かもしれない。と

ふと思った、日曜日なのでした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?