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よそじの台所から【3月7日の夕食 と 読書の記録を始めて起こった変化】

夫なし。子は独立。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。
「家族のためのご飯」を卒業した40代。主に自炊の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・さつま芋 の甘煮(味付:塩 ラカントS 酒 みりん)
・お弁当のスープ
and
・豚バラ(塊)をカットして、酒と塩を振りかけて蒸したものをしそと白髪葱にあわせて(味付:自家製醤油麹 または 塩)
・ブロッコリー を茹でたもの(味付:自家製醤油麹 または 塩)
と食後に
・週末残してしまったパン

現在(ギリギリ)49歳、それまで苦手だった読書を始めて5年が経ち、ここ半年くらいでようやく小説(物語)が読めるようになった。

苦手だと思っていたころは本を読もうとすると
小さな氷がいくつもくっついて固まったものが本と目の間にあらわれて
それを少しずつ砕きながら文字を追う、というような
読む以前に一作業あり読み始めてぐったり・・な感覚だったけれど

今は氷ではなく・・厚手ではあるけれど透明の幕がかかっている程度になった。(読みやすい内容か否かで目の前の障害物の形は変化する。)

特に小説を読む以前は「こんなのなんでもありのうそっぱちじゃん」と思っていたものが、指先程度ではあるけれどほんの少しだけ「物語って自由なんだ」ということが体感できてきたように思う。

それでも内容はもちろん何を読んだか、はすぐに忘れてしまうので
先月から記録を付けることにした。(本は後半に記載)

3月は2月から読んでいる本もあり、8日現在小説2冊と暮らしの本を1冊読み終えた状態だ。

記録する前は何をどれくらいのペースで読んでいるか全くわからなかったわけだけど、これは結構読んできたのかもしれないと思う。

図書館にはネットで予約を入れていて、今手元に来るのを待っているのは7冊。(予約ができるのは10冊まで)
そのうち1冊は予約人数が「0」だったので今日明日にも貸出可能メールが届いて、週末受け取ることになると思う。
その時に読み終えて返却するものが3冊あって、週末が返却期限でまだ読み終えていないものが1冊あり、今朝も通勤電車で読んで来た。

こんなサイクルで本を借りたり返したりして読んでいる5年間。
本当に自分のペースで読み続けてきたものが

先月「記録する」を開始してみると、ちょっとした変化が現れた。

読むペースが早まったのだ。
これはベースにあるものが「見栄」なのか、どうせ記録するならという「向上心」なのかはわからないけれど、今までなかった「数をこなしたい」というような気持があることに気が付いた。

これには良かった点と悪いだろう点があって
例えばわたしは家で本を読むことができないので(静かすぎて逆に集中できないと分析している)、通勤電車か週末わざわざ喫茶店にでかけて読むのだけど
ある日家で読めたんです。
これは良い変化。(今はまた家で読めていない)

が、悪い点は
数をこなそうという目的が先立って、ちゃんと読めなくなっているんじゃなかという不安。
また「あ、こんなの読んでるんだ」と思われたい、またその逆に「え、こんなの読んでるの?」と思われやしないかという気持ちからの選書になってしまう可能性。

そして最も避けなければならない最悪の事態は
「読まなくてはならない」という義務感に支配されてしまうこと。


こんな風に自分の変化を観察しながら、引き続き読書とそれを記録することをしばらく続けてみようと思う。




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