よそじの台所から【休みの食事 と 休みのこと】
週末から一週間、関東の天気予報には全て雨マークがついていた。
せっかくの三連休も、雨雨雨。
ところが金曜日になって、土曜日のマークがくもりに変わった。
さて、何をしようか・・・。
先週の水曜、仕事終わりに「東京ミッドタウン日比谷」へ映画を観に行った。
映画館に上がるまでのフロアで雑貨など少しのぞいて歩いた。
我が勤務先や、我が町にはないものがたくさん並んでいて、久しぶりにわくわくした。
あまり持ち物を増やしたくないので、買い物はなるべく控えているけれど、それは「素敵なものを見ていないからできているのかも」とも思う。
しかし映画まで時間があまりなく、あちこち見て回ることができなかったので「たまには都会に出るのも良いなぁ」と思った。(都会に出ると毎回言っている気がする・・)
だからこの貴重な土曜は東京駅で降りて有楽町、日比谷、銀座を歩いて回るのもいいなと考えていた。
が、ここで娘に会っておかないとしばらく会えないなと考え直す。
そして結局娘親子と会うことにした。
外で食事をして、娘宅でドラマを観る。
帰り、娘がもらったりたくさん買ったりしたものを分けてくれた。
じゃがいも、玉葱、巨峰、梨。
とくに一人暮らしに小分けの果物はありがたい。
お礼に夕食のおかずを一品作って、18時前に娘宅を出た。
外に出ると暑さが和らいで、まだ夕焼けが残っていた。
雨のない日・・今日が最後なら、と一駅歩くことにした。
だんだん暗くなる中、はじめての道をスマホを片手に歩く。
見たことのない店や歩いたことにない道。それだけで気分が高揚する。
途中ホームセンターを見つけて中へ入ると、パキラ先輩の植え替え用に欲しかったスリット鉢を見つけて購入した。
30分以上歩いて目的の駅についた頃には、すっかり真っ暗になっていた。
うん、満足。
家に帰って前日買っておいたトウモロコシを食べる。
翌日は娘にもらった巨峰を食べる。
近頃マーケットでスイカが端に追いやられていたことを思い出す。
夏から秋にかわるんだなぁ、と実感する。
YouTubeで巨峰の剝き方を調べて、きれいに剥けたので嬉しくなる。
ほんとうに久しぶりの巨峰は、砂糖なんて比較にならないくらい甘かった。
日曜日や月曜日は予報通り雨。
合間を見つけて食材を買いに行ったり、白髪を染めに行ったりする。
何かしようにも、何もしたいことが見つからない。
こんな日は動画三昧になる。
気付けば何かしらの画面をじっと見つめている。
そういうことから逃れようと思うと、いつの間にか眠っている。
その繰り返し、だった気がするなぁ。
お天気がそうさせるのか、なんだか身体がうまく動かない。
無理に動かす必要もないので、身を任せていたら連休が終わった。
こう書いていて思うのだけど
どうしても「何かをしている自分」を書こうと・・探そうとしてしまうけれど、どうしてなのかなぁ。
何もしていないことに対する・・何か罪悪感というか恥じらい、みたいなものがあるなぁ。
これは何だろうなぁ。
予約して週末我が家にやって来た本。
分厚さに怯んでようやく今朝読み始めたけれど、なかなか面白い。
何かヒントが見つかるだろうか。
でも、返却期限の2週間ではとうてい読み切れないという気がするな・・。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?