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wiltzelle
2022年11月28日 23:39
あなたは醜い自分を嫌っておられるのかもしれません。あなたの心の中には誰も満たすことのできない孤独があるのかもしれません。あなたは人生の不可逆性を憎んでおられるのかもしれません。あなたはとてもお優しい人です。何時もあなたは慈愛を心得ていらっしゃる。だからあなたはなんでも持っていらっしゃった。しかしそれはあなたをここに引き留めるには充分でなかったのでしょう。この溢れる敬愛を今はいないあ
2022年11月20日 16:44
僕にないものを貴方はもっていて、僕にはないとわかって分け与えてくれる。きっと貴方は優しいから、僕をそんな目で見てくれるんだろう。時より、その目は僕以外の誰かに向く。どうして貴方は優しいのに、僕を特別にしてくれないの?昇華した。あの時抱いていた貴方への愛情は別の誰かへと移った。これで貴方を煩わせることもない。僕が苦しむことも。全部。何より崇高で、純粋で、潔白で。消化し
2022年11月16日 23:58
私が幸せである時。君は私の不幸を願う。私が不幸せである時。君は自らの幸せを私に誇示する。私は君の幸せを享受できないのに、君は私から幸せを吸収する。ずっと君とは対等なはずだったのに。いつからこんなに離れてしまったのか。良いことがあったなんて言わないから、不幸なんて願わないで、君は私の友達でいてほしい。でも願いは伝わらない。明日もきっと私の不幸は彼の幸福。
2022年11月7日 21:31
あのこは私のことを嫌っている。別に喧嘩をしたわけじゃない。仲だって良かった。どうして私をそんな目で見るの?どうして私に冷たいの?私は彼女が嫌い。特に理由があるわけじゃない。ただ突き放したくなった。彼女が悲しむ顔を見たかった訳じゃないのに。彼女が失敗するところを見たかった訳じゃないのに。私はあのこが好きだ。あのこの態度。あのハリのある頬。あのこの声、才能、綺麗な指。あの
2022年11月3日 23:52
街灯が僕の頭を照らす。隣の車は、渋滞にイライラしている。少し進んで看板の下を通る。ああ、落ちてきたら死んじゃうな。また少し進んで十字路。車の流れを逆走する。僕は街灯にぶら下がった蜘蛛に謁見する。止まった赤。バイクが前を通る、pedestrianなんてお構いなしだ。あともうちょっと真っ暗闇。そろそろ終わる。家に着いたら、柔和な匂いに包まれる。まあ。君の匂