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アニメ・マンガ

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2021年2月の記事一覧

「めんどくさい」がなくなる本

「めんどくさい」がなくなる本

TSUTAYAで見かけて珍しく買ってみた。

冒頭の漫画でのカット

この状態に心当たりがあって(笑)

ゴミを散らかしているわけではなくまとめてはいるし、口もくくっていたりするんだけれどゴミ捨て場に持って行っていない状態。毎日やっていることに収拾がつかなくなってくるとこういう状態になりやすい、と自分なりに分析している。

著書の中に色々と書いてあるが、内容を超簡単にまとめてしまうと

考えずに感

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無理してね!!

無理してね!!

「無理するな」とか「できる範囲で頑張れ」とか今の時代、会社で飛び交うのはそんな言葉が多い。

無理してでも頑張るとか限界を超えるとか壁を乗り越えたり打ち破ったりということはサラリーマンをやっているとあまり聞かないようになる。
むしろNGワードの部類に入っている。

何かを頑張る時、人は無理をする。
そんなのあたり前なんだけど、そんな当たり前の声掛けをすることがはばかられるような時代になっているんだ

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NEEMO訓練

NEEMO訓練

NASAの訓練でNEEMO訓練というものがある。
これは仮想月面ミッションでNASA Extreme Environment Mission Operationsの略。
日本語訳はNASA極限環境ミッション運用訓練。

※サイトは英語表記です

簡単に説明すると、海底を月面に見立てて生活しながら月で想定されるミッションをこなすというもの。

「宇宙兄弟」ではクルーが月面に必要と考えられる設備を建設

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失敗した時に恐怖心を植え付けないために

失敗した時に恐怖心を植え付けないために

アニメの宇宙兄弟では終盤、ヒビトが付きミッションでの船外活動中に事故ったことが原因でパニック障害を患ってしまい、これのリハビリのためにロシアに行くというエピソードがある。

ここでロシアの宇宙飛行士イヴァン・トルストイの世話になるのだが事故後のNASAの対応をイヴァンがヒビトに尋ねるシーンがある。

「事故のあと、最初に船外活動をしたのはいつだ?」

事故に遭ったのちヒビトは大事を取って船外活動を

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縦と横がしっかり設計されている「えんとつ町のプペル」

縦と横がしっかり設計されている「えんとつ町のプペル」

12月に公開になって以来話題に事欠かない「映画 えんとつ町のプペル」。
なんだかんだ言ってこの映画はベースがしっかりとしている。
だからこそのヒットであって単に信者の努力の賜物というわけではない。

よく西野さんが前提として圧倒的なクオリティが必要、という話をされるがそれ自体が疑いようのない事実であり、客観的に見ても「映画 えんとつ町のプペル」はそれを満たしていると言っていい。

ストーリーを組み

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未来日記

未来日記

何か希望的なものを予感させるタイトルとは全く異なる猟奇的で異常性の高いこのアニメがたまに見たくなる。

数年前に会社の女の子におススメのアニメを教えてもらったのが「シュタインズ・ゲート」と「未来日記」だった。

最初にアニメを見た時にキャラをエヴァに寄せすぎていてちょっと引いた。

天野雪輝・・・碇シンジ
逃げちゃダメ具合がかなり寄せてある。

我妻由乃・・・式波アスカ・ラングレー
ヒロインはツイ

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オジサン達の脳内をトレースした「紅の豚」

オジサン達の脳内をトレースした「紅の豚」

先日「紅の豚」について少し触れた。

色んな所で考察はされているが簡単にまとめてみるとこんな感じ。

①宮崎駿氏は「紅の豚」について納得していない。
②原作は「飛行艇時代」
 ・ジーナは登場しない
  →映画ではジーナはヒロイン級
 ・マンマユート団が誘拐したのはJD、JK層
  →映画で誘拐されたのは幼女の集団
③フィオの行動は映画の方が積極的。
④ポルコの脳内は原作でも映画でも基本変化なし。

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「少女」への憧れ

「少女」への憧れ

「紅の豚」の解説動画が岡田斗司夫さんのチャンネルでアップされている。
この映画、中年男のロマンと言ってしまうと聞こえはいいのだけれど、変態性というかエロさというかスケベ心みたいなものをしっかり注ぎ込んでいる的な話もされている。

※この動画のざっくりした流れは
前半30分 中年男のロマンの話と映画のフリ部分の話
中盤50分 飛行艇の話
後半15分 映画のオチの話
になっているので飛行艇の話は飛ばし

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あと何千回だって そう呼ばれたかった

あと何千回だって そう呼ばれたかった

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話。 #ネタバレあり
アニメ版の中でも最も短いストーリーではあるけれど、全体の中でもこの回の共感度がハンパなく高かったので記録として残す。

早くに妻を失い、ほどなく最愛の娘をも失った劇作家のオスカー・ウェブスター。

娘を失って以降脚本を書くことができず、酒に溺れる日々を過ごしていたが生前の娘によく語っていた物語を書き起こしたいという思いから自動手記人形サ

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