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罪悪感を持たないで!親が嫌いなら嫌いなままでいいんじゃないの?と思った話


親が大嫌い!なぜかそんな人達との出会いが続く

以下のような状況です。(カウンセリングのお客様ではありません)

※生まれながらに将来を決められ「お前はバカだ!勉強が足らない」と言われ続けられたことが未だにトラウマになっている。
※お父さんからDVを受けてもお母さんに守ってもらえなかったことが傷になり、誰も信じられなくなった。
※両親の離婚後、お母さんと再婚相手に子供ができ、強い孤独感を感じている。
※親とトコトン合わない。一緒にいるだけで体調が悪くなる。(恐らく何らかの具体的な理由があるのでしょう。。。)


共通点一、心に深い傷がある

状況は人それぞれですが、皆さん第一印象は非常に頑(かたく)なな表情で、心を閉ざしている様子でした。話していくうちに笑顔が出ると、私はホットしました。
しかし、恐らくちょっとやそっとでは癒えない傷をお持ちなのかな?と感じます。

共通点二、親が嫌いだと思う自分のことも嫌い!罪悪感がつきまとっている

私はつい最近まで
「どうあろうと、子どもは親を敬うべき!」
「育てていただいた恩を忘れてはいけない!」

そう、固く固く信じていました。
ですので、「親のことを悪く言ったり、ましては嫌いなんてありえない!」
と、自信を持って思っていました。

もしかしたら前述の方々も、以前の私のような考えが頭のどこかにあるのかもしれません。
両親を嫌いになりにくい、いや、嫌いになる自分が許せないという感覚がある場合、苦しみは一層増すのではないかと思います。


結局その親は、「子どものため」と言いながら、実は自分のことが一番なのではないか?


「あなたの将来のためよ」と言いながら、親自身の見え体裁や、尺度をもとに子どものことを考えている、それは子どもの心に悪影響が出るのでは?と、私は何人かのお話を聞いて感じます。

子ども自身はどうしたいのか?何を求めているのか?どうなれば幸せと感じるのか?その辺を親がちゃんと見つめているのかを、私自身も自戒を込めて考えていこうと思います。


結論、嫌いな人は嫌い、親に対してだってそれでいいんじゃないの?


「こうあるべきだ!」と頭では思っていても、違うことを自然に感じてしまうことは誰にでもあります。自分の気持ちに正直になったほうが楽に生きられるのではないでしょうか?

別に大声で言いふらすわけではなく、心で「嫌いだ」と思うのは自由なのではないでしょうか?それがたとえ自分の親であったとしてもです。

罪悪感を感じる必要は全くないと、私は思います。

確かに「嫌い」という感情は嬉しいものではありません。
けれども、その自然に出てくる感情には抗(あらが)わず、
「ああ、今私はこう思っているんだな・・・」くらいにしておいたらいいかな?と思います。

「嫌い」という負の感情に長時間、支配されたくないですね?
なんだか人生に損するような気がします。

なくならない負の感情を無理になくす必要はなく、どこか心の奥底に凍結させてはいかかでしょうか?


まとめ

1.「親が嫌い」には、なにがしかの原因がある。

2.親が嫌いなことに対して罪悪感を感じている人が非常に多い。

3.「嫌いは嫌い」自然な気持ちを無理して抑える必要はない。

4.負の感情を無理して捨てなくていい。

5.負の感情に支配されず、心奥底に凍結させてはどうか?


前述の方々が、少しでも明るく楽な気持ちになられることを願ってやみません。

ヤケクソな人生だけは送ってほしくない、自分を大切にしていただきたい!
心からそう思っています。














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