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田中大介
2022年8月30日 21:11
#多様性を考える 第2節 日本の危機 アメリカ 1990年代 アメリカは政府要人、高官の登用にポリティカル・アポイントメント制をとっており、政権によって外交・防衛政策が違ってくる。1981年から1992年まで続いた共和党政権での対日本政策担当の中心はジェームズ・アワー国防省日本部長であった。ドイツ系カトリック教徒のジェームズ・アワー氏は、マーケット大学在学中、予備士官訓練制度
2022年8月27日 19:44
#多様性を考える 第1節 日本の危機 中国 1990年代 中国は1989年以来、国防費を対前年度比10%以上増加させ続けている。さらに、この国防費の中には装備導入費、研究開発費などは含まれていなかった。ロシアからの輸入兵器であるスホーイSu-27戦闘機、スホーイSu-30MKK戦闘爆撃機、ソブレメンヌイ級駆逐艦、キロ級ディーゼル・エレクトリック推進潜水艦の購入費は国務院予算に計上
2022年8月26日 18:44
#多様性を考える 第6節 東アジア各国の戦力 ロシア軍 1990年代 2オスカーⅡ級巡航ミサイル搭載原子力潜水艦は、1980年に1番艦が就役し、1997年までに11隻が就役した。太平洋艦隊には4隻が配備されていた。搭載巡航ミサイルは、対艦巡航ミサイルである。水中排水量は18300トン、原子力蒸気タービン推進、水中速力28ノット、兵装はSS-N-19潜
2022年8月23日 20:17
#多様性を考える 第6節 東アジア各国の戦力 ロシア軍 1990年代 1 ロシア軍は極東地域に、シベリア軍管区、極東軍管区を置き、地上軍11万人を配備していた。ハバロフスクに3個師団、ソビエツカヤガワニに4個師団、ペトロハヴロフスクに1個師団、サハリンに1個師団、日本の北方領土に1個旅団を配置しており、さらにウラジオストクに海軍歩兵師団を1個師団
2022年8月20日 20:06
#多様性を考える 第5節 東アジア各国の戦力 北朝鮮 1990年代 北朝鮮の総兵力は110万人、そのうち陸軍が100万人、27個師団である。主な装備は旧ソ連の戦車がベースの「暴風号」戦車、「天馬号」戦車、旧ソ連のT-62戦車、T-54/55戦車が3500両、歩兵戦闘車4000両、自走砲4500門、野砲7000門、多連装ロケット発射システム2400両、
2022年8月17日 20:17
#多様性を考える 第4節 東アジア各国の戦力 韓国 1990年代 北朝鮮の侵攻から防衛するため、世界有数の戦力を保有する韓国は、陸上戦力を中心にした態勢から海軍力、空軍力を重視したものへと変貌を遂げつつあった。陸軍は3個軍、22個師団、海兵隊は2個師団で陸上戦力は60万人、さらに予備役27個師団、400万人を揃えている。装備面では韓国国産のK-1戦車シリー
2022年8月14日 16:25
#多様性を考える 第3節 東アジアの戦力 台湾 1990年代 2台湾空軍も1990年代以前は旧型戦闘機を配備するだけであり、その戦力は非常に低いものであった。しかし、中国が着実に空軍力を向上させていった事態に対して、まず1992年前半にフランスからダッソ-・ミラージュ2000-5戦闘機(初飛行1978年、自重7490kg、推力95,1kN×1)を60機導入する。1
2022年8月11日 18:37
#多様性を考える 第3節 東アジアの戦力 台湾 1990年代 1 中国の軍事的圧力、脅威に絶えずさらされ続けている台湾は、近年まで1982年の米中コミュニケや、中国の圧力により近代兵器の購入が滞っていたが、1990年代以降ようやく近代化が可能になってきた。 陸軍は12個師団、海軍陸戦隊2個師団とあわせて地上兵力27万人で、M48A5パットン戦車など旧式戦車を配備していた。 海
2022年8月8日 19:31
#多様性を考える 第2節 東アジア各国の戦力 中国 1990年代 3中国人民解放軍海軍の航空部隊は戦闘機、攻撃機が主力であり、日本のように対潜哨戒機を重視している国とは傾向が違う。最新鋭の装備は西側陣営のF-15イーグル戦闘機に対抗するために旧ソ連が開発したスホーイSu-27戦闘機(初飛行1981年、自重17700kg、推力122,6kN×2、注19)である。スホー
2022年8月5日 20:20
#多様性を考える 第2節 東アジア各国の戦力 中国 1990年代 2チャンウェイⅡ JIANGWEI Ⅱ型フリゲートは1番艦が1998年に就役し、10隻が建造されている。満載排水量2250トン、ディーゼル推進、兵装は100mm単装砲1基、37mm連装機銃4基、YJ-1艦対艦ミサイル8発、HQ-1短距離艦対空ミサイル8発、RBU1200対潜ロケット
2022年8月2日 20:28
#多様性を考える 第2節 東アジア各国の戦力 中国 1990年代 1 中国の軍事力は、人民解放軍、人民武装警察、民兵からなり、人民解放軍は中国共産党が指導する軍隊となっている。人民武装警察は人民解放軍陸軍の効率化によって生じた余剰人員を平時には治安維持任務にあたらせるというもので、実質的には陸軍の歩兵部隊であり、装備もアサルト・ライフル、機関銃、重機関銃など歩兵装備と同様である。