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やまねの塒日誌|vol.5|ありもので "博物館パーラー" やってみた

パープルキングを仕込んで1週間後、紅い梅シロップができてきた。

いい色になりました。
味もスッキリ、クセもなく飲みやすい!
実は、まだまだ氷砂糖は解けきっていないけど。

ちょうどこのタイミングで、地域自主組織なわのわ主催のお祭り
「なわのわっしょい」にて "博物館パーラー” を出展させていただくことに。

第12回目となる今回のテーマは「おいしく、やすらぐ」
人工芝が敷かれている一角をお借りして。

とにかくちいさく、いろいろ実験してみようということで、
来場者との会話のきっかけづくりに、パーラー"梅ソーダ屋さん" を。

なるべくシンプルに。

ヤマネの普及と関心度調査を兼ねて、ミニ博物館 "ヤマネラボ" を。

ヤマネの巣や痕跡、絵本や図鑑のほか
これまで森歩きで収集してきた自然物コレクションを展示。

体験を通してヤマネに親しんでもらうため、
クラフトワークショップ "MYヤマネ づくり" を。

羊毛フェルトで等身大ヤマネをつくりつつ、特徴を学べる。
写真の子は見本として作りましたが
とある方が気に入ってくださり、お嫁にゆきました。
ヤマネの写真を見ながら、ニードル(針)でツンツン。
隣にヤマネぬりえコーナーも設置しておいた。
こちらは大人作のヤマネちゃん。すごい!
こだわりが詰まってて、めちゃくちゃリアルでべっぴんさん〜!!!♡
お子さん作ヤマネちゃん。
ゆるキャラっぽさもあり、かわいい…!♡
ヤマネそのものの特徴も重要だけど、
それと同じくらい、それぞれの作り手による個性も大切にしたい。
ぬりえを見せてくれた子も。そっか、
この子にとって山は水色のイメージなのか、という気づきをくれた。
(気まぐれかもしれないけど)

地域で何かをやっていくこと。
大きく派手に、人や物資、お金を動かしてやるのもいい。
でも、こだわり屋で完璧主義な性質の私には向かない。
小さなこだわりを大切にし、小さく楽しいことを実験し、小さな雑談を引き出す。
小さく小さく、まずは自分の周りにあるものを使って、
ひたすら積み重ねていくことに尽きるのではないかと。

改善していきたいことはたくさんあるけれど、
自分の得意なこと・好きなこと(ヤマネ・手しごと・飲食)と
協力隊としてのミッション(空き家のこと)との組み合わせの
可能性を感じられた日だった。

出店者に配布されていたワナコーヒーチケットで、淹れていただいた。

お祭り後の興奮を帯びた静けさ。
一息つきながらの雑談の中、また次のことをワクワクと考える。

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