負担になることは、無理して引き受けないこと #4
翌朝。
『ピピピピ・・・ピピピピ・・・』
フー子がベッドサイドに手を伸ばして時計を手探りで止めようとするが、
半分夢の中だからか空振りばかり。
『ピピ・・・ピピ・・・ピピ・・・』アラームがどんどん大きくなる。
「起きる!起きるって!」手探りで止めるのを諦めて、体を起こすフー子。
薄いカーテンから朝の日差しを感じる。
「仕事行く準備しなくっちゃ・・・」
貧血というわけでもないのに、朝すっきりと起きられないのは、
睡眠だけじゃフル充電になれないからな・・・そんなことを思いながら、