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男着物・日本文化

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着物が好きでよく着ています。男の着物生活について、また日本文化全般について。
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#着物

年末年始の着物

年末年始の着物

 年末の買い物の時はこんな感じでした。

 長袖ロンTの上にデニム着物、小さめの羽織で、これにマフラーしてました。
 袴の下はカーゴパンツだったのですが、ちょっと正直これは寒かったです。

 お正月は、おめでたい感じで赤っぽい色にしてみました。いわゆる剣心カラーです。

 前回寒かった反省をいかし、今回はマントコートにしました。

 左右で色が違う着物

 左右で色が違う着物

 最近着た着物です。
 こちらは着物の左右で色が違うタイプ。

 この、襟のところが二重になっているのがちょっと気に入っています。
 着物の襟元は通常は長襦袢の襟のところがチラ見えしている構造になっているのですが、さすがにこの季節襦袢をしかも2枚は暑すぎるので、白の襦袢風Tシャツと、チェック柄のはいわゆるつけ襟を使っています。見た目の割に涼しいです。

 実この着物は袴に合わせる専用で、膝丈くらい

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えりまきの季節

えりまきの季節

久しぶりに着物です。
もうマフラーの季節ですね(ちょっとあったかいけど)。
着物は襟元が涼しいのでマフラーあると防寒威力抜群です。このストールは中華街のチャイハネで買ったアフガンストールっぽいものです。
ちなみに羽織紐はたぶんタイの民族ブレスレッド的なものを改造して作りました。

この日は中はチャイナシャツでした。着物は上も中もデニムですね。

浴衣

浴衣

 夏の着物といえば浴衣です。実際、花火大会などで着る人も多いんじゃないでしょうか。
 ただ、やっぱり真夏に浴衣は暑いです。同じ和装でも甚兵衛なんかの方が涼しいと思いますし、それにしたってTシャツに短パンの方が絶対涼しいです。

 自分は、それでも着る時はもう尻っぱしょりといいまして、裾を捲り上げて後ろの帯に挟み込んだりしています。

 ちょっと祭りスタイルっていう感じですね。
 これは昔の人だと結

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浴衣

浴衣

 もうすっかり浴衣の季節だなぁと思います。ここのところ雨ですけど。。
 やっぱり、江戸時代よりも今の方が気温が高い説あると思うんですよね。真夏になると正直浴衣でもめちゃくちゃ暑いので、初夏くらいが浴衣のベストシーズンなんじゃないかって気がする。
 ちなみに真夏に浴衣着る時は、保冷剤ふところに入れたり、首にかける冷たいやつつけたり、扇風機回したりしながら出かけます。夜なら頑張って粋に帯に挟んだうちわ

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着物を着て役に立ったこと

着物を着て役に立ったこと

 ここのところ、大正生まれの100歳のおばあちゃんが具合が良くないというので、頻繁に行っては話を聞いたりしている。
 その時に、些細なことだけど、着物を着ていくとちょっとだけ喜んでくれる。やっぱり、少し昔を思い出すらしい。着物を着るようになって、初めてくらいに役に立った気がする。あなたが着物着るようになるなんて不思議ねえ、昔は洗濯するのも大変でね、という話をうれしそうにしてくれる。

剣心風の着物

剣心風の着物

 えんじの着物とグレーっぽい袴があると、誰でも割と簡単に剣心風にすることができます。

 細かいディテールはともかくとして(確か本物は縞の袴ではなく無地グレーだった気が)、一応着物で着ると、ドンキのコスプレセットみたいなものとはやっぱり出来が雲泥の差です。コスプレイヤーの方々もやはりぜひどうせやるならちゃんと着物を着てもらいたい。何度も言いますが男着物は思っているよりも簡単に着ることができます。

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片身替わりの着物

片身替わりの着物

 片身替わりの着物です。最近よく着ます。これは実は袴用の着物で、裾が膝くらいまでしかありません。その代わり袴でももさもさせず動きやすいです。

ちなみにですが、かすかに見えている襟元、実はチャイナシャツを襦袢代わりに来ています。意外と相性いい。

 これは別の色、オリーブとカーキのいわゆる砂漠カラーな片身替わりです。中には、横浜中華街などにお店があるチャイハネという民族系雑貨屋で買ったジャケットを

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男着物の袴

男着物の袴

 最近は、着物を着るときに袴をはくことが多いです。
 袴はやっぱりなんとなく締まる感じがするというか、やっぱりシルエット的にも着物として完成されてますよね。袴をはかない、着物だけのいわゆる着流しの方が男着物の着方としては一般的ですが、やっぱりどうしても要するにマツケンサンバなので、シルエット的にはなよっとして見えますし、どこか足りない感じは出てきてしまいます。

 袴は見た目的にも非常にカッコ良く

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ステージ衣装としての着物

ステージ衣装としての着物

 11月は何本かバンドのライブに出演していまして、そのうちいくつかは着物でステージ衣装を着物にしてみました。
 
 一つ目は、いわゆるノーマルなロックバンドです。このバンドはメンバーの半分以上が外国人なので、一人だけ着物だったらエキゾチックで面白いかと思って着てみました。
 いい写真をいっぱい撮っていただきました!

 この時の着物はブラックデニム、赤襟の襦袢に、さらに袴をはきました。ステージで着

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デニム着物とソルジャー袴

デニム着物とソルジャー袴

 先日の迷彩柄の袴にデニム着物を合わせてみました。

なんだか、寄りで見ると全身がわかんないせいもあって、そういう飲食店(居酒屋さんとか)のユニフォームと前掛けみたいですね。

ちなみに元々セットだったデフォルトの上はこちらでした。だいぶ雰囲気違いますよね。

 なお、逆に上の片身替わりの着物はそのままで、袴だけ変えてみますと、こんな感じです。

これはぐっと渋い。。完全にお茶カラー。
同じ着物で

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滴やさんの士揃ヱ

滴やさんの士揃ヱ

 というわけで、その京都の滴やさんで購入した上下がこちら。

 こちらの滴やさんはメンズの袴スタイルに特化した着物のお店です。袴をはくことが前提なので、着物は長着ではなく、膝丈くらいまでしかない「胴着」と呼ばれるものです。それと帯と袴をセットで購入することができます。ちなみに、襦袢の襟はつけ襟です。
 ご主人ともお話しして色々お聞きしましたが、やっぱり着物が必要以上に敷居が高くなったり、格式ばった

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大人の修学旅行(4)

大人の修学旅行(4)

 初日は太陽の塔で現代芸術、自分が敬愛する岡本太郎の作品に触れ、その足で神戸の湊川神社に行き、自分の先祖とルーツについて考える。そして夜は友人のライブを聴きに行き、生の音楽を鑑賞する。二日目は奈良の寺院、日本で最も古い、人の手で作ったものを間近に感じ、そして一路京都に向かい、今度は日本の伝統文化である着物に触れる。
 なんとも、行き当たりばったりにしては、まさに修学旅行といったような内容になってき

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今日の浴衣20220612

今日の浴衣20220612

 すっかり暑くなりまして、浴衣の季節ですね。前にも書きましたが、真夏の湿気の暑さより、この時期の方が浴衣に合っている気がします。

 これは本当になんの変哲もない、よく着物やの店先で吊るしでビニールに入って売られているタイプの浴衣です。Mサイズとか書いてあるやつです。もちろん五千円くらいの安いものです。
 ただ、なんだかんだ言ってこれが一番着やすい。
 色もグレーで無難ですし、現代ものだから生地も

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