はじめまして!
今日は、平成最後の年、2019年1月14日(月)です。1回目の投稿をします。
昨年、"note"のことを知り、ボチボチ準備をしながら、やっぱり、やろかやろまいか思案してました。
ナゼかというと、やり出したら、やはり定期的に投稿しなきゃいけない!ということが課せられるようで・・・。
と、考えても始まらないから、たまに、途絶えることがあるかもしれませんが、今、この投稿から始めます。
で、まずは、自分を曝け出すことからスタートです。
【はじまり】
昭和32年9月19日、大阪の京橋で生まれる。3人兄妹の次男である。
父の「女の子を期待していたのに」を聞きながら悪戯ばかりしていたらしい。「ほんとに悪い子や。橋の下から拾てきた子とちゃうか」と親戚一同からもいわれる始末。
当時の殺し文句だったようだが、いまだに僕は思い出す。まさかと思いながら、「ほんとにそうちゃうか?」なんて思ったりもした。
しかしながら、次の日はケロッとして遊んでいる。それの繰り返し。
横では待望の長女が風呂敷、紐、帽子、母の衣装を纏って飽きもせず着せ替えごっこを黙々と楽しんでいる。
兄とも一緒になってイタズラ遊びもしていたが、僕の思い出す限りはなぜか兄は怒られない。今、考えてみてもそれはなぜか判らない。
先に言っておくが当時から、父は酒飲みで母は病弱だった。
胃腸が弱くよく入院をして、父がヤキメシを作り、僕らに食べさせ、「かなんわ!」と言いながら、酒を煽り、向いの独り身のおばあちゃんに僕らを託したり、仕事場に連れて行ったりした。という訳で父の酒と母の病がもたらすいろいろは僕が中学に入学する頃まで続いたような気がする。その後はかなり落ち着いてきたようにみえる、と同時に、寝入りばなに聞こえるイヤーな感じの夫婦喧嘩も減ってきたようだ。
【小学校・1】
小学校に入学、なぜか学級委員に推薦され決まる。嫌で嫌で堪らない。
重々しい何かが僕を襲い、今すぐにでも逃げ出したい。
一気に学校が闇と変わる。両親、先生を困らせ辞退することになる。経緯は頭にはない。が、すごくホッとした感情は今も心の奥のどこかで感じる。(人前に晒される。大勢の人前に出るのが苦痛だったということよりもこの「晒される」ということがまず、頭に拡がって行ったんだろうと思う)
大阪、布施(今は東大阪市)の晴宮住宅の頃である。
今、振り返れば誠に損な性格である。
裸足で通う子供と仲良しになった。
とっても絵(漫画)がうまい。親が遊ぶなと云った。
なぜかと聞くとあの子はダメだと言うだけ。
僕は遊ばなくなった。
あの子も別段取り立てて何も云わない。
自然に離れていった。しかも、結構カッコよかったのに。
ザリガニ捕り、魚釣り、なかでも台湾ドジョウだといっていまだ見たこともない幻のドデかい獲物を絶対捕まえるんだと探し歩いた。田畑や小川が一杯あった頃だった。
銭湯帰りの1枚10円の薄いハムがのったお好み焼きが楽しみだった。
その銭湯の大きな1枚もののガラスに足を滑らせ突っ込んでいった。
「怒られる。怖い」とまず思った。
しかし、先ず、「大丈夫か?」と聞かれホントにホッとした。
そのことだけがなぜか嬉しい。後ほど父が弁償したんだろう。
探検だといって、行った事のない場所を縦一列に並びやみくもに歩き回った。見た事もない景色の発見の嬉しさと何か怖いことが起こるんではないかという二つの気持ちを抱きつつしばらくそれは続いた。
思えば、小さい川に浮かんでいたブクーッと膨れ上がった肌色の人形、もしかしたら、それは胎児だったんじゃないか。
奇妙で不可解な行動をする薄汚いおっさん。
カエルを丸呑みする子ども。
とぐろを巻くアオダイショウ。
入ってはいけない「幽霊屋敷」。絶対、怒るおっさん。まさに探検だった。
駄菓子屋に行くため10円をねだり、鉄腕アトムの絵が上手な心臓の良くない子とも遊んだりもした。
顔色が黒く、決まって体育の授業は出ない、でも、結構いい顔立ちだった。体育の時間に出られない彼の気持ちなどコレポッチも考えなかった僕である。「体育=彼は居ない」ぐらいのモノだ。休んだときなど学校から出された連絡の便りとか授業に使った教材などを彼の家に渡しに行ったりもした。しばらく、この子とよく遊び、いつの間にか離れていった。
よく吠える白いスピッツを買い、生まれた小さな子犬ともども引越しのため捨てに行った。どこかの遠い野原の風景と、ガタガタ道に揺れる車だけを覚えている。小学2年になったばかりのことである。
(今回は、この辺で!引き続き投稿しますので、よろしくお願いします)
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