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#現代詩

nirvāṇa

夕陽がさして、わたしの睫毛がきらきらちらちらうつる、それで、天国にだって今日はあるような、そんな繰り返しで涙の味がしょっぱくて、しょっぱいままでにがくてあつくて、言い尽くせないほど君の部屋で戻れない焔がちらちらきらきらしていて、一日が永くのびて、一分、ふたりにふたをして、海が溶ける、その先を歩く、歩くかたちで瞳がずっとずっと転がっていく、思い出をさわって砂みたい、たちまちほどけて郵便局が灰色に近付

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流れる花

流れる花

一生が一秒だったなら、
きらきらひかっておしまいだった。
うまれたてほやほやの光に包まれてまたねむれた。

なのに手足は伸びるし頭の中は変わんない。
生きていくのはどんどんむずかしくなるし、
死ぬのもどんどんむずかしくなる。
分別ってやつがつくようにもなる。
呼びかけられ方もおねえさん、になる。

それなのに中ではまだずっと赤子がわけもわからず泣いている。

それはわからないものばかりだし刺激ばか

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