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半世紀前から普通の人生に挑戦した車椅子おばあちゃんの物語

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半世紀前から普通の人生に挑戦して、普通のおばあちゃんになった車椅子ユーザーの物語1~58
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半世紀前から普通の人生に挑戦して、普通のおばあちゃんになった車椅子ユーザーの物語⑪

半世紀前から普通の人生に挑戦して、普通のおばあちゃんになった車椅子ユーザーの物語⑪

ぶりの照り焼き、いなだ?

とりあえず、お買い物
昭和55年(1980年)
ネットスーパーもAmazonもありませんでしたが、
団地のすぐ裏手にはお肉屋さんとお米屋さんがあり、
少し先のバス通りには小さな商店街もありました。
お肉屋さんは車椅子でも行ける距離だったので、
夕方帰宅してからポテトサラダやコロッケ、
生姜焼き用の豚肉や合いびき肉などを買い夕食に間に合わせ、
お米屋さんはすぐ近くですが配

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半世紀前から普通の人生に挑戦して、普通のおばあちゃんになった車椅子ユーザーの物語⑱

半世紀前から普通の人生に挑戦して、普通のおばあちゃんになった車椅子ユーザーの物語⑱

夢のマイホームで同居生活って

さて、いよいよ夢のバリアフリー住宅計画が始動です。
駐車場もキッチンも浴室も県営団地よりも暮らしにくくなっては
意味がありません
当時木造住宅には認可されていなかったらしいのですが、
ホームエレベーターは必須です
さらに、いろいろ夢を見ていた私達は、あれもこれもと
設備に注文をつけたのでした
さあ、大変です
どうなることやら、小さな町の建設会社が対応してくださるので

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半世紀前から普通の人生に挑戦して、普通のおばあちゃんになった車椅子ユーザーの物語㉜

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「ご当選おめでとうございます」

「幼稚園なんて、行かなくったってどうってことない
別に、それで人生がどうのこうのってなるわけじゃないし
だいたい、まだ5~6年しか生きていない子供が
社会に適応だの不適応だの関係ないでしょ
何を隠そう、あなたのママは幼稚園どころか
小学校だって2年生の2学期から行き始めて
5年生と6年生はほとんど行ってないんだから
でも、ぜんぜん大丈夫」
と言ってあげたい
ああ、

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