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人生初のデートのお誘いを好きな子(彼氏持ち)にした、というお話

今回のお話は3部作を予定しております。

私がカースくんとしてnoteを立ち上げたきっかけとなるエピソードでもありますので、楽しみながら読み進めていってください。



砂糖のように甘い恋をした佐藤ちゃん(仮)のお話です。




意を決してデートに誘ったカースくん


佐藤ちゃんに積極的なアプローチを続けて、半年弱。

仕事時の昼食では2人で食事をしていましたが、休みの日や夜に2人で行動したことはありませんでした。

常に友人や仕事仲間に頼んで、団体での行動を前提にアプローチしていました。

だって相手には彼氏がいたから。


少なくとも人間的な好感度はそれなりにあったと自他共に認識してきた頃、友人が背中を押します。


「そろそろデートに誘いなよ」


ついにきたかという感じでした。

ここまで女性に本気になったのが初めての私は、デートのタイミングや正しいアプローチ方法など分かりません。

しかも相手はフリーではなく、彼氏持ち。

チュートリアルやレベル上げもなしにラスボスへ挑むようなものでした。

しかし、モテる友人が言うのであればタイミングとしては正しいのだろうと、恋愛脳に侵されていた私はデートを決心します。



相手に彼氏がいるとはいえ、断られる可能性は低いだろうと思っていました。

それは、経験がないからでもあるし、恋愛脳に侵されて舞い上がっていたからでもあります。

が、彼女の性格的にも、占い師カースくんの直感的にもデートの誘い自体はOKをもらえると予想していました。


とはいえそこは恋愛経験0のカースくん。

様々なアプローチ方法を脳内でシミュレーションし、アプローチのタイミングまで念入りに計画します。

マッチングアプリ上で食事に誘うことは何度かしてきましたが、リアルの女性に面と向かってデートに誘うのは、約30年間の中で初のイベント。

誘うと決めたその日の朝から、心臓の鼓動が全身に響き渡ります。

決行のタイミングは、お昼に2人で食事をする時。



以下、実況風

さあ始まりました!

まずはいつも通り昼を誘うところから!

おおっと、少々早口か?

でも佐藤ちゃんはいつも通りOKしてくれたぞ!

店に向かう間、いつも会話が絶えないはずのカースくんだが、今日はところどころ会話が止まっているぞ!

それでもなんとか無言をなくそうと頑張っている様子が伺えます。

カースくんの心臓の鼓動が私の耳まで聞こえてきそうです。


さあ店に入りました!

まずはメニューを見ます。

2人はいつもメニューで盛り上がりますからね!

この何気ない時間が楽しそうです!

佐藤ちゃんの好きなデザートを2人とも頼むようですね。

料理を頼み終えてトークタイム。

ここで話すか? 誘うか?

いや、まだのようですね。

場が温まっていないと判断したのでしょうか?

いや違うぞ!

誘うための入口トークだ!!


今回誘うのは、とあるアニメのイベントでしたね。

このアニメの話題は職場でもよく出ているので、自然と持ち出すことができました。

いい感じにアニメの話題が盛り上がってきましたよ。

これは場が温まったと考えていいんじゃないですかね?

おおっと、カースくんの唇が若干震えているぞ!

言うか? 言うか?


言ったああああああああああああああああああああああああああああああ!!

佐藤ちゃんの返事は…………………………………………………………!!

OKだあああああああああああああああああああああああああああああああ!


意外に即答でしたね。

カースくんの心境をインタビューしてみましょう。



人生初の試みとのことでしたが、今のお気持ちは?

「とりあえずホッとしています」


シミュレーション通りのトークはできましたか?

「できました。相手の性格やこれまでの経験を加味してシミュレーションをするのは得意なんです」


やはり佐藤ちゃんは可愛いですか?

「可愛いですね。吊り橋効果って言うんですか? ずっと心臓がバクバクだったので、より恋をしちゃったような気がします」


デートはうまくいくと思いますか?

「どうでしょう。一つ気になっているのが、彼女の返答です。あの言い方は、NOの気持ちはあるけど否定するほどじゃないって時にするんです」


つまり快諾ではなかったと?

「そうですね。やはり彼氏のことが頭をよぎったんじゃないかなと。デートまで気が変わらないことを祈るばかりです」


私には少しテンションが上がっているようにも見えましたが?

「それも間違いではないと思います。今彼とはこのようなデートはしないみたいなので、アニメのイベントが楽しみなのは事実でしょう」


最後に一言お願いします

「絶対に成功させるぞ!」


ありがとうございました。




もう1年前の出来事なのに、細部までよく覚えています。

今思えば、この時が一番楽しかった……


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