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好きな子をキャリーするためにFPS初心者が練習しまくった、というお話


『恋を越える原動力なんてない』


佐藤ちゃんのお話、第三弾です。






1.カースくんの夢

私には彼女ができた時の夢(やりたいこと)がたくさんあります。

そのうちの一つが、仲良くゲームをプレイすることです。


事の発端は、佐藤ちゃんと現彼の出会いがゲームだったという話が持ち上がったことでした。

今やネット上からの出会いは当たり前で、ツイッターやインスタなどのSNSから始まる恋も珍しくありません。

もちろん私も視野に入れたことはあるものの、反応をもらう方法が分からずに断念。

ゲームは絶望的に下手くそで、ルートが決まっているRPGくらいしかできませんでした。



ですがここで、友人がナイスパスをしてくれます。


「みんなでエイペックスやろうよ」


佐藤ちゃんはエイペックス未経験でしたが、何かの拍子に『エイペックス』というワードが上がり、私が女の子とゲームをすることが夢だと知っている友人がやってくれました。

佐藤ちゃんもエイペックスに興味があったらしく、快諾。

こうして私の夢の第一段階が叶ったのです。




2.初FPSに苦労するカースくん

たいていのFPSはチーム戦で、初心者がいても上手い人がキャリー(ゲーム内で引っ張ること)することでなんとかゲームが成り立ちます。

しかし我々3人はど素人で、移動・構える・撃つ 以外ができないレベルでした。

※佐藤ちゃんはモバイル版のみで、荒野行動のようなゲームしか経験なし


ゲーム開始⇨即死

本当にこんな感じです。

霜降りさんは盛り上がっていますが、私たちはお通夜状態。

空気に耐えられなかったのをよく覚えています。

敵も(サーバー振り分けによって)初心者が基本とはいえ、ほぼ運ゲー。

たまたま最初に敵を見つけ、適当にぶっ放した弾がたまたま当たれば勝てる。

それらたまたまがなければ負ける。

そんな感じです。


幸いだったのは、佐藤ちゃんもゲームを友人とすることに楽しみを見出していたこと。

当時3人の関係値がそれなりだったのもプラスでした。



2回目もそれほど日を置かずに行います。

プレイスキルを上げるのは難しいので、私は会話を楽しくするためにピエロを演じました。

基本的にゲームは黙ってする派なのですが、キルされた時のリアクションや、たまたま勝てた時の喜びの感情を極端に強めます。

一人が明るくなれば、自然と他の二人も明るくなります。

たまたま勝てる割合も上昇し、1回目よりは盛り上がりました。


しかしそれは延命措置でしかなく、長く続かないことを私は悟ります。

あとやっぱり男としてはカッコつけたいので、ここからがカースくんの真骨頂です。




2.エイペックスを研究しまくるカースくん

私は本気を出すとヤバいです。

私は今回もyoutubeを頼り、有名な配信者を見まくります。

エイペックスは技術も大事ですが、何よりも思考が重要だと知りました。

思考ならトレースできます。

ありがたいことに言語化してくれる配信者が多いので、とにかくさまざまな思考を学びました。


この記事を見てくださっている方は、エイペックスに興味があるか経験者かだと思うので、当時の感謝も込めて配信者を一部紹介します。


初心者の方はまさとしさんをリスペクトしてください。

マナーも学べますし、本当に勉強になります。

たぶんこの方がいなければ、途中で諦めていたと思います。

初心者でも〜っていうタイトルは腐るほどありますが、たいていは脱初心者レベルの内容。

でもまさとしさんは、本当に初心者レベルから解説しています(言語化がうまい)。



全く参考になりません。

なぜかと言うと、異次元の強さだから。

いわゆる魅せプ(魅せるプレイ)配信者で、「すげえ」「ヤバい」「かっこいい」の言葉しか出ない、視聴者の語彙力を奪う内容です。

私はNIRUさんの動画を見て、いつかこんなふうになりたいというモチベーションに変えていました。

知識のないど素人でもすごいことが理解できるプレイです。

この域に達するには、たぶんあと10年はかかる。



他にもたくさんいますが、当時毎日欠かさず見ていたのはこの二人。

解説内容が理解できるようになるまで時間がかかったからです。




3.順調に成長するカースくん

エイペックスにはランクシステムがあって、
ブロンズ⇨シルバー⇨ゴールド⇨プラチナ⇨ダイヤ⇨マスター⇨プレデター

といった感じに上がっていきます。

最初はゴールドに達成するのも難しく、突撃⇨死亡 の繰り返し。

しかし段々と容易にゴールドへ到達できるようになり、苦労してプラチナ到達だったのが容易に到達へと変わっていきます。


上達が確実に実感できていたので、参考にする配信者の幅も広がっていきます。

5回目あたりで、佐藤ちゃんをキャリーできるようになりました!

佐藤ちゃんもさすがに少しはうまくなっていますが、知識やテクニックは勉強しなければ身につきません。

プレイしまくればいいというわけではないですからね。


とはいえ、3人の中では強いことが分かる程度で、安定したキャリーとまではいきません。

上手い人は6歳の子にラストキルを取らせることすら可能にさせます。




まだまだやっと脱初心者レベルの私は、今でも勉強の毎日です。

佐藤ちゃんとは気まずい状態なので、いつかAPEX女子をキャリーするのが夢です



次にAPEX記事を出す時は、余裕でマスターになってAPEX女子をキャリーしたという報告だと思うので、気長に楽しみにしてお待ちください笑


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