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ライター編

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フリーランスのライターとして感じたことなどを綴っています。
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インタビューに雑談力はいらない

インタビューに雑談力はいらない

どう考えても自分には向いていない、インタビュアーの仕事を始めてから4年余りが経ちます(といっても件数は少ない)。

苦手なりに向上させたくて、いろいろ考えながら今に至っています。

雑談する時間すらない取材の現場自分に足りないのは雑談力では?

本題に入る前の雑談で話し手(インタビュイー)との距離を縮めるべきでは?

と本題の前の雑談について、勉強した時期がありました。

書店に通年並んでいる雑談

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書くこと以外にライターができること

書くこと以外にライターができること

Culture Cruise(カルチャークルーズ)というWebサイトを立ち上げてもうすぐ7年、インタビューを始めてからは4年が過ぎました。

インタビューカテゴリーでは、ミュージシャン・アーティストの方の記事をメインとしています。

さまざま振り返れるほど経験を重ねているわけでも、熟達しているわけでもないですが、現段階の自分にとっての備忘録として綴ります。

というのも、先日行なったインタビューで

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アーティストへの質問被る問題をインタビュアーとして考えてみる

アーティストへの質問被る問題をインタビュアーとして考えてみる

アーティストが作品をリリースすると、たくさんのメディアが取り上げます。

特にメジャーレーベルからアルバムが発売される時は、リリース週にはTLを追いきれないほどの動画や記事が出回り、テレビやラジオ番組への出演など、とにかく露出が増えたりします。

Culture Cruiseでも、年に何回かですがインタビューをさせていただくことがあり、他のメディアさんがどんな質問をするかは分かりません。

でもだ

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夢みたいな出来事があった次の日は、どうやって生きればいいですか

夢みたいな出来事があった次の日は、どうやって生きればいいですか

三代目 J SOUL BROTHERSのELLYさんが、Culture Cruise(私が運営しているサイト)の記事を紹介してくださった。

絶対に初めての経験ではないはずだけど、「初めて見た」と言ってくれる優しさ。

解説できるのは関わっている人だけ、自分は感じたことを書くのみだと常々思っているが、解説記事と言ってくださって恐縮すぎます。

ずっと育ててきたCulture Cruiseのリンクを

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【記事ができるまで】藤井風さんの「旅路」レビューはこんな風に書きました

【記事ができるまで】藤井風さんの「旅路」レビューはこんな風に書きました

藤井風さんの「旅路」レビュー記事を書いた1日を振り返る編集後記です。

▼レビュー 本編はこちら▼

2021年3月1日に配信リリースされた藤井風さんの「旅路」。レビュー記事の公開までを、時系列に書き出してみました。

3月1日  配信開始0:00   Spotifyで聴き始める。何回か聴いたところで、この曲のレビューを書いてみようと思い立つ。

0:30   まず歌詞を手書きでメモ。1曲を深掘り

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ライターが1日に覚える新しい表現の数

ライターが1日に覚える新しい表現の数

今日はライティング能力の向上について考える。

ライターとして語彙力を鍛えること、表現力を磨くことは必須であり、1日3食のうちの2食目あたりに位置するくらい大切、というかやって然るべき行動である。

それをしなければ、今持っている表現力の中でしか呼吸できないので2年くらいで失速し、3年もすれば執筆に限界が見え、動悸・息切れを引き起こす。

ということで語彙力向上委員会を発足する。

最初にやったこ

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ライター5年目の変化「誰かの推しを大切にするようになった」こと

ライター5年目の変化「誰かの推しを大切にするようになった」こと

私事で恐縮ですが、ライターになって丸4年が経ちました。

前職はまったくの別業種にいたので、フリーランス歴も同じく4年です。

フリーランスを1年後も続ける人は5割、5年生存率は1割とも言われている世界なので、この先はもっと努力が必要なのだろうと思います。

不安もありますが、それ以上に楽しみでもあります。

まだまだ修行の身ですが、ライターを4年続けて、考え方や行動などあらゆることが変わりました

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