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#日記

赤の他人と話す時に私たちが知るべきこと

赤の他人と話す時に私たちが知るべきこと

信じられないような話ですが、人間はお互いの感情が外見からは全く分かっていません。嘘をついている人は正直者に見えるし、スパイ活動をしている人は信頼できる人に見える、不安そうにしている人は何か悪いことをしているように見えています。人の表情から読み取れる情報は、その人が頭の中で考えていることを理解するのに信頼できる要素ではありません。

この驚くような内容は、世界的ベストセラーを何度も出しているマルコム

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読みたいことを書いた結果は自分へのエールだった

読みたいことを書いた結果は自分へのエールだった

もう2年前のことになるが、文章を書けるようになりたくて、ライティング講座を受けはじめた。

2017年8月から4か月間は、毎週2000字程度、少し休んで、2018年の3月から6か月間は毎週5000字程度を課題として提出していた。
乏しいボキャブラリーも薄い記憶も雑巾絞りにして、毎週毎週何かをひねり出しては、課題提出に勤しんでいた。

5000字の文章を書くコースは、先生が認めた記事には、受講生が感

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聞こえない音楽

聞こえない音楽

聞こえない音楽を聞いてしまった。時速250キロで走行する新幹線の中で、僕は聞こえないはずの音楽を聞いた。聞くつもりはなかったし、まさかこんなところで演奏されているなんて思いもしなかった。どうやら、音楽は若い女性の車掌さんから漏れ出てくるらしかった。

「切符を拝見させていただきます」

そう告げた彼女を追いかけていた。今となってはどうでもいいような用件だけど、とにかく用があって車掌さんを探していた

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かみさまと話をする

かみさまと話をする

かみさまとおしゃべりしたいと思う。今日みたいに真っ青な空だとよけいに思う。春の光の中では何もかもが許されているようで、そっと打ち明けてみれば真実を話してもらえそうな気がする。
「まあ、座りなよ」と、白い服を着たかみさまが椅子を勧めてくれたりして。

きっと、子どもの頃はいつでもその椅子に腰掛けられた。
友だちから預かった小鳥に最初のお水をあげる瞬間とか、夏休みのプールの帰りに足を踏み入れた路地の奥

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