お題

#2021年のおすすめ映画

急上昇の記事一覧

映画賞を乱暴にブレンドして、2021年の「いい映画」を炙り出してみる

U-NEXT映画部の林です。いよいよ2021年度の映画賞レースも大詰め。今日3月11日には日本アカデミー賞が発表されます。TV放送もされて一般的な認知は高い賞ですが、日本には重要な映画賞が他にもたくさん存在します。 今回はそんな各映画賞の結果を無理やり得点化して、2021年の日本映画を興収軸ではなく、評価軸でまとめてみたいと思います。 映画業界内で「権威がある」とされていたり、ある程度の歴史があったり、受賞者が喜んで授賞式に訪れたり、という点を考慮して、あくまでも独断で8

スキ
35

【映画解釈/考察】『ロスト・ドーター』『ドライブ・マイ・カー』「不条理演劇と記号的他者を通した物語的自己同一性による癒し」

『ロスト・ドーター』(2021)マギー・ギレンホール監督 『ドライブ・マイ・カー』(2021)濱口竜介監督 今回は、アカデミー賞2022脚色賞にノミネートされた2作品について考察を行います。 1 不条理演劇と実存主義『ロスト・ドーター』は、エスリンの不条理演劇の言葉がはっきりと映画の中に出てきますが、『ロスト・ドーター』のストーリーの構成自体が、不条理演劇そのものになっています。突然安らぎを破壊する集団、突然降りだす雨、突然現れる訪問者、突然落ちてくる松ぼっくり、突

スキ
23

ゆる~く読み解く映画『ドライブ・マイ・カー』

※以下、2021年12月に劇場で観たときに書いたブログ感想の転載になります。わかった上でごらんください。 色々と思考を促す映画だったのでなんかすごい賞を獲りそうだからその前に話題に乗っておこうという最高にダサい観客たちにその一員として混ざって観てきた帰りの電車で脳をフル回転させてその回転がもう止まろうかというところでひとつアッと閃いたのがこれって昔の映画だったら5分1シーンで済ますようなことを、とまでは言わなくとも90分あれば描くに充分なテーマを迂回して迂回して迂回して迂回

スキ
5

キネマ旬報ベスト・テン 短評・日本映画編

2月2日、キネマ旬報ベスト・テンの各賞が発表されました。 さらに2月4日発売のキネマ旬報特別号で、日本映画、外国映画、文化映画のベスト・テンが発表された。個人的には納得の結果でした。 以下、ベストテン各賞の作品名・個人名が書かれているため、まだ結果を知らない人は、ぜひ本誌を読んでから、この記事を読んでいただきたいです。 〇日本映画ベスト・テン 第10位 『花束みたいな恋をした』  ベスト・テンに入ってくれて本当に良かった。理想的な出会いから始まる若者2人の5年間にわたる恋

スキ
16

今月観た映画

今月はいつもより映画館に足を運び、思うまま楽しんで、堪能できた月だった。ちなみに観た映画は呪術廻戦0と、コンフィデンスマンJP。 呪術廻戦は漫画で読んでいたから話は知っていたけど、やっぱり映像で見ると迫力が違うし、乙骨の強さとカッコ良さに圧倒されっぱなし。 主題歌のKing Gnuの一途と逆夢もとても良くて。一途の歌詞と本編との内容がマッチしすぎていて、少し切ない印象を感じる漫画での台詞が、かっこ良いサウンドとなんだかとってもマッチしていて、一度聴いたらメロディが頭から離れ

スキ
10

空白(2021)

187 - #空白(2021) #空っぽの世界に光はあるか ================= #新聞記者 の#スターサンズ×#松坂桃李 コンビで #ヒメアノ~ル の#吉田恵輔 監督が #古田新太 主演で描く…字面だけで重い、、 洋題#intolerance の意は「不寛容」 ================= - 【一気に引き込まれる事故シーンからの始まり】 - 劇場に行きたいと思いながら行けてなかったシリーズ。 秀逸なラストだった#ヒメアノール の吉田監督作品と

スキ
7

シリーズが苦手な人にこそ見てほしい 「キングスマン:ファースト・エージェント」感想

※この記事には「キングスマン:ファースト・エージェントの」決定的なネタバレは含まれていません。 しかし、シリーズ「キングスマン」「キングスマン:ゴールデンサークル」の重要なネタバレは含んでいます。シリーズ未見の方はご注意ください! タイトル通り、私はキングスマンシリーズが大の苦手であった。 スパイガジェットや、ユーモアセンス、魅力あふれるキャストは大好きだ。 しかし何よりもグロシーンが苦手な私。映画館ではいつもビクビクしながら見ていた。 しかし、キングスマン前日譚を描くいわ

スキ
12

映画録2021年

2022年1月、昨年観た映画感想をまとめておく。 ここ数年はインド映画多め、アジア映画ぼちぼち、アメリカ系は好きな俳優と好きな監督しか見ない(きっぱり)の傾向。ベスト選定できなかったのでmyおすすめ作品はトップ画像を参考にしてください。 ・ヒッチャー 1986年・アメリカ 4 2021年始早々怖かった。2020年末に観た中南米の”バカラウ"も怖かった。  フィルムを修復し過去の良作を再上映されるようになり、有難い。 ・春江水暖 2019年・中国 4.5  初長編映画とは思

スキ
10

休日に観たい映画(2022年1月)

シゲクです。 2022年1月もあっという間に20日が過ぎました。寒い日が続き、なかなか家から出たくない、テレビもYouTubeも飽きた時こそ映画鑑賞のチャンスです。ジャンルを問わずランダムにご紹介しますので、「気になるけれど見れていなかった名作」をこの機会に観てはいかがでしょうか。 ※記事にある商品リンクはAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。 今回は、この辺で失礼します。

スキ
26

映画【シークレット・ジョブ】廃業寸前の動物園を着ぐるみの従業員が救う!

韓国歴代興行収入No.1のメガヒットを樹立し、日本でも大ヒットした映画【エクストリーム・ジョブ】の制作会社が手掛ける最新作! 前作の【エクストリーム・ジョブ】では、チキン店を舞台にしたドタバタ麻薬潜入捜査劇でした。 今回の【シークレット・ジョブ】では舞台を動物園に移し、経営立て直しのため従業員が動物に扮し、動物園の再建を目指すという相変わらず奇抜な設定。 動物と人間を行き来する前代未聞の一人二役で活躍する従業員5人組には、個性派俳優が集結。 愉快な楽しさを届けてくれる話題

スキ
2

2021年に観た映画に一言コメント(NANASE)

アップする順番が前後してしまいましたが、完全に自己満で、去年見た映画を羅列して一言コメントつけていきます!  noteに書いたものはURLを載せます。 トップ画は、166本目「キング」で語った、イチオシのロバート・パティンソン。 新作があまり観られなかったので、今年はガンガン劇場で観ていきたいです!(抱負) 1.サイコ(1960年・米) 何度見ても怖い。オチを知ってても怖い名作。 https://note.com/mikangarten/n/nb0e4cb5295 2

スキ
4

99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE

ドラマシリーズから大好きでずっとずっと楽しみにしていた映画! * * こんな人におすすめ…* * Summary…* * Point…・ドラマシリーズのお馴染みのメンツが全員集合! 第1シリーズの榮倉奈々さん、第2シリーズの木村文乃さんが帰ってくるのが本当に嬉しい! 新メンバーの杉咲花さんは今までの相棒さんたちと違って深山を崇拝しているのも同じ流れじゃなくて面白い! すき! * ・スペシャルドラマからのつながり 公開前日に放送されていたスペシャルドラマに残

スキ
2
有料
100

2021年映画振り返り&ベストテン

2021年、映画振り返り。 ベストテンは以下の通り。 01 トゥルーノース 02 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 03 アルプススタンドのはじの方 04 ドライブ・マイ・カー 05 ボストン市庁舎 06 心の傷を癒やすということ劇場版 07 空白 08 クーリエ 最高機密の運び屋 0 9 JUNK HEAD 10 モーリタニアン 「トゥルーノース」は必見すぎ。とにかく観てほしい! 世界の現実とはこういうことなのかと愕然とする。 ヴァイオレット

スキ
6

2021年の映画ベスト10に入らなかった良作10選!

先日、2021年の映画ベスト10を外国映画と日本映画とそれぞれ発表したのですが、惜しくも10本に入らなかったけど良作なのでまとめてここで今回紹介できればと思います。 ▼外国映画ベスト10 ▼日本映画ベスト10 ということで今回は惜しくも次点となった良作10本を紹介していきます! 外国映画の次点5作品まずは外国映画の方から5作品挙げたいと思います。 次点といいつここでも5本に絞るのが難しい、、、笑 これを入れるとあれが入らないなどここにきてまた迷うという。。 でも5本決

スキ
43

またもや、色々見た映画の感想文、なかなか面白いのもあった 7本見た

今年ももう13日が経ってしまったというのに、やっつけ仕事ばかりの日々で、何かを始める気すらなれない今日このごろ。まあ、無理して仕事しなくてもいいと言えばそうなんだけど、何もしないと、元からバカなのにさらにバカになってしまうという恐怖があるので、少しばかりの仕事をしつつ、映画などを見て娯楽を楽しむことにした。というわけで、ここ最近見た映画について、また語ってみようと思う。 ケンとカズ(2016) ジャパニーズノワール。覚醒剤を売る男達の物語。カズ役の人って、「恋は続くよどこま

スキ
40

2021年に初めて鑑賞した旧作映画BEST3

皆さん明けましておめでとうございます。 毎日がハッピーニューイヤー男、君嶋です。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 さて、年末のタイミングで我々映画部で個人的に自分にぶっ刺さった映画を紹介した記事を公開しました。 去年はコロナも少し落ち着き、洋画も勢いを取り戻してきた印象だったので、映画館に通う洋画マニアとしては嬉しい限りでした。 個人の鑑賞記録としては社会人になって一番多くインプットをした年でもあり、 劇場鑑賞数:137本 自宅含めた総鑑賞数:約700本 と「お前本

スキ
27

2021年映画ベスト10を発表します!!

こんにちは!はなです。 1年最後の日、大晦日。大掃除をしたりおせちの準備をしたり紅白を見たり、やることはたくさんある日かと思いますが、映画好きとして1番にやらなければいけないことがあります。それは…今年観た映画の中で年間ベスト10を決めること!! ということで、去年の大晦日に決めたんです。2021年の年間ベスト10。こんな感じでね。 しかし感想を書くのが...億劫で...。2021年はとっくに終わり、もうこんな時期になってしまいました。でも書かないのもモヤモヤが残るので

スキ
22

2021年下半期 わたしを救ってくれた10本の映画 +年間ベスト10

今回は去年の映画についてです。 2021年の下半期(7月〜12月)で個人的にこの映画に出会えてよかった! と思った映画10本。 劇場で見た新作映画91本の中から選んでみた。 サブスクも入れたら少し順位が変わるかも?なんだけど、 「映画館で映画を見る」ということが自分にとってどれだけ大切か改めて認識した1年でもあったので、やはり劇場鑑賞作から選ぶことにした。 やはり映画に命を救われている。 そして映画館に救われている。 映画館に行くという行為、 仕事やデジタル機器から

スキ
25

映画『サウンド・オブ・メタル』はごはんシーンもとても美しい

先日のnoteでは、2021年映画ベストを振り返りました。その中で唯一、配信で鑑賞したのが『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』という作品でした。 映画自体も本当に素晴らしい作品なのですが、本作に出てくるごはんシーンも印象深かったのでメモしようと思います。 ▼2021年映画ベストはこちら 『サウンド・オブ・メタル』は、リズ・アーメッドが主演を務め、聴覚を失ったドラマーの青年の葛藤を描いたAmazonオリジナル作品。第93回アカデミー賞で作品、主演男優、助演男優

スキ
6

Netflix『ドント・ルック・アップ』 みどころ紹介

昨年末くらいにネットフリックスで続々とオリジナル映画作品が配信されまして、どれもなかなか面白いです。 『浅草キッド』がすごい広告していたので一番目立ってましたが、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』なんてすごく地味なんですが、ものすごい作品でした。 ジェーン・カンピオンはやっぱりすごかった。 そんな中でも思いっきりエンタメをやってのけた『ドント・ルック・アップ』がめちゃ面白かったので今回noteで紹介してみたいと思います! 『ドント・ルック・バック』(12/10配信)<あらすじ>

スキ
32