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#読書感想文

本を読んで感じた気持ちや考えたことを、言葉にしてnoteに残してみませんか?おもしろかった本の感想や学びを「#読書感想文」で教えてください!

人気の記事一覧

「正真正銘のクソ野郎」の抜け出し方を、オードリー若林さんが教えてくれた

目を疑った。 まさか、私の中の最低な部分をこんなにもそのまま言葉で曝け出してくれる人がいたなんて。 しかもそれは、今までまったくといっていいほど正反対なタイプだと思っていた、とある漫才師の方だったから。 知人がよく読んでいるイメージがあって、なんとなくKindleで注文していた本。 オードリー若林さんが書いたエッセイ集、『ナナメの夕暮れ』だ。 最初は、自分なんかが踏み込めるわけのない芸能界で華々しく活躍する人の心の中を覗き見る感覚だった。 大御所芸人さんとの飲み会につい

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白取春彦編訳「超訳 ニーチェの言葉」読書感想文

ニーチェの本となると、読む前から挫折しそうな気が。 でも避けて通れない。 その名前と、昔の哲学者とは知っている 官本室にあってマークしていた本となる。 春の日だった。 手にとってパラパラとめくってみた。 文字量は少なくて、余白が多い。 1ページには抜粋がひとつ。 そこに、数行の意訳があるだけの232ページ。 これだったら読めそうだ。 実際に1時間ほどでペラペラと読める本だった。 読んだはいいけど、どうも抜粋だと頭に入ってこない。 超訳すぎるかも、という感想だ。 1時

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マイケル・デル「デルの革命」読書感想文

デルとは、あの『 DLL 』。 マイケル・デルは創業者。 1999年にアメリカで出版された。 2000年に日本で出版となる。 18歳で創業してから、15年で全米No.1のパソコンメーカーとなったときに口述した本となる。 絶頂期の本ともいえる。 そうして見ると、表紙のマイケル・デルは、ドヤ顔しているかのようでもある。 だから多少は割引いて読む。 が、巻頭の “ はじめに ” では、マイケル・デルはビシィッと述べる。 この本は、自伝でもなければ、デルの社史でもない。 私

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松本清張「ガラスの城」読書感想文

向かう高層ビルの外観は、折からの朝の日を受けて総ガラスの窓が煌めいている。 壮大なガラスの城である。 ガラスは反射鏡のように、周辺のビルの風景を、光と影の対象で映していた。 中に入ると輝くばかりに明るい。 女子大を出て、最初にこの建物の中に入ったときは、誇りと喜びとに胸が震えたものだった。 それから6年が経った。 今のわたしには、その夢も薄くなり、色あせている。 ・・・ 彼女の鬱屈が続いていく。 東亜製鉄株式会社の社員の三上田鶴子の手記である。 そのガラスの城の13

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齋藤慎子訳「アランの幸福論」読書感想文

幸福になりたい。 著者はまったく知らないが題名がいい。 前回に読んだ『超訳 ニーチェの言葉』の隣にあった本。 同じ出版社で、同じ重厚感がある装丁。 シリーズとなっているようだ。 手にとってペラペラ読みしてみると、1ページにひとつの言葉が抜粋されていて、意訳が数行あって、空白が多めになっている。 なにかひとつでも。 なにか心に残れば、と借りた。 噛みしめるようにして、じっくり読んだ。 通常の読書では、口に出す “ 音読 ” はしない。 が、あえて音読して、じっくり2時間

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冲方丁「光圀伝 下」読書感想文

下巻は、27歳からはじまる。 駆け足気味で、青年から晩年までの光圀像が描かれる。 70歳のときに『大日本史』の草稿が完成する。 ここまでに40年を要している。 後に影響を与えた大書だと十分にわかった読書だった。 巻末の解説は筒井康隆となる。 この『光圀伝』を絶賛している。 冲方丁は、徳川光圀の伝記資料を実によく研究しているとのこと。 伝記資料とは、以下が挙げられている。 『桃源遺事』 『義公行実』 『義公遺事』 『玄桐筆記』 『西山遺聞』 聞いたこともない資料ばかり

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『文藝 2024年春号』

今。 バルクアップ!プロテイン文学と言われれば読むしかない。ラベルをつけるって本当にすごいことだ。 長井短『存在よ!』 こわいきもちで〜急にこうやってぽん って入ってくる文章のファンです。 泣きそうになった幽霊の献身、応援 想いが届いてよかったね。 児玉雨子『跳べないならせめて立て』 かつてバレーボール運動をしていた自分とどこか無理矢理にでも重ねて読んでいるのだろうな。口調は憧れるものに似る。 王谷晶『蜜のながれ』 小説なんて書けるもんじゃないと強く思っていたこの

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阿部紘久「文章力の基本」読書感想文

手元に置いて、何度も開きたい実用書。 副題にある『簡単だけど、だれも教えてくれない 77のテクニック』そのままの内容。 どこかに引っかかっていた、文章の書き方の基本的な疑問がほぐれていく。 今までの自分の文章を、添削したい気持ちになる。 著者は「文章力とは?」を、以下のように説く。 よいテーマを見つける『着想力』。 テーマに関わるさまざまな事象に考えを広げる『連想力』。 書くべきことを峻別する優先順位の『判断力』。 書くべきことを構造的につかむ『把握力』。 独自

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ぴあMOOK「東京BAR 10×10」読書感想文

よくあるバーを紹介する雑誌。 厚さ1センチに満たない雑誌に、東京にある100のバーが紹介されている。 表紙には『老舗の各店から話題の新店まで。仕事にオフにと使いたい。初めてでも安心のもう1件を教えます』とあるのが心強い。 『栄冠の1杯に酔う』ともあるが、そこまで酒に入れ込んではない。 いいなと感じたのは、老舗のバーが目立つこと。 話題の新店ばかりの雑誌もあるけど、ああいったのはどうも宣伝臭がして、読んでいてなんかつまらない。 10のテーマごとに10店で計100店。 だ

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竹内一郎「人は見た目が9割」読書感想文

突きつけられるような題名だ。 「ですよねぇ」としかいいようない。 読むまでもない。 本当にそのとおり。 いや、ちがう。 人は見た目が9割9分。 今までどれほど、見た目で忸怩たる思いに陥ったことか。 男性からは、警戒の目を向けられる。 チンピラみたいな下品なヤツからはカラまれる。 こっちは上品なのに。 女性は走って逃げる。 そのあたりは露骨だ。 例えば、夜の帰り道などで、人通りもなくて、ふと気がつけば少し前を女性が歩いている。 こっちは右に曲がろうとしていると、向

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永山則夫「木橋」読書感想文

著者の永山則夫は『連続ピストル射殺事件』の犯人。 米軍基地から盗んだピストルで4人を射殺した。 犯行当時は19歳。 これが1968年。 翌年に逮捕された永山は、裁判がはじまると、極貧の生い立ちを理由にして左翼じみた社会批判をしたという記憶がある。 裁判は長引いて、東京地裁では死刑判決となる。 少年がおこした事件では、初めての死刑判決となる。 これが1979年。 事件から11年が経つ。 そして控訴審となり、東京高裁の判決では無期懲役に減刑された。 これが1981年。

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乙野四方字「君を愛したひとりの僕へ」&「僕が愛したすべての君へ」読書感想文

読書ってローテーションがある。 1週間かかって読んだ本も1冊。 3時間で読んだ本も1冊。 1週間のほうの1冊を続けて読み終えると、今度は3時間のほうの1冊を読みたい気分になっている。 だからといって簡単な本でもつまらないし、こういうときは、なじみがない本を選ぶ。 目についたこの本の表紙はアニメテイスト。 自分からは、いちばん遠いところにある “ 甘酸っぱい青春恋愛モノ ” だろうか。 そう思って選んだ、この2冊。 2冊は、2016年に同時刊行された。 似たような題名

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冲方丁「光圀伝 上」読書感想文

むずかしい人物を描いた小説。 水戸黄門だ。 むずかしい読書になりそう。 テレビ番組のイメージが強すぎる。 水戸黄門は全国を旅する。 葵の御紋の印籠をかざして、下々を土下座させて、高らかに笑うおじいさんのイメージが強い。 それは創作だとは知ってはいるが、いったんイメージがついてしまうとマズい。 読んでいる途中で、人生なんとかというテーマソングが浮かんできそうな気がしてならない。 しかし避けては通れない。 読書をするようになると、水戸光圀の名前はちょいちょいと出てくる。

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堀江貴文・西野亮廣「バカとつき合うな」読書感想文

友人から差入された本。 ありがたく読む。 その前に新聞広告で見かけていた本。 インパクトの強さが記憶に残っていた。 だって、本の題名が「バカとつき合うな」だし。 広告に載っていた章題と小章にもインパクトがあった。 で、さっそく開くと目次がある。 その章題は3つ。 【1章】バカはもっともらしい顔でやってくる。気をつけろ! 【2章】バカになにを言ったところで無駄。ムキになるな! 【3章】ふたつの「バカ」 この3つの章題の下に28の小章が配されている。 以下である。 【

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今日、誰のために生きる? 第764幕

アフリカのブンジュ村に伝わる口伝。それは、私達日本人の祖先である縄文人の教えであった。 本日は、人気YouTuberのTOLAND VLOGさんの動画『2025年7月 シャーマンが見た日本の未来』の中から、ペンキ画家ショーゲンさんの話をシェアしたいと思います。 では、動画をご覧下さい。 1. ショーゲンさんとはショーゲンさんは、化粧品会社でサラリーマンをしていたが、1つの絵を見つけたことで衝撃を受け、仕事を辞めペンキ画家を目指そうとする。 この絵がアフリカで作られている

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阿刀田高「旧約聖書を知っていますか」読書感想文

阿刀田高は “ 要約 ” の名人らしい。 ちなみに “ あとうだ たかし ” と読む。 で、その要約は『知っていますかシリーズ』となってると、回覧新聞の書評にあった。 その名人の『知っていますかシリーズ』に、世界でいちばんに読まれているという聖書があるのだ。 これは、ダブルで読まなくてはいけないだろう。 でも、聖書を読むのは、ちょっと怖い。 もし、聖書に感化されたらどうしよう? もし、キリストに目覚めたらどうしよう? 切迫した迷いである。 受刑者になると、宗教に傾く

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宮本輝「彗星物語」読書感想文

回覧新聞には、宮本輝の記事が載っていた。 2018年に完結した「流転の海」の書評だった。 それがまた、37年がかりの小説だというから驚きだ。 33歳から71歳まで書いて完結したという。 1982年から2018年まで。 宮本輝の作品の多くには仏教的世界観がある、ともある。 「解釈を拒絶して動じないものだけが美しい、を大切な言葉としている」という本人のコメントも載っていた。 深そうな宮本輝だ。 残念なことに、どこかなにかで名前を目にしたというだけで、まだ1冊も読んだことが

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お勧め本「対話ドリブン」発売🌈✨

教育の現場、特に公立学校の場合3年から6年ほどで転任するような仕組みになっていて、もう少し長い間共に過ごしたら「分かり合えそうなのに」と思うこともしばしばある。 毎年入れ替わる在籍メンバーで教育活動を実践できるのはその年限りなわけで、4月のスタート時からできるだけ速やかに相互理解をする必要があると常々感じていた。 その速やかな、本音の相互理解をするために必要なことが、五木田洋平著「対話ドリブン」には記されている。 著者はNewsPicks Education「学びの伴走者

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美嘉「君空」読書感想文

“ ケータイ小説 ” というジャンルが誕生したのは2000年代。 女子中高生が携帯に打ち込んだ文章を、ネット上にアップしたものが元となっている。 特徴としては、横書きの文章。 読みやすくはある。 内容は難しくはない。 “ ケータイ小説 ” はブームとなる。 人気の作品は、本として出版された。 薄っぺらい本ともいわれた。 ブームから10年を経たが“ ケータイ小説 ” は進化している。 ケータイという枠を超えて、作品として確立している。 本だって、もはや薄くはない。 最

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読書の環

時々、noteに#読書感想文を書いている。 感想文といえるのか。 一部にフォーカスして、要点をざっとまとめたり、自分の感じたことと粗筋が一緒くたになってしまったり。 とにかく自由気ままに書いている。 読んだという記録を残したくて投稿する場合もあるから、正直、この本はもう繰り返し読むことはないな、という本もあった。 しかし、わたしの投稿を読んで、実際に本を手に取る方もいらっしゃる。 責任重大だ。 逆のパターンもある。 わたしも、フォローしている方の感想文を拝読し、図書館

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