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疲労

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#冷え症

「とりあえあず」の重要性

「とりあえあず」の重要性

「とりあえずビール」というのは、ビールを飲んでからじゃないと他のことは考えられない、まずはビールに対する欲求を解消して、それから次に取り掛かろう、と大げさにいえば、そういうことですね。

漫画「じゃりン子チエ」のチエ、竹本チエちゃんのおばあちゃん曰く、不幸は「ひもじい、寒い、もう死にたい、の順番でやってくる」そうです。だから悩みがあるならまずは空腹を満たし、温かくする。悩むのはそれから。

食べて

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うつ病と冷え症の関係3

うつ病と冷え症の関係3

心の病が身体の症状となって現れる心身症。

痛み止めを飲んでよくならない腰痛が、抗うつ薬で収(治)まれば、その腰痛はうつ病の症状としてのもの、と捉えることができます。程度の差こそあれ、このような人は非常に多いと考えられます。

副作用や、依存症のことを考えれば、薬を飲み続けるのは「正直、抵抗がある」と思うのは当然でしょう。

薬を飲んでいる間は症状が緩解するが薬を止めると悪化する、いつまで薬を飲ま

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腰下肢痛の2大要因

腰下肢痛の2大要因

単に腰が痛むものを腰痛と呼ぶのに対して、腰痛に下肢痛が伴うものを「腰下肢痛(坐骨神経痛)」といいます。運動器由来の腰下肢痛の2大要因が椎間板ヘルニアと変形性脊椎症、とされています。

〇椎間板ヘルニアによる腰下肢痛                   椎間板とは、椎骨(背骨を形成している24個のうちの一つ)と椎骨との間にありクッションの役割をしているもので、椎間板の中にある核が飛び出た状態が椎間板

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腰下肢痛治療の流れとセルフケア

腰下肢痛治療の流れとセルフケア

単に腰が痛いものを腰痛と呼ぶのに対して、下肢症状(脚のしびれや脚に力が入らないなど)が伴うものを「腰下肢痛」と呼びます。

下肢症状がデルマトーム(神経の走行)に一致している場合は、神経根が圧迫されている(神経根症)ことをまずは疑います。神経根症には椎間板ヘルニア(若者に多い)によるもの、変形性脊椎症(年配者に多い)によるものがあり、もっとも障害されやすいのがL5(腰椎の一番下から出ている神経)で

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