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馬込沢うえだ鍼灸院院長。慢性疾患をよくするためにはベースにある疲労、冷え症、不眠症を改善することがとても大切です。子宝に恵まれるため、美しくなるため、あなたの夢を叶えるために鍼灸を利用してください。日本自律神経学会会員、日本不妊カウンセリング学会会員、日本動物愛護協会会員

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  • 太極拳

  • 思うこと

    日々感じたこと、思うことを綴っていきます。

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    いつも元気でいたいですが、病気になってしまうこともありますね。病気にも意味があると思いたい。

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    鍼灸と筋トレによって、その効果は倍増します。

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    鍼好きな方には一層、そうでない方にも鍼を好きになってもらいたい。鍼についていろいろ綴っていきます。

最近の記事

太極拳のススメ

3ヵ月間ほど入院したことがあります。 最初のひと月は毎日検査検査、悪い体調が、検査によってさらに悪くなるのではないかと、冗談ではなく本気で思ったほど。寝て検査、起きて検査、飯食って検査。 毎日、違う種類の検査が待ち受けています。 一通りの検査が済むまでは治療は出来ないと、検査、検査、検査地獄。そんな日がおおよそ1ヵ月間続きました。 検査が終わって薬を飲むようになるころには、症状はほとんど治まっていました。熱もないし、咳もない、飯はうまい(今思えば入院は必要なかったので

    • 健康診断は受けたけど

       健康診断は受けたけど、その結果は聞かない、怖いから。という人がいました。 「もし、何か手を打たねばならないことになっていたら」と考えたら、その状況を放ったままにしてくおくほうが怖いんじゃないか。 大丈夫であってほしい気持ちは間違いなくあるけれど聞かない。聞いて、大丈夫となればひとまずは安心できるのだろうけれど聞かない。大丈夫ではなかったら、それを考えると心配で心配でとても聞けない。 時が過ぎればそんな心配もどこかにいってしまうだろう。健診なんかなかったことにしてしまえ

      • ユンケ〇が好きですか?

        筋肉は、筋肉への「継続した刺激」によって強くなります。一度の筋トレで筋肉が変わることはありません。 寝たきり予防、競技力向上、人によって目的は違っても目的達成のためには、「一定量」の刺激が必要であることに違いはありません。 が、長期間トレーニングを休んでいても一度トレーニングをすると「安心するため」か、その後にまた長期休養に入ってしまう、そんな人がいます。 一度切りの爽快感を味わうためならそれでもいいのですが、筋肉の発達を望むのであれば相応のものが必要です。強壮剤を飲ん

        • のびしろはありませんか?

           鍼灸によって病気が治る、体調が良くなる、笑顔が生まれる、研修時代から現在に至るまで、そんな状況をたくさん、たくさん見てきました。 「鍼灸だけですべてが解決すればこんなにうれしいことはない」と思います。多くの人に幸せになって欲しい気持ちが変わることはありませんが、鍼灸治療によってみるみるよくなっていく人がいる一方で、なかなかよくならない人もいます。 以前にテレビ番組で見た、主婦vsプロレスラーの綱引き対決。 主婦チームは綱引き大会の優勝チーム。主婦チームは7人、プロレスラ

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        記事

          ユルテンフリー

          本日1月22日は「カレーの日」だそうです。カレーにまつわる思い出、誰にでも一つや二つはあるのではないでしょうか。 スキー場内ホテルの冬季従業員として働いていたことがあります。日曜の昼は決まってカレー。スキー場での生活はとてもお腹が空きます。カレーはいつ、どこで食べても美味しいのですが、寒い中スキー場(の従業員食堂)で食べるカレーは格別でした。じゃがいもとにんじん、たまねぎと少々のお肉が入ったいたって普通のカレーライスでしたが、エネルギー充填、サンデーカレーでがんばれました。

          ユルテンフリー

          やりくり上手

          病気やケガが形になって現れる「症状」というもの。いろいろあります。 風邪の症状なら、発熱、鼻水、鼻詰まり、喉の痛み、咳、関節痛。 骨折の症状なら、腫れ、痛み、諸々の日常生活ができない等々。 不快なものばかりです。風邪を引いて気持ちがいいとか、骨折をして心がハッピーになるとか、特別なケースを除いてそういうことはありません。ふつうは症状があるときは何もしたくないものです。それもそのはず、神様がそうさせているのだから当たり前です。つまり症状とは、体の防衛機能による強制的な休養

          やりくり上手

          大人のアトピーが増えている

          大人になってもアトピー性皮膚炎が治らない、そんな人が増えています。どうして? 原因の一つは、社会が衛生的になりすぎ、免疫機能の活躍の機会がそれまでよりもとても少なくなってしまったから。働く場を失った免疫機能は、その力を持て余し、不必要な反応をするようになってしまった。 もう一つが、昔に比べて「栄養状態がよくなったから」とされています。が本当にそうか? 栄養とは、生物がその生命を保ち、また成長してゆくために、必要な成分を体外の物質からとり入れること。もしくは栄養になる成分

          大人のアトピーが増えている

          バカと利口と

          手塚治虫が、素晴らしい漫画を描くためには「漫画バカ」ではいけない、と言っていたとのこと。漫画家は読者がいてこそ職業として成り立ち、読者を無視した作品はひとりよがりになってしまいます。 「バカの一つ覚え」とは、同じやり方に固執して、他のことを理解しないこと。聞き覚えた一つのことをどんな時にも持ち出す人、もしくはその行いをあざける言葉です。 覚えたその一つを使うべきときが、そのバカの力の発揮どころではありますが、そうそう同じシュチュエーションばかりは訪れません。 「バカの一

          バカと利口と

          正規の医療と代替医療

          医師にのみ許される行為があります。その行為を「正規の医療」といったりもします。その正規の医療によって病気が治るかといえば、治ることもあれば治らないこともあります。 再現性があるのが科学、であるならば医療は科学ではないということになり、その点からいえば正規の医療も、代替療法も、民間療法も、科学ではありません。 ※「現代において正規の医療とされているものの多くは『薬物医療』『ロックフェラー医療』であって、医療とよべるようなものではない。自然治癒力を低下させるものを医療とは呼べ

          正規の医療と代替医療

          「つながり」を見よう

          どのようなことでも「つながり」をもちます。 過去は今とつながり、今は未来とつながり、因果応報、原因と結果はつながっています。 東洋医学で、気血の通り道のことを経絡といい、経は縦のつながり、絡は横のつながりを表します。 西洋医学でも東洋医学でも「筋肉」は存在しますが、「経筋」という言葉は東洋医学独自のものです。経筋とは、筋肉と筋肉のつながりのこと。 日常の生活において筋肉が単体で動くことはなく、実際的には複数の筋肉が同時に動くことによって、一つの動作が行われます。 例

          「つながり」を見よう

          開き直って、日光浴

          心の病。 重症なものになると何もできなくなります。 何もできない、朝起きられない、 ここのままではいけない、何とかしなくてはと気持ちは焦るが、何もできない、朝起きられない。 わずかな気力を振り絞って治療院に足を運ばれる人もいますが、それができない人もいます。 そんな人、その気になるのを待って日の光を浴びましょう。 この世には慣性の法則があり、動いているものが動き続けるのとは違い、止まっているものが動き出すためには、相当のエネルギーを必要とします。 ただ、動けない

          開き直って、日光浴

          効果的な鍼灸

          △△には何々にいい、〇〇に効く食べ物、というのがあります。 バナナは血圧を下げるのにいいとか、 レバーは貧血に効くとか、 妊娠のためには大豆がいいとか。 当たり前ですが、バナナやレバーや大豆だけ食べてさえいれば、それでいいわけではありません。 土台に栄養バランスの取れた食事があってこそ、食材一つ一つの効能が生きてくるわけです。 健康を願うなら、病気を治したいなら、その土台となるものが必要です。 健康のための、病気治癒のための土台となるものは睡眠と栄養です。充実した睡眠

          効果的な鍼灸

          時間をかけたほうがいいもの

           マッサージ(あん摩や指圧も含む)は体に対してのみ働きかけるものではなく、その刺激は体を通して脳や心に届きます。マッサージが心の病にも効果があるのはそのためです。 ※ここでは脳は器質的(脳梗塞など)、心は機能的(鬱病など)なものとします。 気持ちを落ち着け、心をリセットするためにマッサージを行うときの注意点は? ある程度時間をかけること。 美味しい煮込みをつくるようなもの、あるいは坐禅の効果を得るために一定の時間を要するようなもの、といえるかもしれません。 目をつむ

          時間をかけたほうがいいもの

          思い立ったが吉日。治療を受けよう。

          同じ病気であっても、症状が強く出たり、治るまでに時間がかかったりするケースもあればその逆のケースもあります。 また、しょっちゅう風邪を引いたり何かしらの病気になっている人がいる反面、大勢が罹患している中にあって、自分だけはいつもと変わらずに元気、そんな人もいます。 この差は病気によるものなのか、「人」によるものなのか? 治りにくい(とされる)病気と治りやすい(とされる)病気があります。例えば不治の病とされていたガンなども、現在では必ずしもそうではなく、見解も様々です。

          思い立ったが吉日。治療を受けよう。

          それがどうした

          闘病を余儀なくされる人たちがいます。 命が助かるかもしれない治療法があることを知ってしまったら、試したくなるのが人情というもの。 助かる見込みがなければ諦めることができたのに。「知らぬが仏」とは、知らないがために仏のように心穏やかでいられるという意味。闘うのは疲れます。 外猫は内猫に比べて圧倒的に寿命が短く、交通事故防止などのことから飼っている猫を外に出さないように推奨されます。一生を家の中で暮らす猫も少なくないわけです。 それが猫にとってかわいそうなことなのか?

          それがどうした

          口を開こう

          空気を大量に呑んでしまい、おならやゲップが大量に出る「呑気症」という症状があります。 ストレスから歯を嚙みしめ、その際に唾液が多く分泌し、その唾液と空気をいっしょ呑み込むので「噛みしめ呑気症」とも呼ばれます。 噛みしめるという無意識の行為はストレスによって起こり、顎関節症や頭痛や肩こりの原因にもなるとされ、寝ている間の歯ぎしりもストレスとの関係が大きいと考えられています。 噛むときには噛むための筋肉に力が入ります。噛みしめが長く続けば、筋疲労から様々な症状がでてもおかし

          口を開こう