ユルテンフリー
本日1月22日は「カレーの日」だそうです。カレーにまつわる思い出、誰にでも一つや二つはあるのではないでしょうか。
スキー場内ホテルの冬季従業員として働いていたことがあります。日曜の昼は決まってカレー。スキー場での生活はとてもお腹が空きます。カレーはいつ、どこで食べても美味しいのですが、寒い中スキー場(の従業員食堂)で食べるカレーは格別でした。じゃがいもとにんじん、たまねぎと少々のお肉が入ったいたって普通のカレーライスでしたが、エネルギー充填、サンデーカレーでがんばれました。
カレーが嫌いという人には今まであったことがありませんが、中には食べたくてもカレーを食べられない人もいます。カレーのルーには小麦が使われていて、小麦アレルギーやグルテン不耐症の人はカレーを食べると体調が悪くなります。
グルテンを取ることであきらかに体調がおかしくなれば、グルテンアレルギーやセリアック病の疑いから「まずは検査を」となりますが、何となく調子が悪い程度だど、まさか体調不良の原因が小麦や大麦だったとは思わないかもしれません。
カレーやパスタ、パンやケーキなどは、私たち(とくに戦後生まれの)日本人にとってまったく珍しいものではありませんが、ちょっと前まで日本人の食生活にはないものでした。
「グルテン不耐性(過敏症)」の症状は、下痢や便秘だけでなく、体の病、心の病、実にさまざま。急激な食の変化についていけない多くの日本人の腸や体が、心が、声なき悲鳴をあげています。
少しのグルテンフリー(これをユルテンフリーというのだそうです)で、心も体もハッピーになれるなら、やってみる価値はあります。もちろん、しっかりとグルテンフリーによって健康を確保する人もいます。
今一度、和食の美味しさ見直そう。
※セリアック病は欧米人に多い。
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