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正規の医療と代替医療

医師にのみ許される行為があります。その行為を「正規の医療」といったりもします。その正規の医療によって病気が治るかといえば、治ることもあれば治らないこともあります。

再現性があるのが科学、であるならば医療は科学ではないということになり、その点からいえば正規の医療も、代替療法も、民間療法も、科学ではありません。

※「現代において正規の医療とされているものの多くは『薬物医療』『ロックフェラー医療』であって、医療とよべるようなものではない。自然治癒力を低下させるものを医療とは呼べない。本来、医療とは非科学的なものを包括するものである」といった意見もあります。

どこまでが医療か?

これは明確に線引きがされるものではなく、「体調がよくなるために行われるもの」といった視点でみればすべて医療と捉えることができます。

食べるのも、寝るのも、歌うのも、瞑想も、海に行くのも、山に行くのも、心が落ち着くことも、心がわくわくすることも、みんな医療。正規の医療も、代替療法も、民間療法も、すべて医療です。

正規の医療を選択すべきときは正規の医療を選択すべきですが、そうではないシチュエーションは多々あります。

ただし、どのような医療を選ぶにしても何をやるにしても、これだけは外してはいけない、押さえるべきは正しい食事と、質量ともに充分な睡眠です。適度な運動が必要な人もいるでしょう。「感謝」の気持ちが病状を良くし、事態を好転させることは多くの人が感じています。

そうはいっても、カップラーメンばかりを食べているのに病気になっていない人はいるし、夜更かし、運動不足でも健康な人はいます。感謝なんかしたことはないが至って元気という人もいれば、タバコを吸わなくても肺ガンになる人もいます。

なぜか?

これはわかりません。少なくとも現代の科学では説明できません。わからないことは実に多い。

感謝すると体調がよくなるのはなぜか?といわれてもわからない。いろいろと仮説を立てることはできても本当のところはわかりません。単なるプラシーボかもしれない。

やみくもにドクターショッピングを繰り返すことは避けなければなりませんが、科学的に証明された医療以外は信じない、やらない、というのであれば、できるものは何一つなくなってしまいます。

肩こりだからといって、腰痛だからといって、マッサージや整体、鍼灸や鎮痛薬だけが医療ではありません。可能性を広げましょう。



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