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【詩集4】副流煙

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副流煙とは、気持ち悪くて、私が凄く嫌いなものです
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#現代詩

世紀末、私

いつも何気なくやってくる朝に押し潰される。最近寒いからといって、無駄に布団を重ねているせいではない。明らかに嫌がらせと抗いようのない生々しさを伴った「現実」のせいだ。外から聞こえてくるやかましい車どもの排気音が、なおさら今私が夢の世界からほっぽり出されたんだなという事実の輪郭をはっきりさせやがる。この物凄い怠さの正体って一体何ですか。そうですね、私の腹の上に生意気に乗っていやがる「現実」ですよね。

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図書館にて

最近 現実逃避するために

近所の図書館へ行くことが多くなった

読む本はテキトーにネットで調べて

なんとなく面白そうだなと思ったものである

最近は人間のどうしようもなさを

如実に描いた作品を好んで読んでいる

自殺に関する本もまた 妙に惹かれるものがある

無意識のうちに俺は自分のどうしようもなさとか

自殺に対する一種の憧れのようなものとかを

抱いているのだろうか よく分からない

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なんてことのない一日(裏)



曇り空と車たちの排気音で灰色のフィルターがかかる朝

ゴミ置き場に捨てられた少女にカラスがたかる

一羽が一つの眼球を大事そうに咥えて飛び立つ

二羽が顔に血を塗りながら腐り落ちた脇腹の肉を啄む



弱々しい日の光が伸びきる昼

公園の木についていた黒く変色した蛹を

亜実ちゃんが手でプチっと取って口に含んだ



無駄に多い街灯とネオンライトで埋め尽くされる夜

「だからそーゆー意味

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なんてことのない一日

起きたらもう昼過ぎで草

どーしよw まぁとりま抜くか

ふぅ 歯ぁ磨くのめんどいからいいや

今日の予定はっと あ 何もねーわw

いつものことや 飯だ飯 カップ麺

カレー味にパックご飯を添えて

ラーメンカレーライス的な?

なんつって つまんなw

食ったらゲームしよ

もう夕方か 暗くなるの早すぎわろた

なんとなく公園散歩してくっか

そっか 帰宅ラッシュの時間か

みんな疲れた顔して

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