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雲子
2024年5月31日 07:48
5月も半ばを過ぎて。とある予備校生:「インハイ予選の情報が発表されたよ!」わたし:「へぇ。」とある予備校生:「どうなったと思う?」わたし:「何が?」とある予備校生:「生井金太郎、どうなったと思う?」わたし:「え?そりゃ…」とある予備校生:「入っとったんよ~!!」わたし:「え?団体メンバー?」とある予備校生:「そう、団体メンバー!奪い返したらしい!」わたし:「へ~!そうなん、
2024年5月30日 07:37
ゴールデンウィークのこと。 その日も、夜の8時すぎ、とある予備校生が「ただいま~」と帰ってきた。とある予備校生:「今日さあ、また、古いほうの勤務校のソフテニに会ったよ。また、練習試合に行っとったらしい。」わたし:「おかえり。へ~、がんばるね。」とある予備校生:「でさあ、生井金太郎が、さらに、やばいことになっとるらしい。」 生井金太郎くんは、とある予備校生の中学時代の仲の良い後輩
2024年5月29日 16:36
四月のことである。 とある予備校生が電車で帰って来る夜の7時半ごろ、わたしの古いほうの勤務校のソフトテニス部の一団が、試合帰りで、ぞろぞろと電車に乗ってきたらしい。「今日、古いほうの勤務校のソフテニ部に電車であったよ。やばい強豪校のオーラを出しとったから、すぐ分かった。」と、帰ってきたとある若者は言う。わたし:「へぇ、何か言ってたん?」とある予備校生: 「あ~、しゃべりはしたよ。
2024年5月19日 10:20
集めた提出物を置く場所がないので、ふと、思いついた。 そうだ、社会科準備室っていうものがあるんだった。あそこに置けばいいんじゃない? 提出物を抱いて、職員室の鍵BOXから社会科準備室の鍵を取る。 階段を上って3階に上がると、図書室。その向こうに社会科準備室はある。 3階の廊下を歩いていると、中庭の向こうに、去年の若者たちが問題を解いている教室が見える。中間考査中。教室の窓から、彼らの肘
2024年5月17日 11:07
さあ、今日も採点デー。あと、4クラス半。 採点って、絵本を読むのに似ている。1枚1枚、ページ(答案)をめくると、良い間隔で見つける、軽い驚き……、な感じ。 それで言うと、今回の採点のポイントは、「フロイト」という解答のところ。言わずと知れた(?最近はそうでもないのかもしれないけど)、精神分析学者のフロイトである。 左手で答案をめくりながら、赤いサインペンを持って採点してゆく。 「フ
2024年5月11日 10:50
最初にあれの答え合わせをやって、とりあえず鎮まらせよう。それからこれを読んで、教科書のここからここまで進む感じかな。大事なのはこことこことこの辺か。それ以上深入りしても難しそう。それをどうやって説明しようか。黒板にどう書(描)こうかな。たぶん、こういう感じの言い方でこうで、こうで、こういう順番が伝わりやすいかな。授業に行く前は、当たり前だけどそんなふうに50分のシナリオを
2024年5月9日 07:54
本日1時間目は、盛り上げ科での、「多様性」についての、あまり勉強らしくない授業の回。「盛り上げ科」は去年の「素直科」の後輩たちである。キーンコーンカーンコーン……♪ まずは、「中間テストの範囲を、配りまあ~す。」 テスト週間に入るので、手書きのテスト範囲を刷って配布。見るやいなや、「これ、先生が書いたんですか~?へ~。」 (え??他に誰が?どういう意味?)「