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植物に関するある考察
果実を動物に食べさせて糞から種をまいてもらうという植物がある。
なんとも斬新で面白い方法だなぁと感心していた。
ただ、そこからもう一つ進んで考えてみると、それをするために必要な要素があった。
それが味覚である。
味覚のない人間が作った料理が、果たして美味しいだろうか。
食わせるには美味しいものを作らなければならない。
そう考えると、植物には味覚がなければおかしいではないか。
ビタミン等の栄養だけ
仲間というのものの認識と境界について
近頃、どうにも困っているのが仲間というもので。
ここでいう仲間というのは別に馴れ合うような存在ではないことは最初に断っておく。
今まであまり欲しいと感じたことはなかったのだけれど、最近は必要性を感じている。
だからといってどこで出会えばいいのかがわからず。
個展とか行って話しかければいいじゃないか?全くその通りだけど、そこから交流が始まる予感が一切しないのは何故だろう。
交わして一言、二言。そ
遮光器土偶に於けるある考察
前に日本美術史の本を読んでいたら、よく見るアイツを見つけた訳で。
そう、「遮光器土偶」である。
アイヌ民族が使う陶器で出来た遮光器をつけてるみたいだから遮光器土偶。
ちょっとオカルト的な考え方の人たちは、これが宇宙服を着た宇宙人だ、なんて言ってる。
かくいう自分も中学生くらいの頃はそんな考えに「へぇ」と関心していたのだが。
ちなみに歴史的、学術的な考えでは、古代のシャーマンが儀式の際に使っていた
制作につきまとう危険なテーマ
ある一定のラインから、作品を作る時に「テーマ」を求められるようになる。
私の場合は、短大に入ってから。
その頃はそんなもんクソ食らえと思っていた。 ただこれが中々厄介で。
ある人が言うには「おでんの串」みたいなもの。
今時っぽく説明すると、Instagramで食べ物から、風景、ファッションまでゴチャゴチャとしたのはテーマがない状態。厳密に言えば違うのだが。
今の私のInstagramもこの状態。
立体という状態について
ある日雲を見ていて、ふと思った。
あれは立体なんだろうか。
そう思い始めて色々なものを見てみると、その辺の建物や木、人までそう思うようになってきた。 浮世の世界のなんと平面的なことか。
実際、この目で見ているものと、写真とでは大差がない。
もちろんカメラはレンズを通すから歪むけれど。
これについては色々言われそうだけど、この目で見ている雲や建物は、どう見ても平面的だ。
あくまでも遠近感があるだけ
ここのところのAIのイラスト騒ぎについての私見と偏見
なんだか久しぶりに文章を書きたい気分なので、ブログでも書こうかと。
近頃は、AIが絵を描くようになっちゃって。ある程度の事柄を指定すると、それっぽいのが出来上がってくる。 でもって描いたイラストが人間のそれと遜色なくて、無料だとかでバンバン作れるもんだから、イラストレーターが食えなくなるんじゃないかってことで少し世間が騒いでいるようで。
件のAIのイラストを見てみると、様々なデータを取り込んだ