得しようと思っている子どもを見ているともったいない気がすることがある
得をしようと思って、得してないような、子どもを見ることがある。
近所にふたごの男の子がいる。
似ているけれど、性格はずいぶん違う。
ひとりはおっとり、ひとりはしっかり。
小さい時に息子と仲が良くて、ある日一緒に花火をした。
しっかり型のかなとくんは、1本やるとすぐに
「次のちょうだい、次の!」
と花火をもらいに来た。
おっとり型のまなとくんは、息子(やはりおっとり型)とゆっくりじっくり最後まで、消えていく花火を見ていた。
かなとくんがひとりで何度ももらいに来るので「