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note歴1年で見えたもの③~優先順位

【前回の記事】


noteを始めて1年経過の気付き記事、第3弾です。

私がnoteを楽しく続ける上で大事だと思うことを挙げて、ほんのわずかでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

noteを続ける目的や意味は人それぞれ違うと思いますが、やはりせっかく記事をネット上にアップするのであれば、少しでも多くの方に読んでもらいたいと願うのは当然ではないでしょうか?

本当に誰にも見せたくない「自分だけの記録」にとどめたいのであれば、何もわざわざ 、SNS上に公表する必要はないのです。

これはnoteにかかわらずSNS投稿全般においての「そもそも論」であり、もしSNSで大きな成功を収めたいとか、人気者になりたいとか、有名になりたいとか大きな夢を抱く方も多いでしょう。

しかし、それ以前に考えるべき要点をまとめてみました。

私もまだまだ未熟なnoterなのですが、「noteでやるべき優先順位」について考えてみました。



1位:交流

noteでは「スキ」や「コメント」がきっかけで交流は始まります。

記事を読んだらスキ。
感じた事があるならコメントを残す。

これらはSNS全般において、超がつくほど当たり前です。
また、自分の記事を読んで頂いた方々への「感謝」の気持ちがあれば、普通は必ずその方の所へもお伺いするのも当前の事です。

「スキ」には、記事を読みましたという以外に「ありがとう」「これからよろしく!」という挨拶も兼ねているからです。

ただ、待っているだけでは何も始まりません。



2位:インプット

他の方の記事を読む事は、いろんな意味で自分に役立ちます。
特に次のような方は、これが出来ていないのだと思うのです。

・記事を書く題材がない

note内の記事は素晴らしいです。
皆さんそれぞれが個性豊かで、読んでいるだけで惹き込まれる内容が多いです。

それは他のSNSを経験しているからこそわかる事で、特化した知識やオリジナリティに富んだ切り口で書かれている記事が比較的多く、大いに勉強になります。

皆さんの記事をインプットしているだけでも、十分に記事ネタは転がっているので、無理に記事を書こうとせず「読む事」に徹してみると、意外と面白いネタが思いついたりします。


・数字が延びない

私は数字は気にしない方です。
特にフォロー・フォロワー数などは、数の多さではなく、「お付き合いの濃さ」だと思っています。

時々、「フォロバ100%」と謳っていたり、逆にそれを狙ってフォローしてくる方もおられます。

少なくとも私は、フォローする方は誰でも良いわけではありません。

取り組む姿勢などが、自分と同じ感覚を持ち合わせておられる方となるべく繋がりたいと願っています。
お互いに認め合う相互フォローの関係でありたいと思っているからです。

その事に関しては以前も記事にさせていただきました。


スキ数が延びないのも、たとえ毎日投稿や一日に複数投稿している方は、スキ数は分散されるので仕方がないと思いがちですが、そうでもないように思います。

そんな方々でも、ちゃんと毎回100スキ以上のクリエイターさんも大勢おられるからです。

逆に、投稿日から2,3日経過しても1ケタしかスキがつかない方は、ただ単に「交流」と「インプット」が出来ていないのではないでしょうか?

あるいは必要以上の交流を意図して避けているのかもしれません。
それはそれで、少数の方との繋がりを大切したいという思いが感じられるのです。


スキ数を見るだけでも、そのクリエイターさんのある程度のnoteスタンツが見えてくるように思います。


私としては、フォロー数もスキ数も一定の交流を保てるちょうど良い数字が理想なのです。



3位:寄り添う

コメントというものは、性格や人柄が現れるものです。
その人の記事内容だけでは気付けなかったことが見えたりもします。

また共感する事で、その人に寄り添った見方も出来たりすると、
人と繋がりは、どこか似た感覚を持ち合わせた者同士が引き寄せられるものだと実感できます。

喜怒哀楽の度合いであったり、
気付きの焦点であったり、
冗談や笑いのセンスであったり、

寄り添ってみて、そのクリエイターさんの記事を深掘りする事で、
ひょっとしたら自分自身もそれまでに知らなかったジャンルを発見できることもあります。

結局、人に寄り添うこととは、一見すると他人のためのようですが、
自分にプラスになる事の方が多いのだと気付かされました。


逆に、記事内容に対しての悪質な中傷コメントを受けた事もありました。
間違いの指摘とか、ご意見ならありがたく誠意をもってお答え致します。
しかし、100%批判するものには大きな疑問を感じています。

わざわざ長文のコメントを残して批判する前に、ご自分で誰もが納得のいく記事を書くべきで、堂々とご自分のホームグラウンドで勝負すべきだと思うのす。
アウェイグランドでの自己主張は、道理が違います。

そのようなクリエイターは、私にはただマウントを取りたいだけにしか見えず、相手にしないのが得策だと考えています。

どのような観点から、どのような記事にするかは、
各クリエイターの自由
だと言う事は忘れてはいけません。

お互いを尊重するという大原則を忘れて、大きな勘違いをしないように心掛けたいものです。



4位:アウトプット

ここでやっと、自分本位の事がランクインします。
上記の事を実践していれば、自然と読み手の事を考えるようになりました。

・ここは箇条書きしたほうがわかりやすい。
・人名や地名は知名度の低いものにはルビは必須。
・結論から入るか、起論から入るか。
・どこに一番のポイントを置くか。

それらを考慮して、読み手の目がとどこおってしまわないような文章に仕上げなくてはなりません。

何かを伝えようとして記事を書いているのにもかかわらず、流れるように読める文章でないと、記事内容云々より、構成や不親切さに気を取られてしまい本末転倒となってしまいがちです。

読み終わって、「で、何だったけ?」とならなような配慮はしたいものです。

また、noteにはWordと同じような文書作成のためのツールも備えられているのに、使わないと損だと思います。
せめて「見出し」を上手く使い分けるだけでも、文章はグッと読みやすくなるはずです。



5位:宣伝・販売

これに関しては当てはまらない方も多いと思います。

私が言う宣伝とは、今のところ「著書の紹介」です。
記事を有料にする予定もないし、また、積極的に記事を買うタイプでもありません。

前回の記事で、一度だけ買った記事を紹介しましたが、それのみです。

一度だけでも買ったからこそ、ある程度の交流や共感がなければ購買意欲も湧かないと実感もできました。

何の交流もない人から買う可能性は、限りなくゼロに近いのです。


kindle本はすでに4冊を出版していますが、毎回のように押し売りする事は不要だと思っています。

これも「インプット」から感じた事ですが、他記事を読んでいて、毎回出版本や有料記事を宣伝したり、あるいはそれのみの記事も見かけます。

それは、売る事を第一の目的にされているためで、人によって優先順位が違うということが顕著に出ています。

そもそも、自分の記事を訪れてくれないと交流できない。
交流がないと買ってはくれない。
まるで「ニワトリが先が卵が先か」ですが、要するに自分の目的次第なのです。

交流重視の私の場合は、関連記事のときのみ、あるいは記事の末尾にリンクを貼るぐらいで良いと思っています。



リアル世界と同じ優先順位

今回、私の独断と偏見で優先順位としてランク付けしましたが、これらは人により違って当然です。

確かに5位の宣伝・販売は、無名な人間が、SNSでいきなり営業活動をしてもおそらく空振りでしょう。
これはリアル世界と同じことで、同じ商品であっても、買う窓口や人を選んでしまう現実があるからです。

その理由は何でしょう?

やはり、上記に挙げた条件を「その人が備えているかいないか」によるからだと思うのです。
noteの優先順位を現実に置き換えてみると解りやすいのかもしれません。

1,交流ーーーーー挨拶と対応
  ⇩
2,インプットーー相手の話を聞く
  ⇩
3,寄り添うーーー共感する
  ⇩
4,アウトプットー自分の意見を言う
  ⇩
5,宣伝ーーーーー推薦する
  

これらは、現実の世界と変らない自然の順位なのかもしれません。

自分を主張したければ、まずは人の話を聞く事が肝心で、
聞き上手こそ話し上手と言われている所以にもなります。

いつも長いだけで、何が言いたいのかさっぱりわからない話をする人は、文章にもそのまま表れるもので、まずは人の話を聞いてインプットする側に立ってみると、伝える文章というものがどういうものかが見えるように思います。


これらは順位をつけるだけでなく、それぞれの比重は違っても、バランスが大事で、どれかが欠けると均衡を失ってしまい、挙句の果てには意欲が失せて、noteを辞めてしまう原因になっているのではないかと思います。

自分のnoteに大切な事は、
一つを実践すると連動するように他の事にも意識がいき、
全てのバランスが整っていくのではないかと思っています。

自分に合ったスタンツを見つけて、少しでも楽しくnoteを続けたいものですね。


さて、一人のnoterとして、あなたはどれが一番大事だと思っていますか?









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