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Love myself, speak myself
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#日記

夫からの「好きだよ」に答える、私なりの正解|SUPER BEAVER『言えって』

夫から「好きだよ」と言われるたび、居心地の悪い思いをしていた。

どう答えれば良いか分からないから。

分からないとは少し違う。「私も好きだよ」と答えればきっとすべてが上手くいく。夫の言葉にたぶん嘘はない。それと同時に、きっと彼は私からの「好き」を求めてもいる。分かってはいる。

それでも私はその言葉を上手に発することができなかった。その言葉に対して感じる違和感を無視することができなかった。だから

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ロールモデルとしたい人|自分の浅ましさを見つめられるようになってきた話

友人と久しぶりに電話をした。

電話を終えると心からの尊敬を伝えたくなる、そんな相手だ。今日もいつもの如くそうだった。それに加えて今日は、これまでとはまた少し異なることを感じた。

「私はあなたをロールモデルにしたい」

その友人のどのようなところに対してそう思うか、書いて考えをまとめようと思う。

① 話を聞くのが上手い

友人の話の聞き方で、すごいと感じるところが2つある。

1つ目は、相手の

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久しぶりに彼女の夢を見た

久しぶりに彼女の夢を見た

当時のように屈託なく笑い合った感覚が、目が覚めてもしばらくそこに残っていた。彼女は私にとって特別な存在だった。

最近観たクィア映画『ユンヒへ』を思い出す。互いに想いを抱きながらも別れを選んだレズビアンのカップルの、別れから20年以上が経過した後を描いた作品である。ジュンはかつての恋人・ユンヒを夢に見るたび彼女に手紙を書く。しかしそれは実際にユンヒの元に届くことはない、はずだった。ジュンの叔母であ

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またBTSに救われてしまった|BTS『Answer : Love Myself』

またBTSに救われてしまった|BTS『Answer : Love Myself』

音楽を聞いて涙が止まらなくなるなんてフィクションじゃない?と思ってた。少なくとも、その主語が私である場合は。

音楽を聞いて涙する人がたくさんいるということは勿論分かっている。でも自分に限っては別だった。そういう感受性の高さを持っている人が羨ましかった。「私はそうじゃない 心が冷え切ってる」馬鹿みたいだけど、そうやさぐれたくなるときさえあった。

そんな私が。日本語訳を見ながらとはいえ、音で理解で

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アイドルの現場に入る資格

アイドルの現場に入る資格

■ Watching:関ジャニ∞「KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT」まさか好きになるとは想像もしていなかったジャニーズに私を引き込んだのは、関ジャニ∞だった。それから聞く音楽のジャンルが広がり、ダンスを見る楽しさを知り、プライベートのことも話せる友人たちに出会った。今の私の生活の半分は、関ジャニ∞を好きになってから形作られたものだ。

いわゆる"男性アイドルオタク"の世界に足を踏み入

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