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初夏の種取り〜野菜の種いろいろ〜


春の個性豊かだった野菜の花たち (→”野菜のお花編“の記事はこちら)
あれからどんな種ができたのでしょうか?

今回は、普段食べてるけど見たことない、野菜たちの種のいろいろを紹介します!


初夏の畑

はい。枯れっかれで、春の色とりどりが全然ないですね!
夏野菜はもうひとつの畑に植えているので、こっちは荒野。
何もないし、草がぼーぼー。

にんじんの種

春には畑のかすみ草的な存在だった、にんじんの花。
はい、カッサカサですね!
でも、種取りには、これくらい乾燥しているくらいでベストでしょう!

この花に、ちっちゃい無数の種があるの、わかりますか?

ひとつぶずつの種で見てみると……
わぁぁぁー!虫みたーい!
新聞紙にのってるの。これ、虫にしか見えない、わぁ!

床や机にこぼしておくと、お母さんびっくりするから、ちゃんとしまっておこう。

そして、ひとつの花にめちゃんこ沢山できる!
種取り用の花、まだまだいっぱい残ってるのだけれど。。
この1本だけで、来年の畑、にんじんだらけになりそう。。。

大根の種

大根からは意外な、豆のサヤみたいなのができて、種はその中に入っている。
まんまる。ころころ。かわいい種。

今回、大根の食べる部分は、大きいのできなかったんだけどね、
種は買った時と同じくらい太った種になっていた。

この種を次回植えたらどうなるのか…実験しよう。


ルッコラの種

ルッコラと大根は、同じアブラナ科の仲間。
よく観察すると、同じように、サヤができて中に種が入っているね。

大根より、ずいぶんちっちゃくて、ゴマ粒みたいな種。


春菊の種

マーガレットやコスモスみたいな、かわいい花を咲かせてた春菊。
それもそのはず、マーガレットやコスモスも同じキク科の仲間なのです。どうりで!

種はこんな感じで、花びらが散った後の真ん中に、ぎゅっっと残ってできます。

ごぼうの種

アザミみたいな華やかで派手な紫の花を咲かせて、意外性No1。
春の畑で一番目立っていたごぼうの花。

種はどんなになったでしょう……?

手にもくっつく、強力なくっつき虫ができてました!
痛い!

目指す種は、もちろんこのトゲトゲの中なのですが……

大きいトゲトゲを開けると、イガの中にも産毛みたいなのが沢山生えていたみたいで……
この弱々な細い毛が、気がつかないうちに刺さっていて、いつまでも指がチクチク痛いのです。

手を洗っても取れないしつこさ。
おそらくこれも、くっつき虫の構造です。(;〜;)

来年のごぼうの種取りは、ピンセット必須とメモしておきましょう。

以上、2023初夏の野菜の種とりでした!
次回は、『冬野菜の種まき』です。

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前回の記事 〜野菜のお花たち〜 はこちら↓


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