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ダイアローグ。ダンス。音。ことば。色。”あわい”の旅。
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ありのままに見る

ありのままに見る

先日、EGAKUというアートによる創造性回復プログラムに
参加してみました。
3時間のワークショップ。長いと思ったけどあっという間だった。
楽しかったです!
ワークショップのフローの内容は
ガイダンス→鑑賞ワークショップ→創作ワーク→鑑賞ワーク→
リフレクション。

パステルで絵を描くなんて本当20年以上ぶりでした。
決まった時間でテーマを描く。
ダンスではない違う表現方法での表現は本当に新鮮その

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悼む、とか偲ぶとか。そしてあわいとか。

悼む、とか偲ぶとか。そしてあわいとか。

母が他界して今年の7月で丸2年が経つ。仏教では三回忌。
去年他界したのか、一昨年なのか一瞬考えないとわからなくなる。

母が他界した時間軸と記憶は過去と現在が入り混じったまま。
コロナのおかげでその辺りの自分の時間軸の感覚は
いつまで経ってもごちゃごちゃになったままである。
ものすごく昔のようでもあり、昨日のことのよう。

母が亡くなったと同時に、家族運営していた会社の譲渡、
新しい経営者への引き

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7月だけど6月のこと

7月だけど6月のこと

6月2日
私、ずっと髪の毛ストレートだと思っていたけど、実はくせ毛に変わってた。
海辺のカフカのチケットを急に思い立って予約。お芝居は久しぶり。久しぶりに一人劇場で息抜き。劇場に久しぶりに立ちたいなあとも思う私もいる。

6月5日
グッドニュース
新しい事が始まると、それに対応するように
身体は動き出す。本来のあるがままの機能を活用して。すごい。

6月6日
海辺のカフカへ。カフカの世界と同

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夏至(6/22)白水社からに発売された最新号「ふらんす」の巻頭エッセイ「フランスと私」にエッセイを書きました。去年訪れたランスの事や子供の時からのフランスとの不思議なご縁をを書いています。特集はなんとクリスチャン・ボルタンスキー 。私としてはとても嬉しい限りです。

A song I remember.

I run the trees with transparent umbrellas and go to see the bottom of

the water.

A song I remember.

樹々の間を透明な透き通る傘で駆け抜けて、水底に会いに行く。

変わらぬ歌。


Dance:Chika Fujii
Music: Plateaus - I remember ©15min r
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ラハティ・ポエトリーマラソン2017帰国報告会

ラハティ・ポエトリーマラソン2017帰国報告会

8月2日、青山スパイラルで「ラハティ・ポエトリーマラソン帰国報告会」

無事に終了しました。

お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

一緒に作品をクリエーションした詩人の永方祐樹さん。

彼女はやっぱり言葉の人であるとわかります。

選ぶ言葉が本当に美しかった。言葉の国の人。

オーガナイザーのせきねちかさん。たった一人で彼女は

フィランド日本大使館、駐日フィンランド大使館を

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SUPPORT YOUR LOCAL & JAPANESE POET / Runomaraton 2017

フィンランドではこんな感じでした。

Part of Lahti Poetry Marathon Festival 2017, Support your local and Japanese poet -event brings together Japanese and Finnish artists. Poets Katriina Ranne (FI) and Yuki Nagae (JPN)
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note

note

今の表現者同士の出会いかたは

こういうSNSからがあたりまえなのかもしれない。

コラボレーションするのもとても簡単にできる。

でも、実際に作品を一緒にクリエーションするのは、

身体を持っている限り、時間がかかる。

エネルギーも同じくらい使う。

孤独もたくさん味わう。

いつものことなのだけど。

本質に触れるまでのしょうがないプロセス。

自分で選んでること。

そういう旅を一

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フィンランド。ここに来てよかった。自信よりも勇気。あとは経験と慣れが支えてくれる。そして愛すべき人たち。週末のパフォーマンスまであと少し。 #フィンランド

"Upon palm of your hands" from A writer.

"Upon palm of your hands" from A writer.

今回のインスタレーションのようなパフォーマンスに

プライベートでも仲良くさせてもらっている

ライターのmihoちゃんも来てくれた。

彼女の書く文章は

読む側に余白をもたせてくれる。

(それはとても大事なことだとわたしは思ってる。)

簡潔で正直。そしてやさしい。

彼女はわたしのパフォーマンスをみて

自分の人生を見た気がしたと書いてくれた。

踊っているわたしは誰がなんと言おうと

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Suspension from A painter.

Suspension from A painter.

ウィーンさんの描く作品はとても好きです。

彼の作品シリーズ”重力からの解放”は

わたしが踊っているときに一番好きな瞬間である”Suspension”

動きと動きの間にある一瞬宙に浮くような感覚。

時間が急に止まるような遅くなるような感覚。

一瞬重力から解き放たれる瞬間と重なります。

至福の瞬間です。

今回、Opus33-Hereで写真家の和田咲子さんに撮っていただいたこの

写真ウィ

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Opus33-Here

「言葉が体の中で音に変わる。
数字がありのままのわたしを話す。
音の余韻を感じる。
ここからここへ。旅をする。」
Choreography Chika Fujii
Danced by Chika Fujii
Text Masanori Misawa(C)15min records, CC BY-SA
Music MISACHIKA - Listen and Wait Area66.4
©15min
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Opus33-Here from A photographer.

Opus33-Here from A photographer.

東京にある自宅の小さな部屋でパフォーマンスをした。

劇場でもない、ギャラリーでもない。

なんの変哲もないわたしの日常の空間。

来てくれたのは写真家の和田咲子ちゃんとライターのmihoちゃん。

(2人とも本当にわたしの突拍子もない実験につきあってくれてありがとう。それからスカイプでビデオチャットを通じて見てくれたLondonにいる親友とSan DiegoにいるMISA、ありがとう。)

二人

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