日常の端々で夫がもういないこと、ただいないのではなくしんでしまったことを感じるのに、彼がしんでしまったなんて未だに信じられない。矛盾してるようだけど。

悪夢と吉夢

夢を見ます。誰もがそうであるように。
時には楽しい夢であったり、時にはヘンテコであったり。
そして、悲しい夢や恐ろしい夢を見ることもあります。
誰もがそうであるように。

いまのわたしの悪夢はもっぱら夫の夢です。
彼のお葬式だったり、
黄泉の国から帰ってきた夫が、また向こう側に戻ることになったり。
悲しい気持ちで目覚めて、藁にも縋る思いで夢占いのサイトをチェックします。

すごく大雑把に言うと、人

5年前と5年後

先日、運転免許証の更新をしました。
新しいものもゴールド免許です。
有効期限は5年間。

新しい免許証の写真を見て以前のものよりもやつれたなぁと感じました。
1月に夫が他界してから大変な日々を送っているからやつれちゃったのかなって思ったのだけれど、
姉に「免許証の写真、5年前よりやつれたよ」ってLINEをしたら
「そりゃ5年もたてば変わるよね」と返事が来たのでした。
そうか。
前の免許証よりもやつ

たぶん息子にフォローされた。やりづれぇ……

半年がたちました

夫が天国に旅立ってから半年がたちました。
今日は月命日です。
気持ちはずいぶん落ち着いて、もう痛みはほとんど感じません。
寂しい気持ちは、なくならない。
手を取り合って歩く老夫婦を見ると羨ましくなっちゃう。
あんな風に一緒におじいさんおばあさんになりたかったな。
この間、フードコートで大きなクリームソーダを2つ乗せたトレイを運ぶ高齢の男性を見かけました。
彼が向かった先にはパートナーらしき女性。

クラフティングドールとわたしのドール服作り

この間のお出かけでお迎えしたドールさんの紹介をします。

メイク済み、ウィッグ付き、お洋服はナシで裸のボディに不織布を巻いただけ、
靴とスタンドは別売り。
型紙つきのお洋服キットの別売りあり。
お洋服は、型紙から自分で作れるし、布もたくさんあるのでキットは買わず。
靴は作れないので購入。ついでにスタンドも購入してきました。

翌日からさっそく型紙作り。
ドール服作りの本によるとドールに包帯などを巻

気分が沈んだときには

この頃は気分が沈んでしんどかった。
答えを知ることのできない「どうして？」が頭の中を渦巻いて、
確かめようのない「もしもあのとき……」を考えてしまう。
苦しくて苦しくて堪らないのに考えずにはいられない。
人生を共にするはずだった人と、たったの22年しかいられなかった。
遠距離恋愛の2年と、年間100日出張してた時期も含めて22年。
短すぎるよ。
わたしの人生はまだ30年か40年くらい残ってるのに。

花用のハサミを買ったことと、最近の夢

ここ2日で、夫が3回も夢に出てきた。
最初は悪夢で、あまりのひどさに夜明け前に目が覚めた。
寝直したらまた夢を見た。
優しいようで、悲しい夢。
その翌日にみた夢もまた寂しい夢だった。
せめて夢で会えたときだけでも、幸せな気持ちになりたいのに。

1週間に1回くらいのペースでお供えの花を替えている。
仏具セットを買うときに、お店の方が「造花でもいいですよ」と言っていたけれど、できるうちは生花をお供え

6月1日/月命日/ロケットペンダント

6月1日。
5回目の月命日。
気持ちはすっかり落ち着いて、家族3人、それなりに仲良く暮らしている。
できれば「穏やかに暮らしている」って言いたいところだけれど、
（というか、Twitterではそう言ってしまったけれど）
子どもたちが起きている時間は穏やかとは程遠い。

あんなに深く傷ついた心もかなり回復し、
到底這い上がれないと思った底なしの悲しみも、いつの間にか日常に溶けていった。
夫のことを思

メシをかきこむ(読書記録/感想文)

先日行われた文学フリマには行けなかったのですが、通販で文学フリマに出された本を買いました。
すごく便利！
そのうちのひとつ、トーキョーブンミャクの新刊が届きました。

届いた日は午前はわたしの用事、昼すぎに子どもの送迎、その後子どもにねだられた期間限定ショップのスイーツを買いに電車で出掛け、夕方に子どものお迎え……と何度も家と出先を行ったり来たりして、慌ただしい1日。
とても疲れました。

子ども

新しい普通の日々

昨日、なんだか急に「あ、普通だ」って思った。
普通って、悲しい寂しいを乗り越えた、
「いつもと変わらない、それなりに幸せな日々」という感じ。

不思議なことに、4月の初めに夢にでてきた夫が言っていた時期と重なるのです。
夢の中で、死者としての夫が「６週間、ゆっくりお別れするからね」と言ったいたのですが、いまが6週目なのです。
嘘みたいだけれど。

これが新しい日常になるのだ。
まだまだ変化の途中で

ドール服作成②

長らく後回しにしていたジェシカのお迎えドレスを作りました。

予定どおり夫の遺品のシャツを利用したベアトップのドレス。
見えないけれどドレスのしたのペチコートにも夫の遺品のシャツを使っています。

ベアトップのドレスは素敵だけれどなんだか寒そうだったのでレース布でボレロを作りました。

自分で言うのもなんだけど、すごくかわいい！
もちろん、モデルがいいからですが。
ドレスは日本ヴォーグ社『ジェニー

娘の誕生日

娘が11歳になりました。
そろそろ難しいお年頃。
と、子どもの部分が共存してて、一層ややこしい。
それも成長です。

アイスクリームが大好きな娘の今年の誕生日ケーキはサーティワンのアイスケーキでした。
店頭でもらえるパンフレットをじっくり検分して決めたケーキが近くのお店にない！
範囲を広げて探したら車で1時間くらいの、ちょっと遠いモール内のお店にありました！
よかった！
すぐにオンライン予約。
ア

2024年5月1日/月命日

毎月毎月、律儀にやってくる月命日。
悲しくなるから4月30日の次の日は5月2日がいいよ。
なんて思いながら迎えた5月1日の月命日。
意外と元気でした。
今回は小さな缶ビールをお供え。
開けずにそのまま置いただけだけれど。

最近は遺品の整理をしています。
スニーカーのコレクションがかなりの量なので、全てを手元で管理するのが難しい。
大切な人たちと形見分けをしたら然るべき業者に頼んで買い取ってもらう

片付け

夫の遺品に大量のスニーカーがあります。
とくにNIKEのスニーカーが好きで、一時期は毎日のように届いていた。
量が多くてわたしでは管理しきれないし、息子は夫よりも足が大きくなって履けそうにないので、大切な人たちと形見分けをしたあとは、然るべき業者に売却する予定でいます。
でも、夫が大切にしていたものを手放してしまうのは寂しい。
なので、いま、1足ずつ箱から出して、写真を撮っているところです。
1/

息子の誕生日

息子が18歳になりました。
いつものケーキ屋さんにバースデーケーキを注文して、
本人希望のドミノピザを頼んで誕生日のお祝いをしました。
もう成人だなんてびっくりです。
わたしと夫を親にしてくれた息子の成人を、夫と一緒に祝いたかったなぁ。
いまさらそんなことを言っても何にもならないけれど、率直な気持ちです。
まだまだ心配は尽きないですが、敬語の使い方なんかはかなりしっかりしていて、親が気がつかない間