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vol.100モラハラ夫編【RPG】我慢発うつ病行き〜回想録のような備忘録〜

※前回作を公開後に何度か加筆修正しました。
宜しければご再読下さい⤵️

【モラハラ夫編】全作収納マガジン⤵️

ノベライズ全25話+スピンオフ1話(フィクション)⤵️


ワグネルのプリコジン氏のビジネスジェットが墜落し、北朝鮮がロケットを発射し、原発汚染水を放出だというのに、こんなに個人的でしかも済んでしまったことを書いていて良いのか?という迷いと不安を抱えつつ……


👓RPG

紙の上だけの繋がりとはいえ、Hのことを「夫」だと思うからこそ、面倒な感情が湧き起こるのです
ベストを追求しても実現の可能性は極めて小さいです
できることを一つずつクリアして行き、私の中から「夫」という存在をなくしていくことにしました
仕事の忙しさや希望のタイミングで休めないことを考えると、一気にことを進めたいところではありますが、万が一にでもHにアドバンテージを渡さないよう慎重に手順を踏むことにしました
ゲームをやったことはありませんが、アイテムを一つずつゲットしては、ステージをクリアして行くRPGの感覚でしょうか


👓アイテム

Hを「夫」と思わなくて済む方法は至って簡単です
離婚届を私が提出すれば良いのです
手元にはHが署名•捺印した離婚届があるのですから
「モラハラ夫からの協議離婚申し出はおかしいのでは?」ということには、この際目を瞑ります
裁判や審判をしたところで、収入が安定せずどこにどれだけの借財を抱えているか判らないHからの慰謝料はアテにできません
勝手に提出しては、罪に問われる場合があります
不受理届で自衛するものですが、残念ながらHにその知恵はないでしょう
そうと決めれば、できることから一つずつアイテムをゲットするだけです


👓由美からの手紙

何よりも同居の長女由美(仮名。私とは接点ゼロ希望)と長男修(仮名。学生時代に私と喋ることをやめた)に、離婚届を提出する旨メモで報せました
Hとの離婚を子どもの頃から望んでいた彼等に異存はない筈です
Hの携帯には
①折電依頼
②鍵の返却依頼
③郵送先住所を知らせてほしい
の3点を繰り返し留守メッセージに入れました
何日か過ぎた頃「これ渡しておいて」と由美からH宛ての手紙を預かりました
封はしておらず、読んでも人に見せても構わないと言います
私とてHに渡す手段はないのですが、「急がない」と由美が言うので一応預かりました

H宛ての由美の手紙
由美が直接貸した50万円は督促せず
使い込んだお金を返せという内容
○○さん•□□さんというのは
Hの母•姉のこと
追伸は、2回の脳内出血•脳血管の造影検査•脳動静脈奇形への
γナイフ照射時の入院のこと
最終的にHは、この手紙をきれいにスルー
恥ずかしくないのかしら…?


👓分籍

Hには毎日電話をしていますが、梨の礫です
由美から「分籍するので離婚届提出を待ってほしい」と言われました
私が戸籍から抜けた後のほんの一瞬であっても、Hの戸籍に自分が属していることに我慢がならないと言うのです
急いで戸籍謄本を取り寄せ分籍の手続きをするので、離婚は分籍完了を確認してからにしてもらいたいとのことでした
滅多に目にすることのない書類上ですら、実子から嫌われてしまうなんてHは気の毒な人ですね


👓メールも不全

Hへの毎日の電話に「由美の分籍の意向」を加えました
Hの承諾は不要ですが、念の為
ある日仕事から私が帰宅すると「改めてメールします」とHから留守電
「改めて」と言われてもHがメアドのメモを置いてからの5ヶ月間で、本人がメールしてきたのはただ1回のみです
蛇足ながら本日までの2年10ヶ月半で、合計2回だけ‼︎です
その後、私からの電話には「離婚届提出予定」の言葉も加えました


👓着々と

10日余りで由美の分籍完了の確認が、本籍地で取れました
次は私が戸籍謄本を申請する番です
私が取り寄せる謄本では、由美は分籍済みになっている筈です
Hへの毎日の電話には「戸籍謄本申請中、離婚届提出予定、折電なければ異存なしと解釈する」と留守メッセージを残し続けました
遂に私の手元に戸籍謄本が届きました
由美はその1週間前に分籍したことになっていました
離婚届には証人2名の署名•捺印が必要です
由美も修もすんなりと応じてくれました
私もですが、由美や修にとっても「やっと…」という気持ちだったのでしょう

次男進(仮名。一人暮らし)には
どう伝えたのか?と遡ってみたら
Hが「もう帰らない、離婚する」
と言った日にLINEしてました
クラッカーってどうなの、私‼︎
「へー」ってどうなの進‼︎


👓手続き

国家資格の本籍地変更に必要な書類も揃いました
仕事も両親のことも立て込んでいますから効率良く一日で済ませてしまおうと、朝から市役所に向けて自転車で出かけました
郵便局や警察も回らなくてはならないので、雨でなくて幸いでした
お天気に祝福されている…と喜びたいところですが、前日に肋骨骨折していました

どうやら「市役所」と私の「骨折」は「相性が良い」ようです⤵️


👓Kさん

たまたま最初に窓口で担当して下さったKさんという男性がとても親切な方でした
離婚届が受理され離婚手続きが完了したことを確認してからでないと、世帯分離等の手続きに進めないところを、「今日一日で済ませたい」「これから他の手続きにも回る」という無理をきいて下さいました
Hの所在が判らないことにも理解を示して下さいました
「今待っている間に、先に○番窓口で番号札を取ってきて」「□□の窓口で『明日以降でないとできない』と言われたら、Kがやると言っていたと僕の名前を出して」と具体的で有難いこと
お陰で大混雑の中、離婚•世帯分離•世帯主変更がスムーズにできました
一日仕事を覚悟で出掛けましたが、運転免許証•国家資格の本籍地変更手続きまで半日でできました
●●市役所で離婚届を出すときには、Kさんを指名することをお勧めします

一人暮らしの進にはLINEで報告
文中の「ここ」は現住所のこと
修•進はHの戸籍に入ったままです
進にも夫のことを「H」って
書いてるのね、私ってば…


vol.101に続く


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