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「ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事」 vs 「どんな仕事にも意味はある」

ゴールデンウィークも後半を迎えたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は、北国へ旅行をしながら、「佐藤優」さんの小説「先生と私」や「十五の夏」に没頭する休みを過ごしています(リンクは文末へ↓)。

長い休みの終わりも見え始めた今日この頃、
休み明けの仕事でパワーアップできそうな、本を無意識に探し始めていました。

以前、会社の先輩に「ブルシットジョブ」を勧められたなあと思い出し、書評や感想を読んでいた。結果、内容や議論が既に紹介されていたので、自分の気づきをシェアしたい。

〇ブルシットジョブとは

ブルシットを日本語に訳すと多数の意味があるようだが、「仕事をしている本人ですら、無意味だと思ってしまうような欺瞞に満ちた仕事」のことと解釈した。

〇穴を掘って埋め続ける仕事

極端な例だと、敷地に穴を掘り、直後に掘った穴を埋める、という仕事があてはまる。
こんなことを1日中やらされていると、例え、対価をもらっても、人はおかしくなるそうだ。

〇我々の仕事にあてはめると?

もっと卑近な例では、朝会で営業所長にに激怒されることを避けるために、組織ぐるみで嘘の予定表報告を作ること、や、人事部門が社長へのアピールのために取り組みを大きく見せて立派な報告資料にまとめる仕事、等もこれにあてはまるのではないだろうか?

全くの無意味な仕事はないと思うが、
意味や効果が薄い仕事ならば沢山ある。

これまで、体力のある大企業では、
こういった仕事が放置されてきたと思うが、自分の精神を守るためにも、
急なリストラに合わないためにも、
自ら進んで、不要な仕事を無くしていく提案を常に続けていくべきだと改めて思った。

「どんな仕事にも意味はある」
「無駄な仕事なんてない」

そんな風に自分で自分を正当化し、
本心では無意味と思うのに、
嫌な仕事を続けてないだろうか?
特に管理する側の仕事であれば尚更、
ブルシットジョブには気をつけねばならない。
自分が部下に指示していることは、穴を掘って埋める仕事ではないだろうか?と。


※最後にGWに知的好奇心や向上心に刺激を受けたい人へおすすめの本


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