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MIND TRAIL|曽爾で芸術鑑賞

今月12日、奈良県曽爾そに村で
芸術鑑賞をしてきました✨
イベントはすでに終了してますが
今後も開催されると思うので
どういうイベントなのかも含めて
書いてみようと思います🙌

MIND TRAIL 奥大和心のなかの美術館
会期:2022/9/17〜11/13
会場:奈良県吉野町、天川村、曽爾村
鑑賞料:無料

特徴的なのは歩いて作品を巡ることが
推奨されてること🌱
各会場ごとにコースが設定されてて
およそ10km、5時間以上かけて歩いて
雄大な自然を作品を通して体感する芸術祭

月初には吉野コースを歩きました🌱
イベントを知るのが遅かったため
1会場しか行けんなと思ったんですが
せっかくならもう1ヶ所行きたいと思い
突撃したのが今回の曽爾村

曽爾を選んだ理由としては
今年春に行ったことがあり
アクセス検討が楽やったから🤗

今回の芸術鑑賞コースは
春のハイキングコースとも
一部被ってたけど季節が違うので
新しい場所を歩いてる感覚でした

ハイキング記事は別で書くとして
今回は鑑賞した中で気になった作品を
一部紹介してみます😆

MIND TRAIL in 曽爾

コースを歩くと全ての作品が
鑑賞できる
ようになってるのが
この芸術祭の特徴です
どう巡ろうかと考える必要ないので
そこらへんは他と比較して楽です👍

曽爾コース

ただし、草原や渓流沿いなど
自然の多い場所に設置されてるため
印がある場所に来ても作品が
なかなか見当たらない
ことも多々💦

難点かもしれんけど個人的には
宝探しみたいと楽しみました🤗

そして上記地図の他に
YAMAPが提供した地図もあり
GPSで居場所確認しながら歩ける
というのも嬉しいところでした♪

04|クシティ・ガルバ

作者:三瓶 祐治
場所:点在
植林され無数に並び立つ樹木の様が、千仏思想に通じる何かを感じた
ある意味人の手で造形された樹影が仏像的な佇まいに見えたのかもしれない
その樹々の間に間伐され朽ちていく切り株

そんなトレイル中に点在する切り株を、サンスクリット語の क्षितिघर्भ / クシティ・ガルバ / 大地の母胎を語源とする地蔵菩薩に見立て、トレイルを楽しむ人を見守り導く道しるべとして配置していく。

MIND TRAIL HPより一部抜粋

コースを歩いてるとひょっこり
現れるので印象深い作品になりました
様々な景色の中に溶け込みながらも
見守ってくれてたんですね✨

05|Mirrors for Weeds

作者:長岡 綾子
場所:門僕かどふさ神社・済浄坊さいじょうぼう渓谷
曽爾村に生えている小さい雑草を映すように石の形の鏡を置くことで、足元の草花の美しい形に気づくきっかけとなるような作品です。雑草と呼ばれるような草花は、強くてどこでも生えると思われがちですが、その時期、その環境の条件にちょうど適したものだけが生えており、どの草花も曽爾村の自然を反映していると考えます。

MIND TRAIL HPより一部抜粋
門僕神社裏
済浄坊渓谷沿い

地図だけを見て歩くと
どんな作品かという説明はなく
まずは案内板そして作品を探すけど
これは予想外だった作品です

地面に置いて(落ちて)る石に
周囲を映す鏡が張り付いてるので
見つけるの苦労しました😆
そんな経緯も含めて印象的な作品

06|窓

背後は鎧岳

作者:前田 エマ
場所:健民運動場下の草原
曽爾村の景色や生活を、窓や鏡などを通して再発見する作品。制作に使われている素材のほとんどは、曽爾の住民の皆様が暮らしの中で使われていたもの。食器類は、冠婚葬祭の際に使用されていた。そこにあるもの、そして無くなっていくものを問う。

MIND TRAIL HPより一部抜粋
鎧岳を映す鏡台
背後は曽爾高原

草原の中に突然現れる建具と
周囲や背後の風景との違和感が
芸術やな〜と感じた作品🌱

あと建具の作品を見て思い出したのは
瀬戸内の豊島にあった潮田千春作品
すでに解体されて見ることはできんけど
作品名通り遠い記憶として残ってる🤗

07|外に囲まれている絵

曽爾高原を望む田畑

作者:尾柳 佳枝
場所:点在
曽爾村の景色の中に絵を置いたり掛けたりしてみます。成長したり変化していく植物・風・天気に囲まれて歩きながら、景色と一緒に絵を見てみたり、切り取り方を楽しんだり、雨の日の見え方も楽しみです。絵の支持体は使われなくなったり不要になったものを再利用したいと考えています。

MIND TRAIL HPより一部抜粋
屏風岩公苑
済浄坊渓谷

タイトルが分かりやすいのと
設置された場所がどこも
綺麗な景色だったのが印象的
描かれているものは
作者の説明にもあるように
缶蓋など再利用したものでした

09|コマノエ

作者:小松原 智史
場所:済浄坊渓谷
自然の中にあるかたちや、あったかもしれないかたちを借りて、ドローイング作品をつくります。

MIND TRAIL HPより一部抜粋

渓谷沿いの道にいくつか点在する
抜け殻のような作品でした
特に圧巻だったのは樹木をかたどった
高くそびえる作品
思いつきそうなコンセプトやけど
あまり見ないタイプだったので
印象に残りました🤗

13|TOKI DOKI

作者:北浦 和也
場所:屏風岩公苑
縄文時代から現存する曽爾の象徴「屏風岩」。樹々は屏風岩を見上げるようにまっすぐに伸びている。“今”は熊のぬいぐるみ、“昔”は縄文土器。2つのモチーフは時を超えて、ずっとそこに存在するかのように。土器から天を目指す樹々は未来。積み重ねてきた昔(土器)を守るように今(ぬいぐるみ)が支え、共存している。

MIND TRAIL HPより一部抜粋
作品の背後が絶景すぎる

現地では作品なのか遊具なのか
疑問に思った作品でした
そして後から説明読んでみたけど
あまり理解ができなかった😆

でもまぁ全て理解は難しいのは
承知の上で鑑賞してるので
大きな熊の彫刻が寝そべってて
面白い作品やったとだけ覚えとこ♪

まとめ

以上、紹介した6作品を
地図上で色付けしてみました

曽爾では全14作品やったけど
同じ作品でも点在して設置され
周囲の風景が異なることで
違った雰囲気になってたりして
もっと多くあった印象でした

コースの距離は10.3km
所要時間は5時間やったけど
帰りのバス時間が気になったのか
予定より早く歩き終えました😆
それ自体は良いんやけど
バス待ちが寒すぎて辛かった・・

今回アート作品に絞って紹介したので
次回は曽爾の秋風景を紹介する
ハイキング記事を書きました🌱

※イベントは11/13に終了しています🙇‍♂️


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