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東海自然歩道_15|室生から峠を越えて曽爾へ

今回は10月14日に歩いた
東海自然歩道の15回目について🌱
前回は1ヶ月以上前やったので
秋の深まりも実感できる道のりでした

前回は長谷寺(初瀬)から山麓沿いに
室生むろうダム(旧室生村)まで歩きました

■これまでの軌跡

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

※詳細地図は目次最後の今回のルートで🗺

東海自然歩道を歩く《15》

この日(10/19)の天気は曇りのち雨
歩き旅は基本ソロハイクなので
天気悪ければ直前でも予定変更可能
なので普通なら今日はやめとこ✋
…なんですが、今回は決行しました

理由はいくつかあるんですが
一つは目的地近くの宿を予約済みで
キャンセル可能日過ぎてたので
行かない選択肢は端からなく🤗

あとは直前の天気確認で
電車とバスか、歩いて行くかを
決めるつもりで準備してました

結果、雨は15時頃から降る予報で
出発時間を早めれば間に合いそう♪
てことで、歩くことになりました🙌


モーニング☕️|珈琲館 茶珈

ちょっとでも早い時間に出発するため
モーニングを省こうかと思ったけど
乗換駅の近くに早朝営業の喫茶があり
いつも通り行ってみました

ランプが光ってる✨

5:00|起床
5:30|最寄駅出発
6:00|喫茶店に到着🙌
電車乗って来てるけど眠かった😪

レトロな外観

これぞ喫茶店といえる店内
昔ながらの雰囲気でした

モーニングセット|450円

モーニングはシンプルなセット
けど本来朝はこれくらいで十分😋

珈琲館 茶珈
場所|大阪府大阪市中央区瓦屋町3-1
営業時間|5:00〜17:00
定休日|なし


モーニング後は近鉄上本町駅へ
7:06発の五十鈴川行きに乗車🚃
今回の歩き旅出発地点となる
室生口大野駅まではおよそ1時間

乗換え的には次の鶴橋が便利やけど
長時間乗車するため確実に座れる
始発駅の上本町から乗車しました😆

大阪市内より少し肌寒い山間部に到着
ここからさらに山深い場所へ…🤗

室生口大野駅近くにある大野寺
駅名の室生は室生寺やろうけど
大野って大野寺のことやったんか💦

由緒あるお寺みたいやけど
今回は先を急ぐのでまた今度

駅から1.2kmは自然歩道ではなく
前回歩き終えた時にも通った道
けど疲れ具合が違うからか
前回よりも短く感じられました

自然歩道と合流🙌

室生寺旧参道で峠越え

ようやく自然歩道歩きを開始♪
駅からここまでは準備運動
ここからが本番という気持ち😆

しばし舗装路を歩いたあと
大きな看板に誘われて山道へ…

現在の主要アクセスは舗装路で
以前バスで行った時に通った🚌

自然歩道となっている山道は
室生寺旧参道だったそうです

最初は林道のような道

川沿い緩く上る少し退屈な道
いつ藪漕ぎみたいな時間かかる
道に遭遇するかわからんので
今のうちにサクサク歩き時間稼ぎ♪

ほら来た😆

ここまで快適やったから
荒れてるように見えるけど
この日の中では序の口な道🤔

ちょっとした名もなき滝

ゴロゴロした石や枝が多くて
足元は悪いが藪漕ぎよりマシ🤣
所々石畳の名残も見えました

進む先が明るくなってきた

標識は見つからんかったけど
登り道が終わったので越えたはず
地図上では門森峠となってました
麓から約300m登り標高530m付近

これだけ登ると1ヶ月前なら
汗だくやったかもしれんけど
この日はしっとり程度で肌寒く
そして何より虫が居ないのが快適すぎる✨
低山ハイキングシーズン到来😆

登りに比べて下り道は急坂で
こちらから登るんは辛いかも…

鬱蒼とした林を抜けると
整備された公園のような場所へ
フェンスで仕切られてるので
何かの施設やろうと思い通り過ぎ…
あとで判明しました

面白そうなやつ🌱

こんな山奥にこんな施設が…
普通は麓から行くんやろうけど
山を抜けて遭遇したから
不思議な感じしただけか…今度行こ♪

集落を抜け室生寺、龍穴神社

芸術の森は山上と付くだけあり
高い場所にあり麓まではまだ下る

秋色な景色

旧参道とういうことで集落に入っても
雰囲気の良い景色、街並みが続く

秋桜

平坦な場所が少ない山間部集落
お寺のような建物が見えてきたので
ようやく麓が近くなってきた

室生寺参道

以前バスで来た時に歩いた
室生寺むろうじ参道前に降り立ちました🙌

室生寺の創建は770〜781年頃。平安時代を通じて興福寺(奈良市内にある法相宗の寺院)別院としての性格が強く、俗世を離れた山林修行の場で、真言宗寺院となるのは江戸時代のこと。真言宗の拠点である高野山がかつて女人禁制であったことから、女性の参詣が許されていた室生寺には女人高野の別名がある。

太鼓橋から望む室生川(下流)
少し色付いた木々

室生寺は紅葉の名所なので
見頃になったら混雑しそうですが
この日はまだ人少なめでした🤗

ここを目的に訪れても満足する
広大な敷地と見所の多いお寺ですが
今回は歩きメインなので門前まで…

以前紅葉時期に訪問したので
機会あれば思い出投稿します🍁

室生寺周辺は建物が多かったけど
そこを過ぎると何もなくなる🌱

龍穴りゅうけつ神社

何もない道を1kmほど歩くと
室生寺より古い歴史がある古社
水の神、龍神を祀る龍穴神社が現れる

神社からさらに奥に分岐があり
この先に竜神が住む穴があるらしいが
自然歩道からはそれるのでパス

室生寺、龍穴神社を過ぎると
標識に新たな地名が出てきた
これから向かうのは済浄坊さいじょうぼう渓谷

再び集落が見えてくる
11:00|集落内で分岐、左へ

ここから曽爾村境の峠道なので
念の為天気予報確認しよ思ったら
電波がほぼ無くて確認できず…

朝確認の予報では雨まで4時間
けど山間部の天気はわからないので
極力急いで先を目指すことに🙌

ただ事前情報としてこの先の道が
荒れてるとのことだったので
雨降る前に山を抜けるのを目標に✊

大自然探検道

分岐から曽爾村境の峠までは
自然ではなく大自然…
歩道ではなく探検道…
そう名付けたくなる場所が多々

事前に荒れてると知ってたので
ある程度覚悟はできてたたし
ちょっと楽しい場所もあったけど
必要がないならもう通りたくない😖

歩き始めの癒しスポット
川の水が綺麗

最初は舗装路、その後砂利道
この辺りはまだまだ歩きやすい

左へ、勾配がきつくなる
自然歩道は直進

舗装された道からいよいよ山道へ
先が見えにくく一気に不安にある

枝が降り積もった細い道
歩きにくいけどまだ歩ける

200m先に滝があるらしい
道をそれるので悩んだけど
二度と来る機会ないので寄り道

南松の滝

なだらかに続く岩を流れる滝
想像と違ったけど綺麗でした

滝から戻り少し登ると
明らかに崩れてきた岩が山盛り
道は完全に埋まっているようで
岩を乗越えつつ道の続きを探す😓

岩を突破したと思ったら倒木
生い茂った部分が道を塞いでるので
上にも下にも通り道が見つからず
四つん這いで倒木下を潜る😖

再びの倒木やけどここは岩登って
向こう側へ抜けれました♪
前の道が凄すぎて楽勝やんと感じる
慣れって恐ろしいな🤣

巨石の横を抜け
荒れてるけど道は外れず🙌

最終的に頼りになるのは
現地の印とGPSと地形になり
谷の道らしい場所をひたすら登る

道無さそうやけど道です

集落の分岐から約2時間で
進行方向に明かりが見えてくる

13:00|クマタワ峠

この峠でこの日の目的地である
曽爾そに村に入ることができました🙌
(最終地点はまだ先やけど💦)

原点の場所から済浄坊渓谷へ

曽爾村に入ったあとの道は
さっきまでの悪路が嘘のように
快適すぎる道になりました♪

道中で栗が落ちてたので
割ってみたら実が入ってた🌰
動物の餌になるやろうから
撮るだけにしときました🤗

自然歩道は直進やけど
左側の道は屏風岩へ通じる道で
以前歩いた道でした

舗装路から済浄坊渓谷への分岐点
実はこの場所が自然歩道を歩く
きっかけの場所かもと思ってます😆

ここを初めて訪れたのは2022年4月
友人に誘われ屏風岩を歩いた帰り道

その時のnote記事

以前大阪で歩いた記憶があって
曽爾や室生を通ることを知り
どう繋がるんやろと興味を抱き
歩いてみたい欲が上昇した記憶

そう書いたおよそ10ヶ月後の
2023年2月から歩き始め今に至る
いつ歩き終われるか分からんけど
原点まで来れたのは嬉しかった😁

済浄坊渓谷は初訪問の後も
芸術祭時も歩き今回で3回目🙌
渓流沿いにいくつも滝が連なる
変化に富んだ楽しい道のり

綺麗な景色に目をとられるが
湿った岩に苔、落ち葉も加わり
かなり滑りやすく危険な道💦

1枚だけ…🍁
済浄坊の滝(二ノ滝)
済浄坊の滝

渓谷のメインとなるのが
済浄坊の滝で上流がニノ滝らしい
夏場なら涼しいんやろうけど
この時期は少し肌寒い🍃

渓谷を抜けると視界がひらけ
特徴的な曽爾の山々が見えてくる

鎧岳を見ながら…

中でも今回のルート上で
目立ってたのが鎧岳

山間から集落に抜けるが
再び上り坂を登っていく💦

行程の終盤ということもあり
しんどいなと思ってたところに
かっこいい山容の鎧岳が現れ
なんか知らんけどテンション上がる

そそり立つ絶壁が目をひくけど
裏側に登山道があり登れるらしい
次来るときは登ってみよう♪
(言ってれば叶いそうなので😆)

曽爾といえば曽爾高原のススキですが
そこ以外もススキが多いようで…
自然歩道沿いの斜面も一面のススキ

曽爾高原は谷を挟んで向かい側
標高800m以上ある場所なので
この日は雲がかかり始めてました

振り返り鎧岳
吊橋が自然歩道
葛橋

曽爾高原を正面に吊橋を渡る
自然歩道はこの先曽爾高原へと
登りになるためこの日はここで終了

金木犀と鎧岳

出発前、道中気にしてた雨ですが
予報通り15時頃からポツポツ降り出すも
傘出すほど本降りにならず逃れました🙌

今回のルート

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

■東海自然歩道の軌跡(15回目まで)
・全長1697.2km|329.0km完歩|19.38%

ルート詳細(YAMAP軌跡)|●▲:立寄地
高低差(YAMAP)|赤字:立寄地

今回は近鉄室生口大野から
室生寺参道経由で曽爾村まで
峠を2つ越える道のりでした💦
葛橋で自然歩道かわ別れたあと
この日の宿まで歩いて行程終了🙌

・時間:約8時間15分、・距離:23.6km
・登り:1223m、・下り:1009m
室生口大野駅門森峠→芸術の森→室生寺→龍穴神社→南松の滝クマタワ峠済浄坊渓谷葛橋木治屋(宿)|太字:立寄地

🏨歩き終えた後の宿はこちら

関連記事

曽爾は過去に何度も訪れた場所で
noteでもいくつか記事あるので
紹介も兼ねて添付しておきます🌱


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